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公開番号2025135632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033460
出願日2024-03-06
発明の名称表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G02F 1/13357 20060101AFI20250911BHJP(光学)
要約【課題】表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、表示装置は、第1基板と、第2基板と、液晶層と、第1方向に並んだ複数の発光素子と、前記複数の発光素子と対向する側面を備えた第3透明基板と、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、を備え、前記第3透明基板は、平面視において、前記発光素子と対向する側に位置し前記第1方向に沿う直線部と、前記直線部と第2方向に対向する曲線部と、を有し、前記透明層は、前記第1方向に並んで配置され、前記第2方向に延出する複数の帯部を備え、前記複数の帯部の各々は、前記発光素子と対向する側の第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部と、を備え、前記第1端部の幅は、前記第2端部の幅よりも大きく、前記複数の帯部の各々は、前記直線部から前記第2方向に沿った等距離の位置で前記第1方向に沿って同一の幅を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1透明基板と、前記第1透明基板上において複数の画素の各々に配置された画素電極と、を備えた第1基板と、
第2透明基板を備えた第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、
第1方向に並んだ複数の発光素子と、
前記複数の発光素子と対向する側面を備えた第3透明基板と、
前記第2基板と前記第3透明基板との間に配置され、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、
を備え、
前記第3透明基板は、平面視において、前記発光素子と対向する側に位置し前記第1方向に沿う直線部と、前記直線部と前記第1方向と直交する第2方向に対向する曲線部と、を有し、
前記透明層は、前記第1方向に並んで配置され前記第2方向に延出する複数の帯部を備え、
前記複数の帯部の各々は、前記発光素子と対向する側の第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部と、を備え、
前記第1端部の幅は、前記第2端部の幅よりも大きく、
前記複数の帯部の各々は、前記直線部から前記第2方向に沿った等距離の位置で前記第1方向に沿って同一の幅を有する、
表示装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第1透明基板及び前記第2透明基板の各々は、平面視において、前記第3透明基板の曲線部に重畳する曲線部を有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2透明基板は、平面視において、前記第3透明基板の前記直線部に重畳する直線部を有し、
前記第1透明基板は、平面視において、前記第2透明基板の前記直線部から前記第2方向に延出した延出部を有し、
前記発光素子は、平面視において、前記延出部に重畳している、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
さらに、前記第1基板、前記第2基板、及び前記第3透明基板の各々の前記曲線部に沿った側面に配置される反射部材を備える、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記複数の帯部の各々の前記第1端部は、前記第1方向に沿う同一直線上に配置されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記直線部の中心から前記曲線部までの前記第2方向に沿った長さは、前記直線部の端部から前記中心までの長さと同等である、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記曲線部は、円弧状に形成されている、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記直線部の中心から前記曲線部までの前記第2方向に沿った長さは、前記直線部の端部から前記中心までの長さとは異なる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第3透明基板は、前記直線部と前記第2方向に対向する切り欠きを有する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1基板は、走査線と、前記走査線と交差する信号線と、前記走査線及び前記信号線と電気的に接続されたスイッチング素子と、をさらに備え、
前記複数の帯部の各々は、前記信号線に重畳している、
請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
入射光を散乱する散乱状態と、入射光を透過する透明状態とを切り替え可能な高分子分散型液晶を用いた表示装置が種々提案されている。高分子分散型液晶を用いた表示装置においては、表示パネルの端部に発光モジュールを配置するエッジライト方式が用いられることがある。このような表示装置は透過率が高いため、様々な分野での用途が期待されている。一方で、このような表示装置においては、発光モジュールから離れるにしたがって輝度が低下する現象の改善が要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-180535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の目的は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、表示装置は、第1透明基板と、前記第1透明基板上において複数の画素の各々に配置された画素電極と、を備えた第1基板と、第2透明基板を備えた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、第1方向に並んだ複数の発光素子と、前記複数の発光素子と対向する側面を備えた第3透明基板と、前記第2基板と前記第3透明基板との間に配置され、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、を備え、前記第3透明基板は、平面視において、前記発光素子と対向する側に位置し前記第1方向に沿う直線部と、前記直前部と前記第1方向と直交する第2方向に対向する曲線部と、を有し、前記透明層は、前記第1方向に並んで配置され、前記第2方向に延出する複数の帯部を備え、前記複数の帯部の各々は、前記発光素子と対向する側の第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部と、を備え、前記第1端部の幅は、前記第2端部の幅よりも大きく、前記複数の帯部の各々は、前記直線部から前記第2方向に沿った等距離の位置で前記第1方向に沿って同一の幅を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す平面図である。
図2は、図1に示した表示装置DSPの主要部を示す分解斜視図である。
図3は、図1に示した表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。
図4は、図2に示した導光素子LGの一構成例を示す平面図である。
図5は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。
図6は、比較例の導光素子LG’を示す平面図である。
図7は、図2に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。
図8は、図2に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。
図9は、図2に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。
図10は、図2に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0008】
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す平面図である。一例では、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、表示装置DSPを構成する基板の主面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置DSPの厚さ方向に相当する。本明細書において、第1基板SUB1から第2基板SUB2に向かう方向を「上側」(あるいは、単に上)と称し、第2基板SUB2から第1基板SUB1に向かう方向を「下側」(あるいは、単に下)と称する。「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよいし、第1部材から離間していてもよい。また、第3方向Zを示す矢印の先端側に表示装置DSPを観察する観察位置があるものとし、この観察位置から、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX-Y平面に向かって見ることを平面視という。
【0009】
本実施形態においては、表示装置DSPの一例として、高分子分散型液晶を適用した液晶表示装置について説明する。表示装置DSPは、表示パネルPNLと、ICチップ1と、配線基板2と、を備えている。
【0010】
表示パネルPNLは、第1基板SUB1と、第2基板SUB2と、液晶層LCと、シールSEと、を備えている。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、X-Y平面と平行な平板状に形成されている。第1基板SUB1は、第1方向Xに沿って延出した直線部S1と、直線部S1と第2方向Yに対向する曲線部C1と、を有している。第2基板SUB2は、第1方向Xに沿って延出した直線部S2と、直線部S2と第2方向Yに対向する曲線部C2と、を有している。曲線部C2は、平面視で、曲線部C1に重畳している。直線部S2は、直線部S1に重畳していない。第1基板SUB1は、平面視で、直線部S2から第2方向Yに延出した延出部Exを有している。
(【0011】以降は省略されています)

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