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公開番号2025135249
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033000
出願日2024-03-05
発明の名称電力伝送システム、送電機および受電機
出願人ミツミ電機株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H02J 50/20 20160101AFI20250910BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】構成を簡素化しながら、1台の送電機から複数台の受電機に対して電力を伝送することができる電力伝送システム、送電機および受電機を提供する。
【解決手段】電力伝送システムは、マイクロ波を用いて電力を出力する送電機と、送電機と非接触の状態で送電機から受電する複数台の受電機と、を備え、受電機は、起立状態で配置される柱状の受電機本体部と、受電機本体部の長手方向に沿って配置される受電アンテナと、を有し、送電機は、起立状態の受電機本体部における受電アンテナの配置方向に沿う方向に延びて形成される送電アンテナを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
マイクロ波を用いて電力を出力する送電機と、
前記送電機と非接触の状態で前記送電機から受電する複数台の受電機と、
を備え、
前記受電機は、
起立状態で配置される柱状の受電機本体部と、
前記受電機本体部の長手方向に沿って配置される受電アンテナと、
を有し、
前記送電機は、
起立状態の前記受電機本体部における前記受電アンテナの配置方向に沿う方向に延びて形成される送電アンテナを有する、
電力伝送システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記送電機は、
起立状態の前記受電機本体部が延びる方向に沿う方向に延びる柱状の送電機本体部をさらに有し、
前記送電アンテナは、
前記送電機本体部の長手方向に沿って配置される、
請求項1に記載の電力伝送システム。
【請求項3】
前記送電アンテナは、
モノポールアンテナまたはダイポールアンテナである、
請求項1に記載の電力伝送システム。
【請求項4】
前記受電アンテナは、
ダイポールアンテナである、
請求項1に記載の電力伝送システム。
【請求項5】
前記送電アンテナは、
ヘリカルアンテナまたはパッチアンテナであり、
前記受電アンテナは、
ヘリカルアンテナである、
請求項1に記載の電力伝送システム。
【請求項6】
前記送電機は、
前記電力を前記受電機に対して送電するとともに、前記受電機との間で情報のやりとりを行うリーダライタ部をさらに有し、
前記受電機は、
前記受電機本体部の長手方向に沿って配置され、前記送電機からのマイクロ波を受信する通信アンテナと、
前記リーダライタ部と無線通信を行うタグ部と、
をさらに有する、
請求項1に記載の電力伝送システム。
【請求項7】
前記送電機は、
前記受電機から受信した前記情報に基づき、前記受電機に対する送電を制御する送電制御部をさらに有する、
請求項6に記載の電力伝送システム。
【請求項8】
マイクロ波を用いて非接触の状態で柱状の複数の受電機に対して電力を出力する送電機であって、
前記受電機が起立状態で配置された場合の、前記受電機が延びる方向に沿う方向に延びて形成される送電アンテナを有する、
送電機。
【請求項9】
マイクロ波を用いて電力を出力する送電機から、非接触の状態で受電する受電機であって、
起立状態で配置される柱状の受電機本体部と、
前記受電機本体部の長手方向に沿って配置される受電アンテナと、
を有する、
受電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力伝送システム、送電機および受電機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非接触によりデバイスを充電するための電力伝送システムが実用化されている。このような電力伝送システムでは、電磁誘導方式を用いた非接触充電が行われることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
電磁誘導方式の非接触充電では、充電対象となる受電機に対して電力を送電する送電機が、電源ケーブルを介して商用電源等に接続される。そして、充電される側の受電機を送電機に近づけることにより、受電機の充電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-320964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、電磁誘導方式による非接触での電力伝送では、充電可能な距離が非常に近距離となることから、送電機と受電機とを1対1の関係となるようにする必要がある。そのため、複数台の受電機を並べて充電しようとすると送電機も複数台必要となり、それに伴って、送電機に接続された電源ケーブルが邪魔になってしまう。すなわち、電磁誘導方式では、1台の送電機で複数台の受電機を充電することが困難であるという問題点があった。
【0006】
本開示の目的は、構成を簡素化しながら、1台の送電機から複数台の受電機に対して電力を伝送することができる電力伝送システム、送電機および受電機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る電力伝送システムは、
マイクロ波を用いて電力を出力する送電機と、
前記送電機と非接触の状態で前記送電機から受電する複数台の受電機と、
を備え、
前記受電機は、
起立状態で配置される柱状の受電機本体部と、
前記受電機本体部の長手方向に沿って配置される受電アンテナと、
を有し、
前記送電機は、
起立状態の前記受電機本体部における前記受電アンテナの配置方向に沿う方向に延びて形成される送電アンテナを有する。
【0008】
本開示に係る送電機は、
マイクロ波を用いて非接触の状態で柱状の複数の受電機に対して電力を出力する送電機であって、
前記受電機が起立状態で配置された場合の、前記受電機が延びる方向に沿う方向に延びて形成される送電アンテナを有する。
【0009】
本開示に係る受電機は、
マイクロ波を用いて電力を出力する送電機から、非接触の状態で受電する受電機であって、
起立状態で配置される柱状の受電機本体部と、
前記受電機本体部の長手方向に沿って配置される受電アンテナと、
を有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、構成を簡素化しながら、1台の送電機から複数台の受電機に対して電力を伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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