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公開番号2025133129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024030873
出願日2024-03-01
発明の名称情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G06F 3/0485 20220101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約【課題】表示画面をスクロール可能な領域とスクロール不可の領域に分割して情報を表示させる場合において、表示される情報の一覧性の低下を抑制する。
【解決手段】情報処理装置(1)の制御部(100)が、指定された情報を表示部(130)に表示させる表示画面(10)に、情報のうちの第1の部分をスクロール可能な状態で表示させる第1の表示領域(1001)と、情報のうちの第1の部分とは異なる第2の部分をスクロールされない状態で表示させる第2の表示領域(1010)とを設定するときに、第1の表示領域の表示をスクロールさせるユーザ操作に応じて、第1の表示領域の表示可能な情報の量と、第2の表示領域の表示可能な情報の量とを変化させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
指定された情報を表示部に表示させる表示画面に、前記情報のうちの第1の部分をスクロール可能な状態で表示させる第1の表示領域と、前記情報のうちの前記第1の部分とは異なる第2の部分をスクロールされない状態で表示させる第2の表示領域とを設定するときに、
前記第1の表示領域の表示をスクロールさせるユーザ操作に応じて、前記第1の表示領域の表示可能な情報の量と、前記第2の表示領域の表示可能な情報の量とを変化させる
制御部を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記情報の前記第2の部分は、前記情報の前記第1の部分よりも前記情報の先頭側の部分であり、
前記制御部は、前記第1の表示領域の表示を前記情報の先頭側から後尾側へスクロールさせるユーザ操作に応じて、前記第1の部分の先頭側に表示されていた情報を前記第2の部分に移動させて表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記情報の先頭側を前記第1の表示領域の上側に表示し、前記情報の後尾側を前記第1の表示領域の下側に表示させた状態で、前記第1の表示領域の表示を前記情報の先頭側から後尾側へスクロールさせる場合には、前記第2の表示領域を前記第1の表示領域よりも上側の領域として設定する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記情報の先頭から前記第1の部分までのスクロール量が多くなるほど、前記第1の表示領域の前記表示可能な情報の量を少なくし、前記第2の表示領域の前記表示可能な情報の量を多くする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、ユーザ操作に応じて前記第2の表示領域の前記表示可能な情報の量を増加させるときに、増加させた後の前記表示可能な情報の量が閾値を超える場合には、前記第2の表示領域に表示させる前記第2の部分の情報の量が前記閾値以下になるように、前記第2の表示領域に表示させる前記第2の部分の情報の表示形態を変更する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報は複数行のテキストからなるテキストデータであり、
前記制御部は、前記テキストデータのうちの所定の範囲内の複数行のテキストを、その行数よりも少ない行数に折り畳んだテキストを前記第2の部分として前記第2の表示領域に表示させる、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記テキストデータの前記複数行のテキストは、複数のブロックに分類されており、
前記制御部は、ブロック毎にブロック内の複数行のテキストを折り畳んで前記第2の部分として前記第2の表示領域内に表示させる、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1の表示領域の表示をスクロールさせるユーザ操作に応じて、前記第2の表示領域に表示させる前記第2の部分の数を変更する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
ユーザ操作に応じて前記第2の表示領域の前記表示可能な情報の量を増加させるときに、増加させた後の前記表示可能な情報の量が閾値を超える場合には、前記第2の表示領域への表示の対象となる全てのブロックの表示を優先するか否かを判定し、
前記全てのブロックの表示を優先すると判定した場合には、前記第2の表示領域への表示の対象となる全てのブロックのテキストが表示されるように、折り畳み時のテキストの表示範囲を少なくする第1の制御を行い、
前記全てのブロックの表示を優先しないと判定した場合には、前記第2の表示領域への表示の対象となる全てのブロックのうちの優先順位が低いブロックの前記第2の部分を前記第2の表示領域内への表示対象から除外する第2の制御を行う、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記優先順位は、前記第1の表示領域に表示されているテキストのブロックに近いブロックほど高い、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、表示制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電子辞書では、検索した見出し語に関する詳細情報の全てを表示部に一度に表示することができない場合に、スクロール操作によって詳細情報のうちの表示部に表示させる部分を変更することができる。この種の電子辞書には、表示部の表示画面を上下に分割し、上側の分割画面及び下側の分割画面のいずれか一方の表示を固定した状態で他方の表示をスクロールさせることができるものがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-186753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電子辞書では、スクロール操作とは別の所定のユーザ操作により表示画面を上下に分割するときに、スクロール可能な領域内とスクロール不可の領域内のそれぞれに表示される情報の行数が固定されている。このため、スクロール可能な領域内に表示される情報の量が制限され、情報の一覧性が低下する。
【0005】
本発明は、表示画面をスクロール可能な領域とスクロール不可の領域に分割して情報を表示させる場合において、表示される情報の一覧性の低下を抑制することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、指定された情報を表示部に表示させる表示画面に、前記情報のうちの第1の部分をスクロール可能な状態で表示させる第1の表示領域と、前記情報のうちの前記第1の部分とは異なる第2の部分をスクロールされない状態で表示させる第2の表示領域とを設定するときに、前記第1の表示領域の表示をスクロールさせるユーザ操作に応じて、前記第1の表示領域の表示可能な情報の量と、前記第2の表示領域の表示可能な情報の量とを変化させる制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、表示画面をスクロール可能な領域とスクロール不可の領域に分割して情報を表示させる場合において、表示される情報の一覧性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施の形態に係る電子辞書の外観構成例を説明する図である。
電子辞書の機能構成例を説明するブロック図である。
図3A及び図3Bは、辞書データの階層構造の例を説明する図である。
図4A及び図4Bは、優先度情報の例を説明する図である。
図5A及び図5Bは、表示画面内の固定表示領域の閾値を説明する図である。
電子辞書が行う処理の例を説明するフローチャートである。
図6の固定表示設定処理の具体例を説明するフローチャートである。
表示画面内のスクロール可能な領域の変化の例を説明する図である。
図9A~図9Cは、スクロール操作に応じた表示の更新の例を説明する図である。
図10A及び図10Bは、固定表示された情報の表示の切り替えの例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に例示した電子辞書1は、キーボード2を備えた第1の筐体部分3と、タッチパネルディスプレイ4を備えた第2の筐体部分5とを備える。第1の筐体部分3と第2の筐体部分5とは、例えば、ヒンジ機構等により、第1の筐体部分3におけるキーボード2のキーが配置された面に対する、第2の筐体部分5におけるタッチパネルディスプレイ4の表示面の角度を変更可能なように結合されている。電子辞書1の外観構成は、周知の構成であってよいので、本明細書では電子辞書1の外観構成についての具体的な説明を省略する。なお、電子辞書1の外観構成は、図1に例示したような外観構成に限定されない。
【0010】
電子辞書1は、本発明に係る情報処理装置の例示である。電子辞書1は、辞書のコンテンツを含む、複数種類のコンテンツを提供することに特化された電子機器であり得る。電子辞書1は、機能構成の観点では、図2に例示したように、制御部100、記憶部110、第1の入力部121、第2の入力部122、表示部130、収音部140、放音部150を含む。電子辞書1は、図2に例示していない機能、例えば、外部装置と通信するための通信部等を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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