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公開番号
2025132826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030643
出願日
2024-02-29
発明の名称
画像診断装置、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250903BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本発明は、例えば、画像診断に用いる用紙の設定を支援する新規な仕組みを提供する。
【解決手段】本像診断装置は、画像形成部から搬送されてくる画像が形成された用紙を読取部によって読み取って、読取画像の異常を検出することにより装置の異常を診断する。また、本画像診断装置は、ユーザ操作に応じて画像診断に関する設定を行い、画像診断に用いる用紙についての設定が行われる際に、画像診断に用いる用紙としてより適した用紙の設定を支援する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像診断装置であって、
画像形成手段から搬送されてくる画像が形成された用紙を読取手段によって読み取って、読取画像の異常を検出することにより装置の異常を診断する画像診断手段と、
ユーザ操作に応じて画像診断に関する設定を行う設定手段と、
画像診断に用いる用紙についての設定が行われる際に、画像診断に用いる用紙としてより適した用紙の設定を支援する制御手段と
を備えることを特徴とする画像診断装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、
用紙設定画面を介して画像診断に用いる用紙の選択を受け付けると、選択された用紙の用紙幅と所定の用紙幅とを比較し、前記所定の用紙幅の方が大きい場合に、前記画像形成手段の形成幅において未診断領域が存在する旨の警告を前記用紙設定画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
【請求項3】
前記設定手段は、
前記画像形成手段による最大の形成幅に対応する用紙幅、前記画像形成手段において給紙トレイに設定されている用紙の中で最大となる用紙幅、前記画像形成手段による画像形成の履歴に含まれる用紙の中で最大となる用紙幅、ユーザによって登録された用紙の中で最大となる用紙幅、及び仕向け地域で用いられる定型サイズの用紙の中で最大となる用紙幅から、ユーザ操作に応じて前記所定の用紙幅として設定する用紙幅を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の画像診断装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記用紙設定画面へ遷移するための操作が行われると、画像診断に用いることが推奨される用紙幅を決定し、決定した用紙幅を画像診断に用いる用紙として推奨する旨を前記用紙設定画面に表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像診断装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記設定された所定の用紙幅に基づいて前記推奨される用紙幅を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像診断装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記用紙設定画面へ遷移するための操作が行われると、画像診断に用いることが推奨される用紙幅を決定し、決定した用紙幅を選択状態に制御した前記用紙設定画面を表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像診断装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記用紙設定画面において、前記推奨される用紙幅とは異なる用紙幅を選択不可状態に制御することを特徴とする請求項6に記載の画像診断装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記用紙設定画面において、前記選択不可状態に制御した用紙幅を識別可能に表示させることを特徴とする請求項7に記載の画像診断装置。
【請求項9】
前記設定手段は、前記画像診断に関する設定において表示する画面に画像診断に適した用紙に関する情報を表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像診断装置。
【請求項10】
画像形成手段から搬送されてくる画像が形成された用紙を読取手段によって読み取って、読取画像の異常を検出することにより装置の異常を診断する画像診断装置の制御方法であって、
設定手段が、ユーザ操作に応じて画像診断に関する設定を行う設定工程と、
制御手段が、画像診断に用いる用紙についての設定が行われる際に、画像診断に用いる用紙としてより適した用紙の設定を支援する制御工程と
を含むことを特徴とする画像診断装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像診断装置、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置に接続されるスキャナ等のセンサを利用し、印刷した印刷物をセンサで読み取り、その画像を解析することで印刷物の異常を発見する画像診断機能が知られている。このような画像診断機能では、専用の診断チャートを印刷して読み取ることで、画像形成装置において部品の劣化や汚れなどが原因で印刷異常が発生している装置の異常を検出し、装置異常の発生要因の特定や必要な対処方法をユーザへ提案している。ユーザは、提案された対処方法に従って、パーツの交換や清掃、調整機能の実行を行うか、自力で解決できない場合はサービス通知を行い、サービスマンに対処を依頼することができる。
【0003】
ユーザが画像診断を実行する場合、画像診断の項目及び画像診断チャートを印刷する用紙を設定する必要がある。ユーザは通常の印刷ジョブの設定と同じように画像診断チャートの用紙を、給紙段に設定されている用紙の中から選択する。画像診断項目によって診断チャート上に印刷するパターン画像も種々存在するが、設定された用紙のサイズによっては決まった領域に配置しきれなかったり余り領域が存在したりしてしまうという課題があった。特許文献1では、画像診断のための検査用テストパターン画像を生成して診断チャート上に配置するよう制御し、診断チャートの印刷に使用する用紙サイズに基づいて必要なテストパターン画像を効率よく配置する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-191326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来技術には以下に記載する課題がある。画像診断は装置の装置異常を発見するために用紙上に印刷したテストパターンをスキャナで読み取り診断を実行する方法である。そのため診断チャート上において印刷されたテストパターンの範囲でしか診断を行うことができない。つまり、診断領域は印刷する用紙サイズに依存することになる。
【0006】
ユーザは自由に診断チャートに使用する用紙を設定することができるため、使用される用紙によっては画像診断を行うことができない未診断の領域が発生してしまう。具体的には、印刷装置の最大印刷可能幅をカバーできるだけの用紙幅を満たす用紙サイズであれば全領域の画像診断が可能であるが、それよりも用紙幅が小さい用紙サイズの場合は用紙の外側が未診断領域となる。このような場合において効率よくテストパターン画像を配置したとしても印刷される用紙幅の外側に未診断領域が存在するため、それよりも用紙幅が大きな用紙サイズで印刷ジョブが実行された場合には印刷異常が発生する可能性がある。
【0007】
本発明は、上述の課題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、画像診断に用いる用紙の設定を支援する新規な仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、例えば、画像診断装置であって、画像形成手段から搬送されてくる画像が形成された用紙を読取手段によって読み取って、読取画像の異常を検出することにより装置の異常を診断する画像診断手段と、ユーザ操作に応じて画像診断に関する設定を行う設定手段と、画像診断に用いる用紙についての設定が行われる際に、画像診断に用いる用紙としてより適した用紙の設定を支援する制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、例えば、画像診断に用いる用紙の設定を支援する新規な仕組みを提供し、未診断領域が存在する画像診断の実行を低減させることができる。また、本発明は、実行する画像診断において未診断領域が存在することをユーザに好適に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成の全体図
一実施形態に係る印刷システムのシステム構成のブロック図
一実施形態に係る画像形成装置のメカ断面図
一実施形態に係る画像診断の設定処理の処理手順を示すフローチャート
一実施形態に係る画像診断の実行処理の処理手順を示すフローチャート
一実施形態に係る画像診断実行の設定画面の一例を示す図
一実施形態に係る画像診断の用紙設定画面の一例を示す図
一実施形態に係る画像診断領域と用紙幅の関係を説明する図
一実施形態に係る画像診断実行結果の表示画面の一例を示す図
一実施形態に係る画像診断用紙設定時の警告表示に関する設定画面の一例を示す図
一実施形態に係る定型用紙サイズと仕向け情報の関係を示すデータリスト
一実施形態に係る画像診断の用紙設定処理の処理手順を示すフローチャート
一実施形態に係る画像診断の用紙設定画面の一例を示す図
一実施形態に係る画像診断の用紙設定処理の処理手順を示すフローチャート
一実施形態に係る画像診断の用紙設定画面の一例を示す図
一実施形態に係る画像診断の用紙設定画面の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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