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公開番号
2025132823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030638
出願日
2024-02-29
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】生体識別子の利用の同意を得るユーザの負担を低減できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像画像に含まれる人物の情報である人物情報を取得する取得手段と、生体識別子の利用に同意している同意者の情報を保持するサーバと通信する通信手段と、前記取得手段により取得された人物情報に対応する人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを前記通信手段が前記サーバから受信した情報に基づき判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に応じて、前記人物の生体識別子を利用する処理を実行する処理手段と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像画像に含まれる人物の情報である人物情報を取得する取得手段と、
生体識別子の利用に同意している同意者の情報を保持するサーバと通信する通信手段と、
前記取得手段により取得された人物情報に対応する人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを前記通信手段が前記サーバから受信した情報に基づき判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果に応じて、前記人物の生体識別子を利用する処理を実行する処理手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記人物情報は各人物に付与される識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通信手段は、前記同意者の識別情報を含む同意人物情報を前記サーバから受信し、
前記判定手段は、前記サーバから受信した同意人物情報に含まれる識別情報のなかに、前記取得手段により取得された識別情報が含まれている場合、前記人物が生体識別子の利用に同意していると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通信手段は、
前記取得手段により取得された識別情報を含むクエリを前記サーバに送信し、
前記識別情報に対応する人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを示すレスポンスを、前記クエリの返答として前記サーバから受信することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記人物情報は撮像画像から抽出される人物の特徴量であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記通信手段は、前記同意者の特徴量を含む同意人物情報を前記サーバから受信し、
前記判定手段は、前記サーバから受信した同意人物情報に含まれる特徴量と、前記取得手段により取得された特徴量とに基づいて照合処理を行うことにより、前記人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得手段により取得された特徴量のデータ量を削減して削減情報を得る削減手段を有し、
前記通信手段は、
前記削減手段により得られた削減情報を含むクエリを前記サーバに送信し、
前記取得手段により取得された特徴量に対応する人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを示すレスポンスを、前記クエリの返答として前記サーバから受信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記削減手段は、ベクトルで示される前記特徴量の特定の次元同士に対して所定の演算を行う、または、前記特徴量から特定の次元を削除することで削減情報を得ることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生体識別子は、顔、指紋、および虹彩パターンのうち、少なくともいずれかから抽出される特徴量であることを特徴とする請求項1乃至8のうち、いずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記処理手段は、前記人物の生体識別子を利用する処理として、
前記生体識別子を他の装置へ出力する、
前記生体識別子を記憶手段に記憶させる、
前記生体識別子を用いて追加学習を実行する、および、
前記生体識別子を用いて人物の特定を行う、のうち、少なくともいずれか1つを実行することを特徴とする請求項1乃至8のうち、いずれか1項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体識別子の利用に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
顔認証などの認証技術は、画像から個人を識別するための生体識別子(Biometric Identifier)を抽出し、これを生体識別子のデータベースと照合することによって、個人を認証している。
【0003】
一方で、生体識別子を変更することは困難なので、生体識別子の利用についての制限が進んでいる。これらを制限する法律は、本人からの同意を得ずに生体識別子を利用することを禁止している。
【0004】
そこで、被写体本人の生体識別子の利用の同意を得ていない場合、明示的な同意取得、あるいは同意を得ていない人物が写っている画像からの生体識別子の抽出やその利用を制限できるようにすることが望まれている。特許文献1は、明示的に被写体の人物から生体識別子の利用の同意を得ることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-119549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、個人認証などを行う都度、明示的に被写体の人物から同意を得ることになる。そのため、たとえば、友達同士で互いに写真を撮るような場合においても、ユーザは、写真を撮るたびに生体識別子の利用の同意を得ることが求められ得る。これは、写真を撮るユーザにとって負担となる。
【0007】
本発明は、生体識別子の利用の同意を得るユーザの負担を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するため、たとえば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像画像に含まれる人物の情報である人物情報を取得する取得手段と、
生体識別子の利用に同意している同意者の情報を保持するサーバと通信する通信手段と、
前記取得手段により取得された人物情報に対応する人物が生体識別子の利用に同意しているか否かを前記通信手段が前記サーバから受信した情報に基づき判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果に応じて、前記人物の生体識別子を利用する処理を実行する処理手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、生体識別子の利用の同意を得るユーザの負担を低減できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の生体識別子管理システムの全体構成図。
実施形態のカメラデバイスが実行する同意情報判定処理の流れを示す図。
実施形態で処理される撮像画像の変化の一例を示す図。
検出人物情報の一例を示す図。
人物のID入力画面の一例を示す図。
実施形態の同意管理サーバが実行する同意情報送信処理の流れを示す図。
実施形態の同意人物情報の一例を示す図。
実施形態の生体識別子管理システムの全体構成図。
実施形態のカメラデバイスが実行する同意情報判定処理の流れを示す図。
実施形態の検出人物情報の一例を示す図。
実施形態の同意人物情報の一例を示す図。
実施形態の生体識別子管理システムの全体構成図。
実施形態のカメラデバイスが実行する同意情報判定処理の流れを示す図。
実施形態の同意管理サーバが実行する同意情報送信処理の流れを示す図。
実施形態の生体識別子管理システムの全体構成図。
実施形態のカメラデバイスが実行する同意情報判定処理の流れを示す図。
実施形態の同意管理サーバが実行する同意情報送信処理の流れを示す図。
実施形態の同意人物情報の一例を示す図。
実施形態の情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図。
実施形態の生体識別子管理システムの処理の流れを示すシーケンス図。
実施形態の生体識別子管理システムの処理の流れを示すシーケンス図。
実施形態の生体識別子管理システムの処理の流れを示すシーケンス図。
実施形態の生体識別子管理システムの処理の流れを示すシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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