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公開番号2025130414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027565
出願日2024-02-27
発明の名称電力変換装置、および車両用充電装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250901BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】効率よく冷却を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】電力変換装置2は、内部に電気回路群14を収容する筐体6と、筐体6の後側面6cに設けられ、電気回路14に対して熱的に接続されるヒートシンク20と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部に電気回路を収容する筐体と、
前記筐体の外側面に設けられ、前記電気回路に対して熱的に接続されるヒートシンクと、を備える
電力変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ヒートシンクを覆うカバーをさらに備え、
前記ヒートシンクは、前記カバーが固定される固定面を有する
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記ヒートシンクは、
前記外側面に設けられる板状のベースと、
前記ベースから突出し、前記外側面に平行な第1方向に沿って延びる複数のフィンと、を有し、
前記複数のフィンは、
先端に前記固定面を有する1または複数の第1フィンと、
前記1または複数の第1フィンよりも突出高さが低い複数の第2フィンと、を有する
請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記1または複数の第1フィンの突出高さと、前記複数の第2フィンの突出高さと、の高さ差が、0.2mm以上、3mm以下である
請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記1または複数の第1フィンの厚みは、前記複数の第2フィンの厚みよりも厚い
請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記筐体は、前記外側面に開口し、前記筐体の内外を連通する開口部を有し、
前記ベースは、前記開口部を塞ぐように設けられている
請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記ヒートシンクに取り付けられ、前記固定面に前記カバーを当接固定する固定部材をさらに備える
請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記カバーは、導電金属からなるカバー本体と、前記カバー本体の表面を覆う塗膜層と、を有し、
前記カバーの表面は、前記塗膜層に覆われた塗装面と、前記カバー本体が露出する露出面と、を有し、
前記固定部材は、前記固定面との間で前記カバーを挟持する挟持部を有し、
前記露出面は、前記カバーの表面のうち、前記挟持部が当接する部分に設けられる
請求項7に記載の電力変換装置。
【請求項9】
前記第1方向に交差しかつ前記外側面に平行な第2方向に沿って並ぶ前記複数のフィンのうち、前記第2方向の両端に位置する一対のフィンが、それぞれ、前記第1フィンであり、
前記カバーは、前記一対の第1フィンの一対の固定面の間を繋ぐ本体板を有する
請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項10】
前記本体板は、前記第1方向に沿う一対の第1辺を有し、
前記カバーは、前記一対の第1辺の端縁から延び、前記一対の第1フィンの側面に対向する一対の側板をさらに有する
請求項9に記載の電力変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力変換装置、および車両用充電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、設置型の電力変換装置が開示されている。この電力変換装置の筐体は、内部に隔壁部を備える。隔壁部は、筐体の内部空間を、回路部品収容空間と、ダクト空間と、に隔てる。ダクト空間には、ファンと、ヒートシンクと、が設けられている。ファンは、ダクト空間内に空気を取り込む。ヒートシンクには、回路部品収容空間内の回路部品により発せられる熱が伝導する。ヒートシンクは、ダクト空間内の空気によって空冷される。これにより、回路部品収容空間内の回路部品は冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-36456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来例の電力変換装置のヒートシンクは筐体内部に設けられているため、ヒートシンクの放熱性が高いとは言えず、回路部品の冷却が効率よく行われない懸念がある。
そこで、本開示は、効率よく冷却を行うことができる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態である電力変換装置は、内部に電気回路を収容する筐体と、前記筐体の外側面に設けられ、前記電気回路に対して熱的に接続されるヒートシンクと、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、効率よく冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る車両用充電装置の一例を示す斜視図である。
図2は、車両用充電装置の分解斜視図である。
図3は、筐体の後側面の要部を示す図である。
図4は、電力変換装置の部分断面図であり、図3中のIV-IV線における矢視断面図である。
図5は、図4中、一対の第1フィンの先端を拡大した図である。
図6は、変形例に係る電力変換装置の部分断面図である。
図7は、他の変形例に係る電力変換装置の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に実施形態の内容を列記して説明する。
[実施形態の概要]
【0009】
(1)本開示の実施形態に係る電力変換装置は、内部に電気回路を収容する筐体と、前記筐体の外側面に設けられ、前記電気回路に対して熱的に接続されるヒートシンクと、を備える。
【0010】
上記構成によれば、ヒートシンクが筐体の外側面に設けられるので、ヒートシンクは、筐体外部の空気に対して放熱する。よって、ヒートシンクを筐体の内部に設けた場合と比較して、ヒートシンクの放熱性を高めることができる。この結果、ヒートシンクによる電気回路の冷却を効率よく行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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