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公開番号2025127769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024672
出願日2024-02-21
発明の名称タイヤローラおよびタイヤローラのタイヤ加熱方法
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人プロウィン
主分類E01C 19/27 20060101AFI20250826BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】適切な加熱時間でアスファルト混合物のタイヤへの付着を防止することができるタイヤローラおよびタイヤローラのタイヤ加熱方法を提供する。
【解決手段】タイヤ(10)によりアスファルト混合物を締固めするタイヤローラ(100)であって、タイヤ(10)の表面温度を測定する温度測定部(20)と、温度測定部(20)で測定した表面温度に基づいて、タイヤ(10)を加熱するタイヤ加熱部(30)と、を備えるタイヤローラ(100)。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤによりアスファルト混合物を締固めするタイヤローラであって、
前記タイヤの表面温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部で測定した前記表面温度に基づいて、前記タイヤを加熱するタイヤ加熱部と、を備えることを特徴とするタイヤローラ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
請求項1に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤ加熱部は、電気式ヒータであることを特徴とするタイヤローラ。
【請求項3】
請求項2に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤ加熱部は、前記タイヤの表面に対向して配置されていることを特徴とするタイヤローラ。
【請求項4】
請求項2に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤ加熱部は、前記タイヤのリム部に配置されて前記リム部を加熱することを特徴とするタイヤローラ。
【請求項5】
請求項2に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤの内部には、液体状の熱媒体が貯留されており、
前記タイヤ加熱部は、前記液体状の熱媒体を加熱することを特徴とするタイヤローラ。
【請求項6】
請求項2に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤ加熱部は、前記タイヤの外周よりも内側に周方向に沿って配置されていることを特徴とするタイヤローラ。
【請求項7】
請求項1から6に記載のタイヤローラであって、
前記タイヤ加熱部は、前記表面温度が70℃以下で加熱を開始し、180℃以上で加熱を停止することを特徴とするタイヤローラ。
【請求項8】
タイヤによりアスファルト混合物を締固めするタイヤローラのタイヤ加熱方法であって、
前記タイヤの表面温度を測定する温度測定工程と、
前記温度測定工程で測定した前記表面温度に基づいて、前記タイヤを加熱するタイヤ加熱工程と、を備えることを特徴とするタイヤローラのタイヤ加熱方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤローラおよびタイヤローラのタイヤ加熱方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
道路等にアスファルト混合物層を舗設する際には、加熱アスファルト混合物をアスファルトフィニッシャで施工面上に敷き均し、転圧して締固めてアスファルト混合物層を形成する。転圧に際しては、初期転圧では鉄輪ローラを用い、二次転圧ではタイヤローラを用いている。タイヤローラでは、タイヤ表面にアスファルト混合物が付着することを防止するために、アスファルト混合物層の表面に水や付着防止剤を散布している。また、タイヤ温度が低いとタイヤ表面にアスファルト混合物が付着しやすくなるため、ガスバーナーや加熱水蒸気を用いてタイヤを加熱することも提案されている(例えば特許文献1-3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第2602688号公報
実公昭48-044005号公報
特開2008-285915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、冬季などの外気温が低い環境では、タイヤローラによる二次転圧を開始してしばらくの間はタイヤの加温が不十分であり、タイヤ表面にアスファルト混合物が付着する場合があった。また、タイヤ加熱時間が短い場合にはアスファルト混合物が付着するため、転圧開始前のタイヤ加熱時間を余裕をもって長く設定せざるを得ず、作業時間の短縮化や省エネルギーの観点から問題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、適切な加熱時間でアスファルト混合物のタイヤへの付着を防止することができるタイヤローラおよびタイヤローラのタイヤ加熱方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のタイヤローラは、タイヤによりアスファルト混合物を締固めするタイヤローラであって、前記タイヤの表面温度を測定する温度測定部と、前記温度測定部で測定した前記表面温度に基づいて、前記タイヤを加熱するタイヤ加熱部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
このような本発明のタイヤローラでは、温度測定部でタイヤの表面温度を測定し、表面温度に基づいてタイヤ加熱部でタイヤを加熱するため、適切な加熱時間でアスファルト混合物のタイヤへの付着を防止することができる。
【0008】
また、本発明の一態様では、前記タイヤ加熱部は、電気式ヒータである。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記タイヤ加熱部は、前記タイヤの表面に対向して配置されている。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記タイヤ加熱部は、前記タイヤのリム部に配置されて前記リム部を加熱する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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