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公開番号2025127361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024024062
出願日2024-02-20
発明の名称車体前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/08 20060101AFI20250825BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両前方側にモータを搭載している車両において、前突時におけるモータの衝突エネルギーを吸収することができる車体前部構造を得る。
【解決手段】車両10は、車両前側に配置されたモータ28と、金属の鋳造品とされたフロントパーツ12の一部を構成しかつモータ28の車両後側において車室10Aとパワーユニットルーム10Bとを仕切る隔壁部16と、モータ28の車両前側の部分をフロントパーツ12に対して支持し、かつ車両前側からの所定の大きさ以上の荷重が入力されることでモータ28の支持状態を解除可能とされた前側マウント部42と、前側マウント部42の車両後側かつ車両上側においてモータ28の車両後側の部分をフロントパーツ12に対して支持する後側マウント部34と、隔壁部16の車両前側に隔壁部16と一体に設けられると共に車両前側からの衝突荷重が入力されることで変形する衝撃吸収部18とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両前側に配置されて駆動輪に駆動力を付与するモータと、
金属の鋳造品とされた車体の一部を構成しかつ前記モータの車両後側において車室とパワーユニットルームとを仕切る隔壁部と、
前記モータの車両前側の部分を前記車体に対して支持し、かつ車両前側からの所定の大きさ以上の荷重が入力されることで当該モータの支持状態を解除可能とされた前側マウント部と、
前記前側マウント部の車両後側かつ車両上側において前記モータの車両後側の部分を前記車体に対して支持する後側マウント部と、
前記隔壁部の車両前側に当該隔壁部と一体に設けられると共に車両前側からの衝突荷重が入力されることで変形する衝撃吸収部と、
を備えた車体前部構造。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記衝撃吸収部が、板厚方向を衝突荷重の入力方向とされた複数の衝撃吸収片部を備えた前側衝撃吸収部と、車両上下方向から見て閉断面を構成するように複数の補強リブが配置された後側衝撃吸収部と、を備えている、
請求項1に記載の車体前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体前部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両の後部構造に関する発明が開示されている。この車両の後部構造では、後突の際にモータの後方に位置するマフラーがモータによって潰されることにより、モータの衝突エネルギーを吸収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-75159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、車両前方側にモータを搭載している車両において、前突時におけるモータの衝突エネルギーを吸収することについては言及されておらず、この点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両前方側にモータを搭載している車両において、前突時におけるモータの衝突エネルギーを吸収することができる車体前部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車体前部構造は、車両前側に配置されて駆動輪に駆動力を付与するモータと、金属の鋳造品とされた車体の一部を構成しかつ前記モータの車両後側において車室とパワーユニットルームとを仕切る隔壁部と、前記モータの車両前側の部分を前記車体に対して支持し、かつ車両前側からの所定の大きさ以上の荷重が入力されることで当該モータの支持状態を解除可能とされた前側マウント部と、前記前側マウント部の車両後側かつ車両上側において前記モータの車両後側の部分を前記車体に対して支持する後側マウント部と、前記隔壁部の車両前側に当該隔壁部と一体に設けられると共に車両前側からの衝突荷重が入力されることで変形する衝撃吸収部と、を備えている。
【0007】
第1の態様に係る車体前部構造によれば、車両前側にモータが配置されており、このモータによって車両の駆動輪に駆動力が付与される。また、金属の鋳造品とされた車体は、その一部を構成する隔壁部を備えており、この隔壁部は、モータの車両後側において車室とパワーユニットルームとを仕切っている。
【0008】
ところで、車両に対して車両前側から衝突荷重が入力されると、モータがこの衝突荷重を受けることで車室内側にモータが進入することが考えられるため、モータが車室内側に進入する前にモータの衝突エネルギーを吸収できることが好ましい。
【0009】
ここで、本態様では、前側マウント部によってモータの車両前側の部分が車体に対して支持されており、この前側マウント部は、車両前側からの所定の大きさ以上の荷重が入力されることで、モータの支持状態を解除可能とされている。
【0010】
一方、モータの車両後側の部分は、後側マウント部で車体に対して支持されており、この後側マウント部は、前側マウント部の車両後側かつ車両上側において支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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