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公開番号
2025125261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021213
出願日
2024-02-15
発明の名称
生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
5/11 20060101AFI20250820BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体情報のセンシングデータに含まれる体動ノイズの影響を低減し、精度良く生体情報を検出できる、生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、生体情報を測定する生体情報センサと、体動情報を測定する複数の体動情報センサと、前記生体情報センサの出力、および前記複数の体動情報センサの出力に基づき、前記生体情報を検出する検出部と、を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
生体情報を測定する生体情報センサと、
体動情報を測定する複数の体動情報センサと、
前記生体情報センサの出力、および前記複数の体動情報センサの出力に基づき、前記生体情報を検出する検出部と、
を備える生体情報検出装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記検出部は、
前記複数の体動情報センサの出力に基づき、前記生体情報センサの位置における前記体動情報を推定する推定手段と、
前記生体情報センサの出力、および前記推定手段で推定された前記体動情報に基づき、前記生体情報を検出する検出手段と、
を備える請求項1記載の生体情報検出装置。
【請求項3】
前記複数の体動情報センサに含まれる2つの前記体動情報センサは、前記生体情報センサを挟むように配置される、請求項2記載の生体情報検出装置。
【請求項4】
前記推定手段は、前記生体情報センサから前記2つの体動情報センサのそれぞれまでの距離または前記距離の比に基づき、前記生体情報センサの位置における前記体動情報を推定する、請求項3記載の生体情報検出装置。
【請求項5】
前記生体情報センサと、前記体動情報センサとは、同一素子のデバイスから分割または一体化された構成素子である、請求項1に記載の生体情報検出装置。
【請求項6】
前記生体情報センサの出力と、前記体動情報センサの出力と、の差を所定期間毎に検出して、前記生体情報センサの出力を補正する補正部を備える請求項1に記載の生体情報検出装置。
【請求項7】
体動情報を測定する複数の体動情報センサの出力に基づき、生体情報を測定する生体情報センサの位置における前記体動情報を推定する推定手段と、
前記生体情報センサの出力、および前記推定手段で推定された前記体動情報に基づき、前記生体情報を検出する検出手段と、
を備える生体情報処理装置。
【請求項8】
生体情報を処理する生体情報処理装置で実行される生体情報処理方法であって、
体動情報を測定する複数の体動情報センサの出力に基づき、生体情報を測定する生体情報センサの位置における前記体動情報を推定する推定ステップと、
前記生体情報センサの出力、および推定された前記体動情報に基づき、前記生体情報を検出する検出ステップと、
を含む生体情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
日常生活中の生体情報を観測信号としてセンサ(例えば、ウェアラブルデバイス)で計測した場合、その観測信号に身体の動きに応じて体動ノイズが含まれることがある。脈波センサに含まれるノイズには、体動ノイズが含まれることが知られている。例えば、被検体の手首に装着される生体情報検出装置である場合、腕を振るような動作は体動ノイズの要因となるが、当該腕振り動作は、加速度センサ等の体動センサにより検出することが可能である。そのため、生体情報検出装置をシングルセンサモードで動作させ、体動センサからの体動情報を用いたノイズ低減処理を行えば、腕振り動作に起因する体動ノイズは、ある程度までは(例えば、腕振りが激しくなかったり、周期性を有したりしていれば)、低減可能である。ここでのノイズ低減処理とは、例えば、適応フィルタ処理である。
【0003】
例えば、特許文献1には、生体情報を取得する際に外来ノイズを除去することを目的として、生体情報をセンシングする第1センサと外来ノイズを取得する第2センサとを別に設け、第1センサと第2センサとの差分を求め、当該差分に基づいて、第1センサから外来ノイズを除去する。これにより、第1センサは確実に生体情報を取得するが、その生体情報には外来ノイズが乗ってくるため、第2センサでは逆に外来ノイズを的確に取得できるようにする。また、特許文献2には、被測定者から生体信号を取得する生体信号取得部と、被測定者の体動を検知する体動検知部と、を備えた生体機能評価装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回路によるフィルタリング処理(例えば、特許文献1)だけでは、周波数が似たパターンの場合には体動ノイズを除去するのは困難であり処理が複雑化してしまう。また、特許文献2には、心拍センサまたは脈波センサの位置での体動情報を正確に検知することは言及されていない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、生体情報のセンシングデータに含まれる体動ノイズの影響を低減し、精度良く生体情報を検出できる、生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、生体情報を測定する生体情報センサと、体動情報を測定する複数の体動情報センサと、前記生体情報センサの出力、および前記複数の体動情報センサの出力に基づき、前記生体情報を検出する検出部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、生体情報のセンシングデータに含まれる体動ノイズの影響を低減し、精度良く生体情報を検出できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、本実施の形態にかかる生体情報検出装置を適用した体動ノイズ低減化システムの構成の一例を示す図である。
図1Bは、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおけるデバイスの配置例を示す図である。
図2は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図3は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図4は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図5は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図6は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図7は、本実施の形態にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
図8は、変形例1にかかる体動ノイズ低減化システムにおける生体情報の検出処理の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
まず、本実施の形態にかかる生体情報検出装置、生体情報処理装置、および生体情報処理方法の概要の一例について説明する。バイタルデータ等のセンシングデータをセンシングするウェアラブルデバイスは、バイタルデータを検出する際、人体の動きに伴う体動の影響を受け、検出したバイタルデータには、この影響で不要なノイズが混在する。その結果、センシングデータの計測精度が低下し、安定した計測ができなくなることが懸念されている。また、この体動ノイズの影響を低減するため、センシングデータを検出する最適な場所を見出せても、逆にセンシングデータそのものの検出感度も低下してしまい、感度とのトレードオフの関係となるため、安定した検出が困難である。さらに、信号処理的にフィルタリング処理で、体動ノイズの周波数を低減するにしても、周波数帯が近い場合には除去することは不可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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