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公開番号2025124960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2022119919
出願日2022-07-27
発明の名称磁界検出装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類G01D 13/22 20060101AFI20250820BHJP(測定;試験)
要約【課題】既存の装置に取り付けた後においても磁気センサの位置を調整可能な磁界検出装置を提供する。
【解決手段】開口部(11A)と前記開口部に連通する空間(11B)とを有する筐体(11)の前記開口部を覆う蓋体(110)と、前記空間内に配置され、前記開口部の平面視において回転可能な磁石(130)と、前記磁石から離間して前記蓋体のうちの前記磁石に対向する位置に配置され、前記磁石の回転に伴う磁界の変化を検出する磁気センサ(150)とを備え、前記蓋体は、前記磁気センサと前記磁石との対向距離(D)を変化させるように前記磁気センサを移動可能な位置調整部(112)を有する。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
開口部と、前記開口部に連通する空間とを有する筐体の前記開口部を覆う蓋体と、
前記空間内に配置され、前記開口部の平面視において回転可能な磁石と、
前記磁石から離間して前記蓋体のうちの前記磁石に対向する位置に配置され、前記磁石の回転に伴う磁界の変化を検出する磁気センサと
を備え、
前記蓋体は、前記磁気センサと前記磁石との対向距離を変化させるように前記磁気センサを移動可能な位置調整部を有する、磁界検出装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記磁気センサは、前記位置調整部に配置されており、
前記位置調整部は、前記蓋体と螺合されており、前記開口部の平面視の方向に沿った回転軸のまわりに回転することによって、前記対向距離を変化させるように移動可能である、請求項1に記載の磁界検出装置。
【請求項3】
前記位置調整部は、前記磁気センサのケースであり、前記ケースが前記蓋体に螺合されることによって、前記磁気センサが前記蓋体に取り付けられる、請求項2に記載の磁界検出装置。
【請求項4】
前記蓋体のうちの前記位置調整部以外の部分である固定部と、前記位置調整部との境界部分からの水の侵入を防ぐ防水部材をさらに含む、請求項1に記載の磁界検出装置。
【請求項5】
前記蓋体のうちの前記位置調整部以外の部分である固定部と、前記位置調整部とは、透明パネルである、請求項1に記載の磁界検出装置。
【請求項6】
前記位置調整部の回転軸と、前記磁石の回転軸とは一致する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の磁界検出装置。
【請求項7】
前記位置調整部は、外表面側に設けられる把持部を有する、請求項1に記載の磁界検出装置。
【請求項8】
前記磁気センサのケースは、外表面側に設けられる凹部を有する、請求項3に記載の磁界検出装置。
【請求項9】
前記磁石をアナログメータの指針に固定する固定具をさらに備え、
前記筐体は、前記アナログメータの筐体であり、
前記蓋体は、前記アナログメータの既存の蓋体と交換可能な構成を有し、
前記磁石は、前記固定具によって前記指針に固定されることで、前記開口部の平面視において回転可能である、請求項1に記載の磁界検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、磁界検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、NSの2極に着磁されている円盤状の磁石と、前記磁石の2極着磁分極線上であって前記磁石に対向して配置された磁気センサと、前記磁石を保持する磁石ホルダとを有する磁界検出装置を含むモータがある。前記磁石ホルダは、前記磁石が配置される有底部と、前記有底部からモータ回転軸に設けられたネジ穴に嵌合するネジ付き突起部と、を備え、前記有底部は、前記磁石の着磁分極線に対して対称となる外形を呈している。また、前記磁石ホルダと、前記モータ回転軸との嵌合位置に、嵌合高さを調整する嵌合調整部材を備える(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-123731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の磁界検出装置は、磁石ホルダに対する磁石の位置を調整するものであり、磁気センサの位置を調整することはできない。例えば、既存の装置等の筐体の内側に磁石を設けるとともに、筐体の外側に磁気センサを設けるような場合には、既存の装置に従来の磁界検出装置を取り付けた後に、磁石と磁気センサとの間の距離を調整することはできない。
【0005】
そこで、既存の装置に取り付けた後においても磁気センサの位置を調整可能な磁界検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態の磁界検出装置は、開口部と前記開口部に連通する空間とを有する筐体の前記開口部を覆う蓋体と、前記空間内に配置され、前記開口部の平面視において回転可能な磁石と、前記磁石から離間して前記蓋体のうちの前記磁石に対向する位置に配置され、前記磁石の回転に伴う磁界の変化を検出する磁気センサとを備え、前記蓋体は、前記磁気センサと前記磁石との対向距離を変化させるように前記磁気センサを移動可能な位置調整部を有する。
【発明の効果】
【0007】
既存の装置に取り付けた後においても磁気センサの位置を調整可能な磁界検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の磁界検出装置を適用したアナログメータの一例を示す図である。
実施形態の磁界検出装置を適用したアナログメータの断面構造の一例を示す図である。
実施形態の磁界検出装置を適用したアナログメータの断面構造の一例を示す図である。
実施形態の変形例の磁界検出装置を適用したアナログメータの断面構造の一例を示す図である。
実施形態の変形例の磁界検出装置を適用したアナログメータの断面構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の磁界検出装置を適用した実施形態について説明する。
【0010】
<実施形態>
図1は、実施形態の磁界検出装置100を適用したアナログメータ10の一例を示す図である。磁界検出装置100は、既存の装置の製造後や設置後において、既存の装置に対して取り付け可能な装置である。ここでは、既存の装置の一例としてアナログメータ10を用いて説明する。既存の装置とは、既に製造されて完成している装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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