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公開番号
2025123627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019176
出願日
2024-02-13
発明の名称
半導体装置
出願人
ミネベアパワーデバイス株式会社
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
H10D
30/60 20250101AFI20250818BHJP()
要約
【課題】ゲート耐圧不良や信頼性の低下を抑制できる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体基板と、半導体基板に形成されたソース領域と、半導体基板に形成されたドレイン領域と、半導体基板の上に接し、ソース領域とドレイン領域との間の平面位置に形成された絶縁層と、絶縁層の内部に形成されたゲート電極と、を備え、ゲート電極を貫通する穴が複数形成され、穴がソース領域とは上下方向に重ならない領域に形成されている半導体装置を構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板に形成されたソース領域と、
前記半導体基板に形成されたドレイン領域と、
前記半導体基板の上に接し、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の平面位置に形成された絶縁層と、
前記絶縁層の内部に形成されたゲート電極と、を備え、
前記ゲート電極を貫通する穴が複数形成され、
前記穴は、前記ソース領域とは上下方向に重ならない領域に形成されている
半導体装置。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記穴の平面形状が、前記ソース領域から前記ドレイン領域に向かう方向に平行な方向を長手方向とする、楕円形もしくは紡錘形である請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記穴の平面形状が三角形である請求項1に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置において、数百Vのゲート電圧が印加される高耐圧の素子を設ける場合に、厚いゲート酸化膜がゲート電極と基板との間に形成された構造が採用されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
【0003】
ここで、従来の厚いゲート酸化膜を有する素子の構造を、図11~図12を参照して説明する。
図11は、従来の半導体装置の概略構成図(平面図)であり、図12は、図11のA-A´における概略断面図である。
【0004】
この半導体装置は、中央部に形成されたN
+
のドレイン領域3と、ドレイン領域3に対して左右にそれぞれ形成されたP型のソース領域2と、ドレイン領域3およびソース領域2の間に形成された、LOCOS(Local Oxidation of Silicon) によるゲート酸化膜4と、ゲート酸化膜4上に形成されたゲート電極5と、を有する。
ソース領域2内に、N
+
のソース領域12と、P
+
のコンタクト領域13が形成されている。ソース領域2、ドレイン領域3、ソース領域12,コンタクト領域13は、それぞれ、シリコン基板1の表面からの不純物拡散領域によって形成されている。
ソース領域12およびコンタクト領域13にはソース電極6が接続され、ドレイン領域3にはドレイン電極7が接続され、ソース電極6およびドレイン電極7は、配線層10に接続されている。配線層10は、ゲート電極5上の層間絶縁膜14の上に、形成されている。
そして、図12に示すように、チャネル11は、ゲート電極5と、ゲート酸化膜4と、ソース領域2とが垂直方向に重なった、ソース領域2中に形成される。
【0005】
この半導体装置は、例えば、以下に説明するようにして、製造することができる。
シリコン基板1にイオンを注入してソース領域2を形成した後に、LOCOSによりゲート酸化膜4を形成する。
そして、ゲート酸化膜4の上にポリシリコンを堆積させて、ポリシリコンに対してフォトエッチングを行うことにより、ポリシリコンをパターニングしてゲート電極5を形成する。
次に、イオンを注入してドレイン領域3とソース領域12およびコンタクト領域13を形成し、その後、ゲート電極5の上を覆って層間絶縁膜14を形成し、さらに、ドレイン領域3上の層間絶縁膜14と、ソース領域12およびコンタクト領域13上の層間絶縁膜14に、コンタクトホールを形成する。そして、スパッタにより、ソース電極6とドレイン電極7と配線層10を形成する。
なお、図12の断面図では、ゲート電極5の下のゲート酸化膜4と、ゲート電極5よりも上の層間絶縁膜14とは、いずれもシリコン酸化物からなる膜であるので、一体化して表示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
“Design of Novel 300-V Field-MOS FETs With Low ON-Resistance for Analog Switch Circuits” IEEE TRANSACTIONS ON ELECTRON DEVICES, VOL. 60, NO. 1, JANUARY 2013
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図11~図12に示したような、従来の半導体装置では、ゲート酸化膜4に混入した異物や欠陥の発生によってゲート耐圧が不良となる問題や、信頼性が低下する問題があった。
ゲート酸化膜4を形成する際に、導電性異物がゲート酸化膜4内に混入することがあり、混入した導電性異物によって、ゲート耐圧不良が発生しやすくなる。また、ゲート酸化膜4を形成する際に発生した欠陥によっても信頼性が低上する。
【0008】
上述した問題の解決のために、本発明においては、ゲート耐圧不良や信頼性の低下を抑制できる半導体装置を提供するものである。
【0009】
また、本発明の上記の目的およびその他の目的と本発明の新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかにする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の半導体装置は、半導体基板と、半導体基板に形成されたソース領域と、半導体基板に形成されたドレイン領域と、半導体基板の上に接し、ソース領域とドレイン領域との間の平面位置に形成された絶縁層と、絶縁層の内部に形成されたゲート電極と、を備えている。
そして、本発明の半導体装置は、ゲート電極を貫通する穴が複数形成され、穴は、ソース領域とは上下方向に重ならない領域に形成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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