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公開番号2025122901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018636
出願日2024-02-09
発明の名称作業支援装置、作業支援方法及び作業支援プログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06Q 10/109 20230101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者の作業に対する集中を阻害せずに休憩を促すことを可能とする。
【解決手段】一実施形態に係る作業支援装置は、作業中の作業者自体に関する作業者状態を検出するセンサ及び作業者に情報を提示する提示装置とのインタフェースと、プロセッサと、メモリと、を備える。プロセッサは、それぞれ規定の時間である作業時間と休憩時間の残り時間を交互に計時し、それぞれの終了時に、インタフェースを介して提示装置により、作業時間または休憩時間の終了を作業者に提示する。また、プロセッサは、インタフェースを介してセンサより作業者状態を取得して、メモリに記憶させ、このメモリに記憶した作業者状態に基づいて、計時している作業時間を延長する。
【選択図】 図3


特許請求の範囲【請求項1】
作業中の作業者自体に関する作業者状態を検出するセンサ及び前記作業者に情報を提示する提示装置とのインタフェースと、プロセッサと、メモリと、を備え、
前記プロセッサは、
それぞれ規定の時間である作業時間と休憩時間の残り時間を交互に計時し、それぞれの終了時に、前記インタフェースを介して前記提示装置により、前記作業時間または前記休憩時間の終了を前記作業者に提示し、
前記インタフェースを介して前記センサより前記作業者状態を取得して、前記メモリに記憶させ、
前記メモリに記憶した前記作業者状態に基づいて、前記作業時間を延長する、
作業支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記計時している前記作業時間の終了時間から予め設定された設定時間前に、前記作業時間を延長するか否かを判断する、
請求項1に記載の作業支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、更に、前記メモリに記憶した前記作業者状態に基づいて、前記作業時間を短縮する、
請求項1に記載の作業支援装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記計時している前記作業時間の終了時間まで予め設定された第1の設定時間以内であれば、前記作業時間を短縮するか否かを判断し、
前記計時している前記作業時間の終了時間まで予め設定された第2の設定時間前であれば、前記作業時間を延長するか否かを判断し、
前記第1の設定時間は、前記第2の設定時間よりも長い、
請求項3に記載の作業支援装置。
【請求項5】
前記メモリは、前記作業者が過去に実施した作業に対する前記作業者状態の履歴を記憶し、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記作業者状態の履歴に基づいて、前記作業時間を延長する、
請求項1に記載の作業支援装置。
【請求項6】
それぞれ規定の時間である作業者の作業時間と休憩時間の残り時間を交互に計時し、それぞれの終了時に、前記作業時間または前記休憩時間の終了を前記作業者に提示する作業支援方法であって、
プロセッサにより、前記作業時間及び前記休憩時間の残り時間を計時し、
前記プロセッサにより、前記作業中の前記作業者自体に関する作業者状態を検出するセンサから、前記作業者状態を取得して、メモリに記憶させ、
前記プロセッサにより、前記メモリに記憶した前記作業者状態に基づいて、前記作業時間を延長する、
作業支援方法。
【請求項7】
作業中の作業者自体に関する作業者状態を検出するセンサ及び前記作業者に情報を提示する提示装置とのインタフェースと、プロセッサと、メモリと、を備える作業支援装置の前記プロセッサによって実行されたとき、
前記プロセッサに、
それぞれ規定の時間である作業時間と休憩時間の残り時間を交互に計時させ、
前記インタフェースを介して前記センサより前記作業者状態を取得して、前記メモリに記憶させ、
前記メモリに記憶した前記作業者状態に基づいて、前記計時している前記作業時間を延長させ、
前記計時している前記作業時間または前記休憩時間の終了時に、前記インタフェースを介して前記提示装置により、前記作業時間または前記休憩時間の終了を前記作業者に提示させる、
作業支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、作業支援装置、作業支援方法及び作業支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ操作等のオフィス等における職務作業を一定時間行った後に休憩をとるように作業者に促し、休憩時間終了後に作業時間に戻るよう促すことを繰り返すタイマを備えた作業支援システムが知られている。
【0003】
また、作業者の生産性を向上させるための技術として、例えば、特許文献1は、作業者の疲労度及び作業者の覚醒度の少なくとも一方を検知すると共に、作業者の状態を検知し、作業者の疲労度及び作業者の覚醒度の少なくとも一方に基づいて、作業者の状態に適した休憩の方法をガイダンスする休憩ガイダンスシステムを開示している。この特許文献1には、作業者の状態として、作業の種類、経過時間・残勤務時間、周囲環境、等が開示され、作業者の状態に適した休憩方法としては、作業種変更、休憩取得、環境変更、等が開示されている。
【0004】
しかしながら、このように時間、或いは疲労度及び覚醒度によって、作業者に休憩を促すと、作業者が集中して作業していた場合に、そのこと自体が、作業者の集中を阻害する要因になってしまい、作業者の作業効率を落とすこととなってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-131024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、作業者の作業に対する集中を阻害せずに休憩を促すことが可能な作業支援装置、作業支援方法及び作業支援プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る作業支援装置は、作業中の作業者自体に関する作業者状態を検出するセンサ及び作業者に情報を提示する提示装置とのインタフェースと、プロセッサと、メモリと、を備える。プロセッサは、それぞれ規定の時間である作業時間と休憩時間の残り時間を交互に計時し、それぞれの終了時に、インタフェースを介して提示装置により、作業時間または休憩時間の終了を作業者に提示する。また、プロセッサは、インタフェースを介してセンサより作業者状態を取得して、メモリに記憶させ、このメモリに記憶した作業者状態に基づいて、計時している作業時間を延長する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る作業支援装置の構成の例について説明するための図である。
図2は、作業支援装置を含む作業支援システムの構成の例について説明するための図である。
図3は、作業支援装置が備えるタイマ情報記憶部の記憶内容の例について説明するための図である。
図4は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第1の部分を示す図である。
図5は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第2の部分を示す図である。
図6は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第3の部分を示す図である。
図7は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第4の部分を示す図である。
図8は、作業支援システムが含むタッチディスプレイに作業者の作業中に表示される残り時間画面の例について説明するための図である。
図9は、タッチディスプレイに作業者の作業中に表示される作業時間延長中の残り時間画面の例について説明するための図である。
図10は、第1実施形態の変形例に係る作業支援装置の動作の例について説明するための、図7に示したフローチャートの変形部分を示す図である。
図11は、第2実施形態に係る作業支援装置の機能的な構成の例について説明するための図である。
図12は、作業支援装置が備えるタイマ情報記憶部の記憶内容の例について説明するための図である。
図13は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第1の部分を示す図である。
図14は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第2の部分を示す図である。
図15は、タッチディスプレイに作業者の作業中に表示される作業時間短縮中の残り時間画面の例について説明するための図である。
図16は、第3実施形態に係る作業支援装置の機能的な構成の例について説明するための図である。
図17は、作業支援装置が備えるタイマ情報記憶部の記憶内容の例について説明するための図である。
図18は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第1の部分を示す図である。
図19は、作業支援装置の動作の例について説明するための一連のフローチャートの第2の部分を示す図である。
図20は、過去の集中度の遷移データの例について説明するための図である。
図21は、過去の集中度の記憶処理に係わる作業支援装置の動作の例について説明するための図である。
図22は、第3実施形態に係る作業支援装置の変形例としての作業支援サーバを含む作業支援システムの構成の例について説明するための図である。
図23は、第4実施形態に係る作業支援装置の機能的な構成の例について説明するための図である。
図24は、作業支援装置が備えるタイマ情報記憶部の記憶内容の例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、第1実施形態に係る作業支援装置1について説明する。図1は、第1実施形態に係る作業支援装置1の構成の例について説明するための図であり、図2は、作業支援装置1を含む作業支援システムの構成の例について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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