TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025120613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015525
出願日2024-02-05
発明の名称電気コネクタ及びコネクタ組立体
出願人ヒロセ電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 12/71 20110101AFI20250808BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気コネクタの占有面積を抑えつつ、端子の芯数を増やす。
【解決手段】レセプタクルコネクタ2は、平面視で矩形に形成され、矩形の4辺のそれぞれに沿って延びる第1及び第2外側壁部41、42及び第1及び第2内側壁部43、44を備えるハウジング40と、これら第1及び第2外側壁部41、42及び第1及び第2内側壁部43、44のそれぞれに保持された複数の端子10と、を有し、レセプタクルコネクタ2には、ハウジング40において第1及び第2内側壁部43、44により囲まれた中央部分に、嵌合方向Zに延びる貫通孔2aが形成され、複数の端子10の少なくとも一部の端子10の実装部11は、貫通孔2a側に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気コネクタであって、
平面視で矩形に形成され、前記矩形の4辺のそれぞれに沿って延びる4つの壁部を備えるハウジングと、
前記ハウジングに保持され且つ当該ハウジングの前記4つの壁部のそれぞれに複数設けられ、前記電気コネクタを相手コネクタと電気的に接続するための複数の端子と、
を有し、
前記電気コネクタには、前記ハウジングにおいて前記4つの壁部により囲まれた中央部分に、前記相手コネクタとの嵌合方向に延びる貫通孔が形成され、
前記複数の端子は、前記電気コネクタを被実装物に実装するための実装部を備え、前記複数の端子の少なくとも一部の端子の前記実装部は、前記貫通孔側に配置されている、
ことを特徴とする電気コネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
1つの前記壁部に設けられた複数の前記端子は、当該複数の端子において隣り合う端子の前記実装部が前記貫通孔側と当該貫通孔の反対側とで交互に位置するように配列されている、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングにおいて前記4つの壁部のそれぞれの端部同士が連結された隅部に設けられ、前記隅部を覆うように形成された補強金具を更に有する、請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
【請求項4】
前記複数の端子は、信号端子であり、
前記電気コネクタは、前記補強金具に連結された電源端子又は接地端子を更に有する、
請求項3に記載の電気コネクタ。
【請求項5】
前記複数の端子は、前記電気コネクタが前記相手コネクタと嵌合するときに弾性変形可能に構成された弾性部を備え、前記弾性部は、前記貫通孔側に配置されており、
前記ハウジングの前記壁部は、前記複数の端子のそれぞれの前記弾性部を保持するように形成されると共に、隣接する前記端子の前記弾性部の間に形成されたスリット部を備えている、
請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
【請求項6】
前記4つの壁部において対向する一対の壁部のそれぞれに設けられた複数の前記端子は、対称的に対向するようにそれぞれ配列されている、請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
【請求項7】
前記ハウジングは、平面視で略正方形に形成されている、請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
【請求項8】
前記複数の端子は、信号端子に加えて、電源端子又は接地端子を含む、請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
【請求項9】
コネクタ組立体であって、
平面視で矩形に形成され、前記矩形の4辺のそれぞれに沿って延びる4つの壁部を備えるハウジング、及び、前記ハウジングに保持され且つ当該ハウジングの前記4つの壁部のそれぞれに複数設けられた複数の端子を備える第1コネクタと、
前記第1コネクタと嵌合可能に構成された第2コネクタであって、平面視で矩形に形成され、前記矩形の4辺のそれぞれに沿って延びる4つの壁部を備えるハウジング、及び、前記ハウジングに保持され且つ当該ハウジングの前記4つの壁部のそれぞれに複数設けられ、前記第1コネクタの前記複数の端子のそれぞれと電気的に接続される複数の端子を備える前記第2コネクタと、
を有し、
前記第1及び第2コネクタは両方とも、当該第1及び第2コネクタのそれぞれの前記ハウジングにおいて前記4つの壁部により囲まれた中央部分に、嵌合方向に延びる貫通孔が形成されている、
ことを特徴とするコネクタ組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子及び当該端子を保持するハウジングを有する電気コネクタ及びコネクタ組立体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、プリント配線基板やフレキシブルフラットケーブル等を接続するための、端子及びハウジングを有する電気コネクタに関する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、平面視で矩形に形成されたハウジングと、このハウジングの矩形のそれぞれの辺に沿って配置された複数の端子と、を有する電気コネクタが開示されている。これと同様の電気コネクタが、その他にも例えば特許文献2及び3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-75491号公報
特開2010-123468号公報
特開2019-139938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1乃至3に記載された技術のように、矩形のハウジングのそれぞれの辺に複数の端子を配置すると、電気コネクタの占有面積(適用される基板等において電気コネクタが占有する面積、換言すると平面視したときの電気コネクタの面積に相当する)を抑えつつ、端子の芯数を増やす上で有効であると考えられる。しかしながら、これら文献に記載された技術では、全ての端子の実装部(電気コネクタを基板等に実装するための部分)を電気コネクタの外側に向けて配置していたため、端子の芯数を増やすには改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、電気コネクタの占有面積を抑えつつ、端子の芯数を増やすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの実施形態に係る電気コネクタは、平面視で矩形に形成され、矩形の4辺のそれぞれに沿って延びる4つの壁部を備えるハウジングと、ハウジングに保持され且つ当該ハウジングの4つの壁部のそれぞれに複数設けられ、電気コネクタを相手コネクタと電気的に接続するための複数の端子と、を有し、電気コネクタには、ハウジングにおいて4つの壁部により囲まれた中央部分に、相手コネクタとの嵌合方向に延びる貫通孔が形成され、複数の端子は、電気コネクタを被実装物に実装するための実装部を備え、複数の端子の少なくとも一部の端子の実装部は、貫通孔側に配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電気コネクタの占有面積を抑えつつ、端子の芯数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係るコネクタ組立体の斜視図である。
図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、上側及び下側から見た本発明の第1実施形態に係るレセプタクルコネクタの平面図である。
本発明の第1実施形態に係るレセプタクルコネクタの端子等の斜視図である。
図4(a)及び図4(b)は、それぞれで異なる方向から見た、本発明の第1実施形態に係るレセプタクルコネクタの一部の端子の斜視図である。
図5(a)及び図5(b)はそれぞれ、上側及び下側から見た本発明の第1実施形態に係るプラグコネクタの平面図である。
本発明の第1実施形態に係るプラグコネクタの端子等の斜視図である。
図7(a)及び図7(b)は、それぞれで異なる方向から見た、本発明の第1実施形態に係るプラグコネクタの一部の端子の斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るコネクタ組立体の側面図である。
図8中のIX-IX線に沿って見た、本発明の第1実施形態に係るコネクタ組立体の断面図である。
本発明の第2実施形態に係るコネクタ組立体の斜視図である。
図11(a)及び図11(b)はそれぞれ、上側及び下側から見た本発明の第2実施形態に係るレセプタクルコネクタの平面図である。
図12(a)及び図12(b)はそれぞれ、上側及び下側から見た本発明の第2実施形態に係るプラグコネクタの平面図である。
本発明の第2実施形態に係るコネクタ組立体の側面図である。
図13中のXIV-XIV線に沿って見た、本発明の第2実施形態に係るコネクタ組立体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、実施形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係るコネクタ組立体の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係るコネクタ組立体の非嵌合状態における斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
雄端子
12日前
個人
後付地震遮断機
16日前
個人
超精密位置決め機構
17日前
愛知電機株式会社
電力機器
9日前
日機装株式会社
加圧装置
4日前
ヒロセ電機株式会社
端子
9日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
5日前
住友電装株式会社
端子
11日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
17日前
住友電装株式会社
コネクタ
11日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
4日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
11日前
TDK株式会社
電子部品
3日前
株式会社アイシン
加湿器
12日前
株式会社アイシン
加湿器
12日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
9日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
2日前
株式会社村田製作所
コイル部品
4日前
本田技研工業株式会社
積層装置
16日前
矢崎総業株式会社
すり割り端子
9日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
2日前
株式会社村田製作所
コイル部品
17日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
3日前
タイガースポリマー株式会社
2次電池用加圧袋
5日前
株式会社デンソー
電子装置
9日前
ミツミ電機株式会社
アンテナ装置
9日前
東洋技研株式会社
接続器具
2日前
TDK株式会社
コイル部品
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
東レ株式会社
ポリマーフィルムおよび二次電池
10日前
キーコム株式会社
組立式アンテナ
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子の製造方法
10日前
続きを見る