TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025119645
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014526
出願日
2024-02-02
発明の名称
プロテクタおよびバスバモジュール
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01M
50/507 20210101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する作業の作業性を向上できるプロテクタを提供する。
【解決手段】プロテクタ1は、第一方向Xに延在する第一通路部10と、第一方向と直交する第二方向Yに延在する第二通路部20と、を備え、第二方向は、フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタが相手コネクタに対して嵌合する嵌合方向であり、第一通路部は、底壁11と、底壁に対して幅方向の両側に配置された側壁14と、を有し、底壁は、第二通路部の側の端部である先端部13bを有し、第一通路部は、先端部が第二方向に揺動可能なように底壁と側壁との間に延在するスリットを有し、第二通路部は、底壁の先端部につながっており、第二方向に揺動可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第一方向に延在しており、フレキシブルプリント基板を収容可能な第一通路部と、
前記第一方向と直交する第二方向に延在しており、前記フレキシブルプリント基板を収容可能な第二通路部と、
を備え、
前記第二方向は、前記フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタが相手コネクタに対して嵌合する嵌合方向であり、
前記第一通路部は、前記フレキシブルプリント基板を支持する底壁と、前記底壁に対して幅方向の両側に配置された側壁と、を有し、
前記底壁は、前記第二通路部の側の端部である先端部を有し、
前記第一通路部は、前記先端部が前記第二方向に揺動可能なように前記底壁と前記側壁との間に延在するスリットを有し、
前記第二通路部は、前記底壁の前記先端部につながっており、前記第二方向に揺動可能である
ことを特徴とするプロテクタ。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記底壁は、前記スリットによって前記側壁に対して区切られている揺動部と、前記側壁と一体である基部と、を有し、
前記底壁における前記基部と前記揺動部との境界には、前記揺動部よりも高い変形性を有する変形部が設けられる
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記変形部は、アーチ状に湾曲しており、前記第一方向に沿って伸縮可能である
請求項2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
請求項1に記載のプロテクタと、
前記フレキシブルプリント基板と、
前記フレキシブルプリント基板に接続された前記コネクタと、
前記フレキシブルプリント基板に接続されており、かつ電池セルの電極に接続可能な複数のバスバと、
を備えるバスバモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタおよびバスバモジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、フレキシブル基板に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する技術がある。特許文献1には、配線パターンが設けられたフレキシブル基板から構成される回路体と、回路体に取り付けられるコネクタとを備えるコネクタ付き回路体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-021595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する作業の作業性を向上できることが望ましい。例えば、フレキシブルプリント基板をプロテクタによって保護する構成において、プロテクタおよび相手コネクタの両方が固定されていてもコネクタを相手コネクタに対して適切な位置に位置付けられることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する作業の作業性を向上できるプロテクタおよびバスバモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のプロテクタは、第一方向に延在しており、フレキシブルプリント基板を収容可能な第一通路部と、前記第一方向と直交する第二方向に延在しており、前記フレキシブルプリント基板を収容可能な第二通路部と、を備え、前記第二方向は、前記フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタが相手コネクタに対して嵌合する嵌合方向であり、前記第一通路部は、前記フレキシブルプリント基板を支持する底壁と、前記底壁に対して幅方向の両側に配置された側壁と、を有し、前記底壁は、前記第二通路部の側の端部である先端部を有し、前記第一通路部は、前記先端部が前記第二方向に揺動可能なように前記底壁と前記側壁との間に延在するスリットを有し、前記第二通路部は、前記底壁の前記先端部につながっており、前記第二方向に揺動可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプロテクタにおいて、第一通路部の底壁は、第二通路部の側の端部である先端部を有し、第一通路部は、先端部が第二方向に揺動可能なように底壁と側壁との間に延在するスリットを有し、第二通路部は、底壁の先端部につながっており、第二方向に揺動可能である。本発明に係るプロテクタによれば、フレキシブルプリント基板に接続されたコネクタを相手コネクタに接続する作業の作業性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のバスバモジュールの平面図である。
図2は、実施形態のプロテクタの斜視図である。
図3は、実施形態のプロテクタ本体の斜視図である。
図4は、実施形態のプロテクタ本体の平面図である。
図5は、実施形態のプロテクタの分解斜視図である。
図6は、実施形態のバスバモジュールの断面図である。
図7は、第二の側に揺動した揺動部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るプロテクタおよびバスバモジュールにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図7を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、プロテクタおよびバスバモジュールに関する。図1は、実施形態のバスバモジュールの平面図、図2は、実施形態のプロテクタの斜視図、図3は、実施形態のプロテクタ本体の斜視図、図4は、実施形態のプロテクタ本体の平面図、図5は、実施形態のプロテクタの分解斜視図、図6は、実施形態のバスバモジュールの断面図、図7は、第二の側に揺動した揺動部を示す断面図である。図6には、図2のVI-VI断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
雄端子
13日前
個人
後付地震遮断機
17日前
個人
超精密位置決め機構
18日前
愛知電機株式会社
電力機器
10日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
21日前
日機装株式会社
加圧装置
5日前
ヒロセ電機株式会社
端子
10日前
CKD株式会社
巻回装置
20日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
住友電装株式会社
端子
12日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
6日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
25日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
3日前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
18日前
住友電装株式会社
コネクタ
12日前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
今日
ローム株式会社
半導体装置
今日
株式会社村田製作所
アンテナ装置
19日前
株式会社東芝
回路素子
19日前
TOWA株式会社
製造装置
25日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
5日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
TDK株式会社
電子部品
4日前
TDK株式会社
電子部品
20日前
本田技研工業株式会社
積層装置
17日前
日本バイリーン株式会社
負極部材および電池
20日前
株式会社村田製作所
コイル部品
5日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
今日
株式会社村田製作所
コイル部品
18日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
5日前
続きを見る
他の特許を見る