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公開番号2025117417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012244
出願日2024-01-30
発明の名称ペットフード製品及び包装体
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 5/01 20060101AFI20250804BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ウェットフードをペットに給餌する際にウェットフードの内容物を十分に混ぜることができ、製造から時間が経ってしまったウェットフードでも嗜好性を安定化できるペットフード製品、及び当該ペットフード製品を収容した包装体の提供。
【解決手段】収容部23と、収容部23から延出する柄部24と、を備えた容器2と、前記収容部2に収容されたウェットフード3、とを含むペットフード製品1であって、前記柄部24は、前記柄部24と前記収容部23とが接合する点Pから前記柄部24の長手方向に前記柄部24の長さの57%の位置において2Nの加重がかかった際に、断面視で前記点Pから前記柄部24の長手方向に対して鉛直方向に5mm以上のしなりが生じる、ペットフード製品。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収容部と、
収容部から延出する柄部と、を備えた容器と、
前記収容部に収容されたウェットフード、と
を含むペットフード製品であって、
前記柄部は、前記柄部と前記収容部とが接合する点Pから前記柄部の長手方向に前記柄部の長さの57%の位置において2Nの加重がかかった際に、断面視で前記点Pから前記柄部の長手方向に対して鉛直方向に2mm以上のしなりが生じる、ペットフード製品。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記柄部の長さが15mm以上である、請求項1に記載のペットフード製品。
【請求項3】
前記柄部は、前記柄部と前記収容部とが接合する点Pから前記柄部の長手方向に前記柄部の長さの57%の位置において2Nの加重がかかった際に、前記点Pから前記収容部の最底部までの距離Dの20%以上のしなりが生じる、請求項1に記載のペットフード製品。
【請求項4】
前記柄部は、前記ペットフード製品を振る際に持ち手の目印となる持ち手部Qを有する、請求項1に記載のペットフード製品。
【請求項5】
前記持ち手部Qは、前記点Pから前記柄部の長手方向に10mm~35mmの位置に存在する、請求項4に記載のペットフード製品。
【請求項6】
前記持ち手部Qは、凹部を有する、請求項4に記載のペットフード製品。
【請求項7】
更に、前記収容部の開口縁部に取り外し可能に接合されたガスバリア性の蓋体を含む、請求項1に記載のペットフード製品。
【請求項8】
前記ガスバリア性の蓋体が、前記柄部の長手方向に前記柄部の端部を超えて延在する、請求項7に記載のペットフード製品。
【請求項9】
前記柄部の厚みが0.8mm~2mmである、請求項1に記載のペットフード製品。
【請求項10】
前記容器が、ウェットフードをペットに給餌する前に前記ペットフード製品を振ることを示唆する表示部を備える、請求項1に記載のペットフード製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットフード製品及び包装体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ペットフードは、給与目的を機会で分けると主食と間食に分けられる。主食としてのペットフードは「総合栄養食」と言い、当該ペットフードと水を与えていれば必要とされる栄養素が摂取できるように作られる。
一方、「間食」は、ペットのしつけや運動、ご褒美として与えるなど限られた量を与えることが意図されているペットフードである。
ペットフードの目的別による分類は、「総合栄養食」「間食」「療法食」、そのいずれにも該当しない「その他の目的食」に分かれる。
【0003】
ペットフードの水分含有量による分類としては、水分含有量が10%程度(12%以下)であるドライフード、水分含有量が25~35%程度であり、発泡処理されているソフトフード、水分含有量が25~35%程度であり、発泡処理されていないセミモイストフード、及び水分含有量が75%程度であるウェットフードに大別される。
【0004】
ウェットフードはペットの嗜好性が高いことから、近年その需要がますます増加している。ウェットフードは、水分含有量が高いことから、通常給餌の際に皿等の容器に入れてペットに与えられることが多い。
【0005】
例えば、特許文献1には、ウェットフードが収容された容器において、リムから延在して前記少なくとも1つの壁を越える工具部を含む、パッケージ化されたウェットフードが開示されている。特許文献1には、該パッケージを開封してウェットフードを皿等の容器に乗せた後、該工具でウェットフードを切ったり割ったりすることが出来ることが記載されている。
【0006】
一方、開封後短期間で消費される商品に関しては、スティック状の多層フィルム容器(いわゆるスティックタイプ)も多用されている。
スティックタイプは、直接ペットに簡便に給餌できる利点がある。しかしながら、スティック状フィルム容器では、内容物が粘性を有する物品の場合、指先で摘んで最後まで絞り出す様にすることが多く行われているも、最後の絞り出しでは、破断口近辺に内容物が残らないようにすると指先に内容物が付着して指や手を汚すことがあった。これに対し、手を汚すことなく内容物を絞り出すことのできる簡易絞り出し器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-46253号公報
実用新案登録第3218518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
容器に収容されたウェットフードは、時間経過と共にウェットフードから水分が分離してしまい、分離した状態でペットへ給餌すると食べる箇所によって嗜好性のバラつきが生じてしまったり、部分的なざらつきなど食べやすさに影響を与える場合があった。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ウェットフードをペットに給餌する際にウェットフードの内容物を十分に混ぜることができ、製造から時間が経ってしまったウェットフードでも嗜好性を安定化できるペットフード製品、及び当該ペットフード製品を収容した包装体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の態様を包含する。
(1)収容部と、収容部から延出する柄部と、を備えた容器と、前記収容部に収容されたウェットフード、とを含むペットフード製品であって、前記柄部は、前記柄部と前記収容部とが接合する点Pから前記柄部の長手方向に、前記柄部の長さの57%の位置において2Nの加重がかかった際に、断面視で前記点Pから前記柄部の長手方向に対して鉛直方向に2mm以上のしなりが生じる、ペットフード製品。
(2)前記柄部の長さが15mm以上である、前記(1)に記載のペットフード製品。
(3)前記柄部は、前記柄部と前記収容部とが接合する点Pから前記柄部の長手方向に前記柄部の長さの57%の位置において2Nの加重がかかった際に、前記点Pから前記収容部の最底部までの距離Dの20%以上のしなりが生じる、前記(1)又は(2)に記載のペットフード製品。
(4)前記柄部は、前記ペットフード製品を振る際に持ち手の目印となる持ち手部Qを有する、前記(1)~(3)のいずれか一つに記載のペットフード製品。
(5)前記持ち手部Qは、前記点Pから前記柄部の長手方向に10mm~35mmの位置に存在する、前記(4)に記載のペットフード製品。
(6)前記持ち手部Qは、凹部を有する、前記(4)又は(5)に記載のペットフード製品。
(7)更に、前記収容部の開口縁部に取り外し可能に接合されたガスバリア性の蓋体を含む、前記(1)~(6)のいずれか一つに記載のペットフード製品。
(8)前記ガスバリア性の蓋体が、前記柄部の長手方向に前記柄部の端部を超えて延在する、前記(7)に記載のペットフード製品。
(9)前記柄部の厚みが0.8mm~2mmである、前記(1)~(8)のいずれか一つに記載のペットフード製品。
(10)前記容器が、ウェットフードをペットに給餌する前に前記ペットフード製品を振ることを示唆する表示部を備える、前記(1)~(9)のいずれか一つに記載のペットフード製品。
(11)前記(1)~(10)のいずれか一つに記載のペットフード製品を複数個と、脱酸素剤と、が収容された包装体。
(12)ウェットフードをペットに給餌する前に前記ペットフード製品を振ることを示唆する表示部を備える、前記(11)に記載の包装体。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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