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公開番号
2025116739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011346
出願日
2024-01-29
発明の名称
事象識別装置、事象識別方法、およびプログラム
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01H
9/00 20060101AFI20250801BHJP(測定;試験)
要約
【課題】移動体の速度に関する複数の識別項目ごとに精度の高い識別結果が得られるようにする。
【解決手段】移動面に対応して配設された光ファイバから出力される光信号に基づいて、識別利用情報として、特定位置ごとの時間経過に応じた振動の変化を示す時系列振動情報、時間経過に応じた振動位置の変化を示す時系列振動位置情報、および特定位置ごとの単位時間における振動の周波数特性を示す周波数特性情報を生成可能とされ、入力された識別利用情報を利用して識別対象を識別し、移動面上で移動する移動体の速度としての事象に関連して識別の対象とする識別項目を設定し、時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報のうちから、対象として設定された識別項目の識別に用いる1以上の識別利用情報を事象識別部に入力するように事象識別装置を構成する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体が移動する移動面に対応して配設された光ファイバから出力される光信号に基づいて、事象の識別に用いる識別利用情報として、少なくとも、特定位置ごとの時間経過に応じた振動の変化を示す時系列振動情報、時間経過に応じた振動位置の変化を示す時系列振動位置情報、および特定位置ごとの単位時間における振動の周波数特性を示す周波数特性情報を生成可能とされる情報生成部と、
入力された識別利用情報を利用して識別対象を識別する事象識別部と、
前記移動面上で移動する移動体の速度としての事象に関連して識別の対象とする識別項目を設定する識別対象設定部と、
前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報のうちから、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目の識別に用いる1以上の識別利用情報を前記事象識別部に入力する入力部と
を備える事象識別装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記識別対象設定部は、移動体の速度としての前記事象に関連して定められた複数の識別項目のうちから指定された識別項目を前記識別対象として設定する
請求項1に記載の事象識別装置。
【請求項3】
前記入力部は、複数の識別項目ごとに識別に適合するものとして定められた識別利用情報を示す識別利用情報テーブルに基づいて、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目の識別に利用する識別利用情報を特定し、特定した識別利用情報を前記事象識別部に入力する
請求項1または2に記載の事象識別装置。
【請求項4】
前記入力部は、前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報の各識別利用情報のうちから、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目を識別するのに適合する1以上の識別利用情報を選択し、選択した識別利用情報を前記事象識別部に入力する
請求項1または2に記載の事象識別装置。
【請求項5】
前記入力部は、識別項目に対する識別結果が最良となる1以上の識別利用情報による組み合わせパターンを推定するように機械学習を行って得られる機械学習モデルを用いて、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目に対応して前記事象識別部に入力させる1以上の識別利用情報を決定する
請求項4に記載の事象識別装置。
【請求項6】
前記事象識別部は、それぞれが複数の前記識別利用情報のうちのいずれか1つの入力に応じて一次識別結果を出力する複数の一次識別器と、前記一次識別器のそれぞれが出力した一次識別結果の入力に応じて最終識別結果を出力する二次識別器とを備える
請求項1または2に記載の事象識別装置。
【請求項7】
前記事象識別部は、前記入力部によるすべての前記識別利用情報の入力に応じて最終識別結果を出力する1つの識別器を備える
請求項1または2に記載の事象識別装置。
【請求項8】
前記事象識別部は、複数の識別利用情報のうちの一部の入力に応じて一次識別結果を出力する所定数の一次識別器と、前記一次識別結果と前記一次識別器に入力されない前記識別利用情報との入力に応じて最終識別結果を出力する二次識別器とを備える
請求項1または2に記載の事象識別装置。
【請求項9】
事象識別装置における事象識別方法であって、
情報生成部が、移動体が移動する移動面に対応して配設された光ファイバから出力される光信号に基づいて、事象の識別に用いる識別利用情報として、少なくとも、特定位置ごとの時間経過に応じた振動の変化を示す時系列振動情報、時間経過に応じた振動位置の変化を示す時系列振動位置情報、および特定位置ごとの単位時間における振動の周波数特性を示す周波数特性情報を生成可能とされる情報生成ステップと、
事象識別部が、入力された識別利用情報を利用して識別対象を識別する事象識別ステップと、
識別対象設定部が、前記移動面上で移動する移動体の速度としての事象に関連して識別の対象とする識別項目を設定する識別対象設定ステップと、
入力部が、前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報のうちから、前記識別対象設定ステップにより対象として設定された識別項目の識別に用いる1以上の識別利用情報を前記事象識別ステップに入力させる入力ステップと
を備える事象識別方法。
【請求項10】
事象識別装置としてのコンピュータを、
移動体が移動する移動面に対応して配設された光ファイバから出力される光信号に基づいて、事象の識別に用いる識別利用情報として、少なくとも、特定位置ごとの時間経過に応じた振動の変化を示す時系列振動情報、時間経過に応じた振動位置の変化を示す時系列振動位置情報、および特定位置ごとの単位時間における振動の周波数特性を示す周波数特性情報を生成可能とされる情報生成部、
入力された識別利用情報を利用して識別対象を識別する事象識別部、
前記移動面上で移動する移動体の速度としての事象に関連して識別の対象とする識別項目を設定する識別対象設定部、
前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報のうちから、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目の識別に用いる1以上の識別利用情報を前記事象識別部に入力する入力部
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、事象識別装置、事象識別方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
道路に敷設された光通信用ファイバから受信した光信号に基づいて、道路における車両の走行状態に応じたパターンを検出し、検出したパターンに基づいて、道路における車両の走行状態を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/116030号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光ファイバから受信する光信号に基づいて、例えば道路等の移動面を移動する車両等の移動体の速度に関する識別項目としては、例えば移動体の移動距離、移動方向等に応じて複数を設定できる。
このような複数の識別項目のそれぞれに応じて、できるだけ精度の高い識別結果が得られるようにすることが好ましい。
【0005】
本発明は、上記した課題を考慮して、移動体の速度に関する複数の識別項目ごとに精度の高い識別結果が得られるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記した課題を解決する本発明の一態様は、移動体が移動する移動面に対応して配設された光ファイバから出力される光信号に基づいて、事象の識別に用いる識別利用情報として、少なくとも、特定位置ごとの時間経過に応じた振動の変化を示す時系列振動情報、時間経過に応じた振動位置の変化を示す時系列振動位置情報、および特定位置ごとの単位時間における振動の周波数特性を示す周波数特性情報を生成可能とされる情報生成部と、入力された識別利用情報を利用して識別対象を識別する事象識別部と、前記移動面上で移動する移動体の速度としての事象に関連して識別の対象とする識別項目を設定する識別対象設定部と、前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報のうちから、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目の識別に用いる1以上の識別利用情報を前記事象識別部に入力する入力部とを備える事象識別装置である。
【0007】
(2)本発明の一態様は、(1)に記載の事象識別装置であって、前記識別対象設定部は、移動体の速度としての前記事象に関連して定められた複数の識別項目のうちから指定された識別項目を前記識別対象として設定してよい。
【0008】
(3)本発明の一態様は、(1)または(2)に記載の事象識別装置であって、前記入力部は、複数の識別項目ごとに識別に適合するものとして定められた識別利用情報を示す識別利用情報テーブルに基づいて、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目の識別に利用する識別利用情報を特定し、特定した識別利用情報を前記事象識別部に入力してよい。
【0009】
(4)本発明の一態様は、(1)または(2)に記載の事象識別装置であって、前記入力部は、前記時系列振動情報、時系列振動位置情報、および周波数特性情報の各識別利用情報のうちから、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目を識別するのに適合する1以上の識別利用情報を選択し、選択した識別利用情報を前記事象識別部に入力してよい。
【0010】
(5)本発明の一態様は、(4)に記載の事象識別装置であって、前記入力部は、識別項目に対する識別結果が最良となる1以上の識別利用情報による組み合わせパターンを推定するように機械学習を行って得られる機械学習モデルを用いて、前記識別対象設定部により対象として設定された識別項目に対応して前記事象識別部に入力させる1以上の識別利用情報を決定してよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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