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公開番号2025112728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007148
出願日2024-01-22
発明の名称撮像装置およびカメラシステム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H10F 39/18 20250101AFI20250725BHJP()
要約【課題】暗電流を抑制することができる撮像装置等を提供する。
【解決手段】撮像装置100は、光を電荷に変換する光電変換部12と、第1表面S1を有する半導体基板60と、を備える。半導体基板60は、第1導電型のn型半導体層62nと、n型半導体層62nより第1表面S1に近接して位置する第1導電型とは異なる第2導電型のp型半導体層65pと、第1導電型の不純物領域68bnと、電荷を蓄積する第1導電型の電荷蓄積領域67nと、平面視において不純物領域68bnおよび電荷蓄積領域67nの間に位置する遮断構造69と、を含む。n型半導体層62nは、平面視において、遮断構造69と重なる第1部分62aと、遮断構造69と重ならない部分を含む第2部分62bと、を含む。第1部分62aと第1表面S1との間の最短距離L1は、第2部分62bと第1表面S1との間の最短距離L2よりも短い。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光を電荷に変換する光電変換部と、
第1表面を有する半導体基板と、
を備え、
前記半導体基板は、
第1導電型の第1層と、
前記第1層より前記第1表面に近接して位置する前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2層と、
前記第2層内に位置し、前記第1導電型の第1不純物領域と、
前記第2層内に位置し、前記電荷を蓄積する前記第1導電型の第2不純物領域と、
前記第2層内に位置し、平面視において前記第1不純物領域および前記第2不純物領域の間に位置する遮断構造と、
を含み、
前記第1層は、
前記平面視において、前記遮断構造と重なる第1部分と、
前記平面視において、前記第1部分と異なる位置の第2部分であって、前記遮断構造と重ならない部分を含む第2部分と、
を含み、
前記第1部分と前記第1表面との間の最短距離は、前記第2部分と前記第1表面との間の最短距離よりも短い、
撮像装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記第1部分は、前記第1層における凸形状箇所である、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第2不純物領域は、前記平面視において、前記第2部分と重なる、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記遮断構造は、注入分離である、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1層に定電圧を供給する電圧供給回路をさらに備える、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記光電変換部に接続されるゲートを有するトランジスタをさらに備え、
前記トランジスタは、ソースおよびドレインの一方として前記第1不純物領域を含む、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記光電変換部は、前記半導体基板の上方に位置する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1部分は、前記平面視において、前記第1不純物領域内の一点および前記第2不純物領域内の一点を結ぶいずれの直線とも重なる、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像装置を備える、カメラシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は撮像装置およびカメラシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラなどには、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが広く用いられている。これらのイメージセンサは、半導体基板に形成されたフォトダイオードを有する。
【0003】
また、例えば、特許文献1および2に開示されているように、フォトダイオードに代えて、半導体基板の上方に光電変換層を配置した構造も提案されている。このような構造を有する撮像装置は、積層型の撮像装置と呼ばれることがある。積層型の撮像装置では、光電変換によって生成された電荷が、半導体基板に形成された不純物拡散領域などに信号電荷として一時的に蓄積される。蓄積された信号電荷量に応じた信号が、半導体基板に形成されたCCD回路またはCMOS回路を介して読み出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/002330号
国際公開第2012/147302号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像を表現する信号電荷とは異なる電荷は、信号電荷を一時的に保持する不純物拡散領域へ流入した場合に、得られる画像に劣化を生じさせるノイズの原因となり得る。このような意図しない電荷の移動を抑制できると有益である。以下では、このような、意図しない電荷の移動を、暗電流またはリーク電流と表現することがある。また、以下では、不純物拡散領域を単に不純物領域と表現することがある。
【0006】
本開示は、暗電流を抑制することができる撮像装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る撮像装置は、光を電荷に変換する光電変換部と、第1表面を有する半導体基板と、を備え、前記半導体基板は、第1導電型の第1層と、前記第1層より前記第1表面に近接して位置する前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2層と、前記第2層内に位置し、前記第1導電型の第1不純物領域と、前記第2層内に位置し、前記電荷を蓄積する前記第1導電型の第2不純物領域と、前記第2層内に位置し、平面視において前記第1不純物領域および前記第2不純物領域の間に位置する遮断構造と、を含み、前記第1層は、前記平面視において、前記遮断構造と重なる第1部分と、前記平面視において、前記第1部分と異なる位置の第2部分であって、前記遮断構造と重ならない部分を含む第2部分と、を含み、前記第1部分と前記第1表面との間の最短距離は、前記第2部分と前記第1表面との間の最短距離よりも短い。
【0008】
本開示の一態様に係るカメラシステムは、上記撮像装置を備える。
【0009】
また、包括的または具体的な態様は、素子、デバイス、モジュール、システムまたは方法で実現されてもよい。また、包括的または具体的な態様は、素子、デバイス、装置、モジュール、システムおよび方法の任意の組み合わせによって実現されてもよい。
【0010】
また、開示された実施の形態の追加的な効果および利点は、明細書および図面から明らかになる。効果および/または利点は、明細書および図面に開示の様々な実施の形態または特徴によって個々に提供され、これらの1つ以上を得るために全てを必要とはしない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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