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公開番号
2025111881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024005780
出願日
2024-01-18
発明の名称
舗装ブロック補修方法及び補修用テープ
出願人
東日本旅客鉄道株式会社
,
リンレイテープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01F
9/553 20160101AFI20250724BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】濡れた設置面においても適切な応急処置を施すことができる舗装ブロック補修方法及び補修用テープを提供する。
【解決手段】舗装ブロック補修方法は、接着剤塗布手順と貼付手順とを含み、接着剤塗布手順では、補修用テープ4の粘着層7に、シアノアクリレートを含む接着剤8を塗布して、接着領域9と粘着領域10とを形成し、貼付手順では、隣接した点字ブロック2と補修対象点字ブロック3(又は設置面1)との間において、接着領域9及び粘着領域10が、補修対象点字ブロック3の周縁を境に、補修対象点字ブロック3と点字ブロック2との目地部分13(又は補修対象点字ブロック3と設置面1との境界部分14)に跨って付着する向きで、補修用テープ4を貼り付ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層と粘着層とを有する補修用テープのうち、前記粘着層に、シアノアクリレートを含む接着剤を塗布して、前記接着剤が塗布された接着領域と、前記接着剤が塗布されていない粘着領域とを形成する接着剤塗布手順と、
設置面から剥離された舗装ブロックの周縁に前記補修用テープを貼り付ける貼付手順と、を含む、
ことを特徴とする舗装ブロック補修方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記貼付手順では、
前記接着領域及び前記粘着領域が、前記舗装ブロックの周縁を境に、前記舗装ブロックと前記舗装ブロックに隣接した舗装ブロック又は設置面とに跨って付着する向きとする、
ことを特徴とする請求項1に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項3】
前記接着剤塗布手順では、
前記接着剤を、凸状に盛ると共に筋状とする、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項4】
前記接着剤塗布手順では、
前記舗装ブロックの周縁に沿った長手の前記補修用テープに、前記接着剤を、長手方向に所定の間隔で、かつ、幅方向に渡すことで、複数の前記接着領域を形成する、
ことを特徴とする請求項3に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項5】
前記基材層に含有される可塑剤の配合量が、20パーセント以上、35パーセント以下である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項6】
前記基材層と前記粘着層との間に、前記基材層に含有された可塑剤が前記粘着層に移行することを抑止するバリア層を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項7】
前記粘着層の厚みが、200から350マイクロメートルである、
ことを特徴とする請求項5に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項8】
前記貼付手順の前に、
前記補修用テープを貼り付ける部位に硬化促進剤を塗布する硬化促進剤塗布手順を経る、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された舗装ブロック補修方法。
【請求項9】
基材層と、
前記基材層に積層された粘着層と、
前記粘着層に塗布された接着層と、を有し、
前記接着層が、シアノアクリレートを含み、
前記粘着層が、前記接着層が塗布された接着領域と、前記接着層が塗布されていない粘着領域と、を有する、
ことを特徴とする補修用テープ。
【請求項10】
前記接着層が、凸状に盛られている、
ことを特徴とする請求項9に記載された補修用テープ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、舗装の表面に施設された舗装ブロック等に対し、濡れている場合であっても施工可能な舗装ブロック補修方法及び補修用テープに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駅の構内や道路等の舗装の表面に、視覚障害者誘導用ブロック(以下、「点字ブロック」と記す。)が設置される工事において、下記特許文献1の記載によれば、点字ブロックの施設後であっても、工事期間中に点字ブロックを保護することを目的として、点字ブロックの周縁に粘着テープが貼り付けられる。
【0003】
粘着テープは、通行人の往来や舗装面の変形に伴って、点字ブロックが設置面から剥離したり割れたりした場合の応急処置にも利用される。特に、点字ブロックがタイルやコンクリートであった場合、点字ブロックがガタつくことで設置面に凹凸が生じるところ、補修工事によって再び点字ブロックを舗装と一体化させるには時間を要するため、応急処置として、補修工事に着工するまでの間、粘着テープが貼り付けられることで、ガタつきが抑えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-129711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、例えば、雨水等で設置面が濡れていた場合、粘着テープが設置面に貼り付かず、適切な応急処置とならない。
【0006】
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。本発明は、濡れた設置面においても適切な応急処置を施すことができる舗装ブロック補修方法及び補修用テープの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る舗装ブロック補修方法は、基材層と粘着層とを有する補修用テープのうち、前記粘着層に、シアノアクリレートを含む接着剤を塗布して、前記接着剤が塗布された接着領域と、前記接着剤が塗布されていない粘着領域とを形成する接着剤塗布手順と、設置面から剥離された舗装ブロックの周縁に前記補修用テープを貼り付ける貼付手順と、を含む、ことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る舗装ブロック補修方法は、前記貼付手順では、前記接着領域及び前記粘着領域が、前記舗装ブロックの周縁を境に、前記舗装ブロックと前記舗装ブロックに隣接した舗装ブロック又は設置面とに跨って付着する向きとする、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る舗装ブロック補修方法は、前記接着剤塗布手順では、前記接着剤を、凸状に盛ると共に筋状とする、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る舗装ブロック補修方法は、前記接着剤塗布手順では、前記舗装ブロックの周縁に沿った長手の前記補修用テープに、前記接着剤を、長手方向に所定の間隔で、かつ、幅方向に渡すことで、複数の前記接着領域を形成する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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