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公開番号
2025111359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024095196
出願日
2024-06-12
発明の名称
排ガス浄化用触媒
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01J
23/46 20060101AFI20250723BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】触媒活性が向上した排ガス浄化用触媒、特に三元触媒を提供する。
【解決手段】本開示の排ガス浄化用触媒は、ロジウム粒子、二酸化ジルコニウム粒子であって、ジルコニウムよりも高い酸化数を有するカチオンでドープされている二酸化ジルコニウム粒子、及び担体粒子を有しており、前記ロジウム粒子は、前記二酸化ジルコニウム粒子上に担持されており、かつ(i)前記担体粒子が、多孔質担体粒子であり、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記多孔質担体粒子の細孔内に担持されており、又は(ii)前記担体粒子が、複数の一次粒子から構成されており、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記担体粒子の内部に分散されている、排ガス浄化用触媒である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロジウム粒子、
二酸化ジルコニウム粒子であって、ジルコニウムよりも高い酸化数を有するカチオンでドープされている二酸化ジルコニウム粒子、及び
担体粒子
を有しており、
前記ロジウム粒子は、前記二酸化ジルコニウム粒子上に担持されており、かつ
(i)前記担体粒子が、多孔質担体粒子であり、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記多孔質担体粒子の細孔内に担持されており、又は(ii)前記担体粒子が、複数の一次粒子から構成されており、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記担体粒子の内部に分散されている、
排ガス浄化用触媒。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記(i)を満たす、請求項1に記載の排ガス浄化用触媒。
【請求項3】
前記(ii)を満たす、請求項1に記載の排ガス浄化用触媒。
【請求項4】
前記二酸化ジルコニウム粒子の質量の、前記二酸化ジルコニウム粒子と前記多孔質担体粒子との質量の合計に対する割合が、1.0~20.0質量%である、請求項1~3の何れか一項に記載の排ガス浄化用触媒。
【請求項5】
前記カチオンは、ニオブであり、かつ前記二酸化ジルコニウム粒子中における前記ニオブの含有率は、1.0~7.0質量%である、請求項1~3の何れか一項に記載の排ガス浄化用触媒。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、排ガス浄化用触媒に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、貴金属;アルミナ支持体粒子;及び前記アルミナ支持体粒子の表面上に担持されたZrO
2
半導体粒子;とを含む排ガス浄化用触媒を開示している。
【0003】
特許文献2は、Pt、Pd、Rhの群から選ばれる少なくとも一種以上の貴金属と、Al、Ce、La、Zr、Co、Mn、Fe、Mg、Ba、Tiの群から選ばれる少なくとも一種以上の金属元素の化合物が、Al
2
O
3
、ZrO
2
、CeO
2
の群から選ばれる少なくとも一種以上の酸化物に略均一に分散された複合化合物とを含む排気ガス浄化触媒であって、前記貴金属の表面積の一部が前記複合化合物によって被覆された状態で、前記貴金属が前記複合化合物に担持されていることを特徴とする排気ガス浄化触媒を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/050464号
特開2006-198594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排ガス浄化用触媒、特に三元触媒の触媒活性を向上させることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示者は、以下の手段により上記課題を達成することができることを見出した:
《態様1》
ロジウム粒子、
二酸化ジルコニウム粒子であって、ジルコニウムよりも高い酸化数を有するカチオンでドープされている二酸化ジルコニウム粒子、及び
担体粒子
を有しており、
前記ロジウム粒子は、前記二酸化ジルコニウム粒子上に担持されており、かつ
(i)前記担体粒子が、多孔質担体粒子であり、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記多孔質担体粒子の細孔内に担持されており、又は(ii)前記担体粒子が、複数の一次粒子から構成されており、かつ前記ロジウム粒子及び前記二酸化ジルコニウム粒子は、前記担体粒子の内部に分散されている、
排ガス浄化用触媒。
《態様2》
前記(i)を満たす、態様1に記載の排ガス浄化用触媒。
《態様3》
前記(ii)を満たす、態様1に記載の排ガス浄化用触媒。
《態様4》
前記二酸化ジルコニウム粒子の質量の、前記二酸化ジルコニウム粒子と前記多孔質担体粒子との質量の合計に対する割合が、1.0~20.0質量%である、態様1~3の何れか一つに記載の排ガス浄化用触媒。
《態様5》
前記カチオンは、ニオブである、態様1~4の何れか一つに記載の排ガス浄化用触媒。
《態様6》
前記二酸化ジルコニウム粒子中における前記ニオブの含有率は、1.0~7.0質量%である、態様5に記載の排ガス浄化用触媒。
《態様7》
前記担体粒子は、酸化アルミニウムである、態様1~6の何れか一つに記載の排ガス浄化用触媒。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、触媒活性が向上した排ガス浄化用触媒、特に三元触媒の触媒活性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一つの実施形態に従う排ガス浄化用触媒の模式図である。
本開示の他の実施形態に従う排ガス浄化用触媒の模式図である。
実施例1及び2、並びに比較例1~3の試料におけるニオブ含有率(質量%)とNOxの50%浄化温度(℃)との関係を示すグラフである。
実施例1、2、及び3並びに比較例1、2、及び7の試料におけるジルコニウムに対するニオブの質量パーセント比率とNOxの50%浄化温度(℃)との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について詳述する。なお、本開示は、以下の実施の形態に限定されるのではなく、開示の本旨の範囲内で種々変形して実施できる。
【0010】
1.排ガス浄化用触媒
本開示の排ガス浄化用触媒は、ロジウム粒子、二酸化ジルコニウム粒子であって、ジルコニウムよりも高い酸化数を有するカチオンでドープされている二酸化ジルコニウム粒子、及び多孔質担体粒子を有している。ロジウム粒子は、二酸化ジルコニウム粒子上に担持されている。ロジウム粒子及び二酸化ジルコニウム粒子は、多孔質担体粒子の細孔内に担持されている。本開示の排ガス浄化用触媒は、上記に代えて、ロジウム粒子、二酸化ジルコニウム粒子であって、ジルコニウムよりも高い酸化数を有するカチオンでドープされている二酸化ジルコニウム粒子、及び担体粒子を有していることができる。ロジウム粒子は、二酸化ジルコニウム粒子上に担持されており、ロジウム粒子及び二酸化ジルコニウム粒子は、担体粒子の内部に分散されていることができる。ここで、担体粒子は、担体粒子を構成する一次粒子が凝集された二次粒子であり、該一次粒子間にロジウム粒子及び二酸化ジルコニウム粒子が配置されているとも言い換えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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