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公開番号
2025110004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003676
出願日
2024-01-15
発明の名称
ステータ磁石組付装置、ステータ磁石組付方法、および、ステータの製造方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
H02K
15/02 20250101AFI20250718BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】磁石をステータコアに効率的に組み付けることができるステータ磁石組付装置、ステータ磁石組付方法、および、ステータの製造方法を提供する。
【解決手段】ステータ磁石組付装置は、ステータコアに磁石を組付けるためのステータ磁石組付装置であって、磁性材料によって形成された保持部材を含む保持機構であって、保持部材は磁石の上面を磁力によって引き付けて保持するための保持下面を有する保持機構と、保持部材によって保持される磁石が、ステータコアの磁石装着面と上下方向に隙間を挟んで対向する所定位置に配置されるように、保持部材を移動するための移動機構と、所定位置において保持される磁石を、保持下面から磁石装着面に向けて離すための離間機構と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータコアに磁石を組付けるためのステータ磁石組付装置であって、
磁性材料によって形成された保持部材を含む保持機構であって、前記保持部材は前記磁石の上面を磁力によって引き付けて保持するための保持下面を有する保持機構と、
前記保持部材によって保持される前記磁石が、前記ステータコアの磁石装着面と上下方向に隙間を挟んで対向する所定位置に配置されるように、前記保持部材を移動するための移動機構と、
前記所定位置において保持される前記磁石を、前記保持下面から前記磁石装着面に向けて離すための離間機構と、
を備えるステータ磁石組付装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記移動機構は、前記ステータコアの軸方向に延在すると共に前記保持部材を移動可能に支持する軸方向ガイドをさらに備える
請求項1に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項3】
前記軸方向ガイドは、
前記ステータコアの軸方向範囲に配置される第1ガイド部と、
前記ステータコアの前記軸方向範囲から一方側に離れた位置に配置される第2ガイド部と、
を含み、
前記第2ガイド部の軸方向長さは、前記第1ガイド部の軸方向長さ以上である
請求項2に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項4】
前記移動機構は、前記保持部材を前記上下方向に移動させるための上下移動機構を含む
請求項2または3に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項5】
前記保持機構は、非磁性材料によって形成されると共に前記保持下面から下側に突出する一対の保持突起であって、前記ステータコアの軸方向と直交する方向に前記保持下面に沿って間隔を空けて配置される一対の保持突起をさらに含む
請求項1乃至3の何れか1項に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項6】
前記離間機構は、前記保持部材によって保持される前記磁石を、前記保持下面から前記磁石装着面に向けて離間させるように付勢するための付勢ユニットを含む
請求項1乃至3の何れか1項に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項7】
前記保持部材は、前記保持下面において開口する保持孔を有し、
前記付勢ユニットは、前記保持孔に挿通される付勢ロッドを有し、
前記付勢ロッドは上下に変位するように構成されている
請求項6に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項8】
前記保持孔は、雌ねじが形成された内周面を有するねじ孔であり、
前記付勢ロッドは、前記内周面に螺合するねじ軸部を有する
請求項7に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項9】
前記保持機構は、前記磁石と前記保持下面との間に介在するスペーサであって、前記ステータコアの軸方向に延在すると共に非磁性材料によって形成されるスペーサをさらに含む
請求項6に記載のステータ磁石組付装置。
【請求項10】
前記離間機構は、前記保持部材に配置される電磁石をさらに含む
請求項1乃至3の何れか1項に記載のステータ磁石組付装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ステータ磁石組付装置、ステータ磁石組付方法、および、ステータの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、磁気ギヤ電気機械に組み込まれるステータが知られている。例えば特許文献1に開示されるステータは、周方向に延在するステータコアを含む。ステータコアに設けられる複数のティースには、複数の磁石(ステータ磁石)が周方向に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-042363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ステータ磁石のステータコアへの組付けは効率的に行われることが好ましい。
【0005】
本開示の目的は、磁石をステータコアに効率的に組み付けることができるステータ磁石組付装置、ステータ磁石組付方法、および、ステータの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の少なくとも一実施形態に係るステータ磁石組付装置は、
ステータコアに磁石を組付けるためのステータ磁石組付装置であって、
磁性材料によって形成された保持部材を含む保持機構であって、前記保持部材は前記磁石の上面を磁力によって引き付けて保持するための保持下面を有する保持機構と、
前記保持部材によって保持される前記磁石が、前記ステータコアの磁石装着面と上下方向に隙間を挟んで対向する所定位置に配置されるように、前記保持部材を移動するための移動機構と、
前記所定位置において保持される前記磁石を、前記保持下面から前記磁石装着面に向けて離すための離間機構と、を備える。
【0007】
本開示の少なくとも一実施形態に係るステータ磁石組付方法は、
ステータコアに磁石を組付けるステータ磁石組付方法であって、
磁性材料によって形成された保持部材の保持下面に前記磁石を引き付けて保持させる保持ステップと、
保持される前記磁石が前記ステータコアの磁石装着面と上下方向に隙間を空けて対向する所定位置に配置されるように、前記保持部材を移動する移動ステップと、
前記保持部材によって保持される前記磁石を、前記保持下面から前記磁石装着面に向けて離す離間ステップと、を備える。
【0008】
本開示の少なくとも一実施形態に係るステータの製造方法は、
上記のステータ磁石組付方法を繰り返すことによって、前記ステータコアの周方向長さの全長に亘って、複数の前記磁石を前記ステータコアに組み付けるステータの製造方法であって、
前記複数の磁石は、
前記ステータコアの径方向の外側に磁化された第1径方向磁石と、
前記径方向の内側に磁化された第2径方向磁石と、
前記ステータコアの周方向の一方側に磁化された第1周方向磁石と、
前記周方向の他方側に磁化された第2周方向磁石と、
を含み、
前記ステータの製造方法は、
前記第1径方向磁石と前記第2径方向磁石を、前記ステータコアの前記周方向に間隔を空けて交互に配置する径方向磁石配置ステップと、
前記径方向磁石配置ステップの後、前記第1周方向磁石および前記第2周方向磁石を前記周方向において間隔を空けて配置する周方向磁石配置ステップであって、前記第1径方向磁石の前記周方向の前記一方側かつ前記第2径方向磁石の前記周方向の前記他方側には前記第1周方向磁石を配置し、前記第1径方向磁石の前記他方側かつ前記第2径方向磁石の前記周方向の前記一方側には前記第2周方向磁石を配置する周方向磁石配置ステップと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ステータコアに効率的に組み付けることができるステータ磁石組付装置、ステータ磁石組付方法、および、ステータの製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る磁気ギヤ電気機械の概略図である。
一実施形態に係るステータの概略図である。
第1実施形態に係るステータ磁石組付装置の概略図である。
第1実施形態に係る移動機構の概略図である。
第1実施形態に係る保持機構および離間機構の概略図である。
第1実施形態に係る保持機構および離間機構の概略的な断面図である。
一実施形態に係る回転支持機構の概略図である。
一実施形態に係る磁石(ステータ磁石)の組付け方法のフローチャートである。
一実施形態に係る磁石の組付け方法を示す概略図である。
図9Aに続く、磁石の組付け方法を示す概略図である。
図9Bに続く、磁石の組付け方法を示す概略図である。
図9Cに続く、磁石の組付け方法を示す概略図である。
図9Dに続く、磁石の組付け方法を示す概略図である。
第1変形例に係る離間機構の概略図である。
第2変形例に係る離間機構の概略図である。
第2実施形態に係るステータ磁石組付装置の概略図である。
第2実施形態に係る移動ステップの概略図である。
第2実施形態に係る離間ステップの概略図である。
第2実施形態に係る離間ステップ後の磁石を示す概略図である。
一実施形態に係るステータの製造方法を示す概略図である。
一実施形態に係る径方向磁石配置ステップを示す概略図である。
一実施形態に係る周方向磁石配置ステップを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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