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公開番号2025103953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221720
出願日2023-12-27
発明の名称殺菌用ユニット、細胞培養システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61L 2/08 20060101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】メンテナンス頻度を低下させつつ殺菌することができる殺菌用ユニット、細胞培養システムを提供する。
【解決手段】殺菌用ユニットは、水平方向に延びるベース部と、前記ベース部の鉛直上方で水平方向に延びて上下方向に遮光可能な遮光部と、上下方向に延びて前記ベース部に支持されるとともに前記遮光部を下方から支持する第一支持部と、前記遮光部の上方に設けられ殺菌光を出射可能な出射部と、上下方向における前記遮光部と前記ベース部との間に設けられて、前記出射部を駆動する駆動装置と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水平方向に延びる載置面を有したベース部と、
前記ベース部の鉛直上方で水平方向に延びて上下方向に遮光可能な遮光部と、
上下方向に延びて前記ベース部に支持されるとともに前記遮光部を下方から支持する第一支持部と、
前記遮光部の上方に設けられ殺菌光を出射可能な出射部と、
前記ベース部の前記載置面に支持されて、前記出射部を駆動する駆動装置と、
を備える殺菌用ユニット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記駆動装置は、前記出射部を駆動するための電力を供給する電力供給装置と、前記電力供給装置から供給される電力を用いて前記出射部による殺菌光の出射制御を行う制御装置と、を備え、
前記電力供給装置は、前記ベース部に支持され、
前記制御装置は、前記遮光部よりも下方、且つ前記電力供給装置よりも上方に配置されている
請求項1に記載の殺菌用ユニット。
【請求項3】
前記出射部は、
直線状に延びる直管部と、
前記直管部を前記遮光部の上面に固定する固定部と、を備え、
前記直管部は、
前記遮光部の鉛直上方に位置する第一管部と、
前記遮光部から水平方向にはみ出して配置される第二管部と、を備える
請求項1又は2に記載の殺菌用ユニット。
【請求項4】
前記遮光部は、
前記直管部の軸線の延長上に上下方向に貫通する肉抜き部を有する
請求項3に記載の殺菌用ユニット。
【請求項5】
前記ベース部は、
水平方向に延びる第一載置部と、
前記第一載置部の鉛直上方に配置されて水平方向に延びる第二載置部と、
上下方向に延びて前記第一載置部に支持されるとともに前記第二載置部を下方から支持する第二支持部と、を備える
請求項2に記載の殺菌用ユニット。
【請求項6】
前記電力供給装置は、前記第一載置部に支持され、
前記制御装置は、前記第二載置部に支持されている
請求項5に記載の殺菌用ユニット。
【請求項7】
前記第一支持部は、
上下方向に延びる柱状をなす柱部と、
前記柱部の下端から突出する下部ネジ軸と、
前記柱部の上端から凹む上部ネジ穴と、
を有し、
前記ベース部は、上面から凹むとともに前記下部ネジ軸が締結可能な下部ネジ孔を有し、
前記遮光部は、前記柱部に対応する水平方向位置で上下方向に貫通するネジ挿通孔を有し、
前記ネジ挿通孔に上方から挿入されて前記上部ネジ穴に締結されることで、前記柱部と前記遮光部とを固定する上部ネジをさらに備える
請求項1又は2に記載の殺菌用ユニット。
【請求項8】
前記ベース部は、前記柱部の下端を上方から挿入可能な下穴部を有し、
前記遮光部は、前記柱部の上端を下方から挿入可能な上穴部を有する
請求項7に記載の殺菌用ユニット。
【請求項9】
請求項1に記載の殺菌用ユニットと、
前記殺菌用ユニットが搬入されるストッカと、
細胞を増殖させる培養エリアを形成するインキュベータと、
分注装置が設けられた液操作エリアを形成するクリーンベンチと、
前記ストッカと前記クリーンベンチとの間で前記殺菌用ユニットを搬送する搬送装置と、
を備える細胞培養システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、殺菌用ユニット、細胞培養システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、移動しながら紫外線照射することで、人が接触する可能性のある領域に付着したウイルスや細菌を不活化、除菌する移動式除菌装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-109461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
細胞培養を自動で行う細胞培養システムのクリーンベンチ等では、特許文献1に記載されているような移動式除菌装置を走行させるスペースを確保することが困難である。さらに、移動式除菌装置では、殺菌光を出射させる出射部を駆動する駆動装置や電力供給装置等の装置が出射部とともに移動するため、殺菌光がこれらの装置に照射されて劣化を早めてしまい、メンテナンス頻度を高めてしまう場合がある。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、メンテナンス頻度を低下させつつ殺菌することができる殺菌用ユニット、細胞培養システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る殺菌用ユニットは、水平方向に延びるベース部と、前記ベース部の鉛直上方で水平方向に延びて上下方向に遮光可能な遮光部と、上下方向に延びて前記ベース部に支持されるとともに前記遮光部を下方から支持する第一支持部と、前記遮光部の上方に設けられ殺菌光を出射可能な出射部と、前記ベース部の前記載置面に支持されて、前記出射部を駆動する駆動装置と、を備える。
【0007】
本開示の一態様に係る細胞培養システムは、上記殺菌ユニットと、前記殺菌用ユニットが搬入されるストッカと、細胞を増殖させる培養エリアを形成するインキュベータと、分注装置が設けられた液操作エリアを形成するクリーンベンチと、前記ストッカと前記クリーンベンチとの間で前記殺菌用ユニットを搬送する搬送装置と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の殺菌用ユニット、細胞培養システムによれば、メンテナンス頻度を低下させつつ殺菌することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る細胞培養システムの概略構成を示す平面図である。
本開示の実施形態に係る殺菌用ユニットの斜視図である。
本開示の実施形態に係る殺菌用ユニットの平面図である。
本開示の実施形態における第一支持部と遮光部及びベース部との接続構造を示す断面図である。
本開示の実施形態における駆動装置の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の細胞培養システム100は、フラスコユニット(図示せず)を処理単位として、無人かつ自動での細胞培養や培養後の細胞の分析等を行うシステムである。フラスコユニットは、複数(例えば2つ)のフラスコを有している。フラスコ内には、細胞及び細胞増殖に必要な栄養素等が添加された培地を含む培養液が収容される。
(【0011】以降は省略されています)

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