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公開番号2025109499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003428
出願日2024-01-12
発明の名称釣糸ガイド、及び該釣糸ガイドを備える釣竿
出願人グローブライド株式会社
代理人個人
主分類A01K 87/04 20060101AFI20250717BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】射出成型により形成される釣糸ガイドにおいて、ゲート痕を除去することなくガイド本体にガイドリングを装着できるようにし、ゲート痕の除去工程を不要とできるだけでなく、ゲート痕によりガイド本体とガイドリングとの接着強度の向上にも資する釣糸ガイド、及び該釣糸ガイドを備える釣竿の提供。
【解決手段】本発明の釣糸ガイドは、貫通孔が形成されたガイド本体と、前記ガイド本体の前記貫通孔に嵌め込まれるガイドリングと、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する内周面に形成されかつ該ガイド本体の該貫通孔に突出するように形成されるゲート痕と、を備え、前記ガイド本体は、該ガイド本体に垂直な方向で見た場合に、前記貫通孔は、真円よりも径方向外側に膨らんだ1又は複数の凸状部を含むように形成され、前記ゲート痕は、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する前記内周面の、前記貫通孔の前記1又は複数の凸状部が形成される位置に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
釣竿に取り付けられる釣糸ガイドであって、
前記釣糸ガイドは、貫通孔が形成されたガイド本体と、前記ガイド本体の前記貫通孔に嵌め込まれるガイドリングと、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する内周面に形成されかつ該ガイド本体の該貫通孔に突出するように形成されるゲート痕と、を備え、
該ガイド本体に垂直な方向で見た場合、前記ガイド本体の、前記貫通孔を画定する輪郭形状は、真円よりも径方向外側に膨らんだ1又は複数の凸状部を含むように形成され、
前記ゲート痕は、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する前記内周面の、前記貫通孔の前記1又は複数の凸状部が形成される位置に配置されることを特徴とする釣糸ガイド。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ゲート痕が複数形成される場合、前記1又は複数の凸状部は、形成される該ゲート痕の数に合わせて複数形成される、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項3】
前記1又は複数の凸状部は、三日月状の形状である、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項4】
前記ゲート痕は、最大高さ(D1)が0.1mmから1.0mmの範囲の高さである、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項5】
前記ゲート痕は、前記ガイド本体に垂直な方向で見て、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する前記内周面の中央位置又は前記内周面の両端部位置と重ならない位置に形成される、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項6】
前記1又は複数の凸状部は、その最大高さ(L1)が前記ゲート痕の最大高さ(D1)以上である、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項7】
前記ガイドリングは、その外周面と前記ガイド本体の内周面との間に隙間ができるように湾曲しており、前記ゲート痕は、該ガイドリングの該外周面と、前記ガイド本体の内周面との間に形成される、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項8】
当該隙間に配された接着剤をさらに備える、請求項7に記載の釣糸ガイド。
【請求項9】
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の釣糸ガイドを少なくとも1つ備えた釣竿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸ガイド、及び該釣糸ガイドを備える釣竿に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、釣糸を案内するための釣糸ガイドが釣竿の外側に装着された様々な釣竿が知られている。
【0003】
このような釣竿に用いる釣糸ガイドでは、通常、釣糸を案内するためのガイドリングと該ガイドリングを保持するためのガイドフレームとを備えており、該ガイドフレームは、竿体に取り付けるための取付部と、該取付部から立ち上がったフレーム本体部とを備えている。そして、フレーム本体部のリング装着孔にガイドリングが装着され、該ガイドリングに釣糸が挿通されて案内される。
【0004】
このような釣糸ガイドとして、例えば、特許文献1には、竿体の外側に取り付けられる釣糸ガイドであって、釣糸を案内するためのガイドリングと該ガイドリングを保持するための合成樹脂製のガイドフレームとを備え、該ガイドフレームは、竿体に取り付けるための取付部と、該取付部から立設され、ガイドリングが装着されるリング装着孔が形成されたフレーム本体部とを備え、ガイドフレームは、射出成形により一体的に形成されたものであり、リング装着孔は、射出成形後にゲート痕を含む所定部分を除去するように孔加工して形成されたものである釣糸ガイドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-135103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の釣糸ガイドでは、リング保持部の内径側にゲートが配され、穴加工時にゲートを除去することが必要となるガイドフレーム構造であるため、釣糸ガイドの穴加工時にゲートの除去工程が不可避となってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、射出成型により形成される釣糸ガイドにおいて、ゲート痕を除去することなくガイド本体にガイドリングを装着できるようにし、ゲート痕の除去工程を不要とできるだけでなく、従来除去されていたゲート痕によりガイド本体とガイドリングとの接着強度の向上にも資する釣糸ガイド、及び該釣糸ガイドを備える釣竿を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドは、釣竿に取り付けられ、該釣糸ガイドは、貫通孔が形成されたガイド本体と、前記ガイド本体の前記貫通孔に嵌め込まれるガイドリングと、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する内周面に形成されかつ該ガイド本体の該貫通孔に突出するように形成されるゲート痕と、を備え、 該ガイド本体に垂直な方向で見た場合、前記ガイド本体の、前記貫通孔を画定する輪郭形状は、真円よりも径方向外側に膨らんだ1又は複数の凸状部を含むように形成され、前記ゲート痕は、前記ガイド本体の前記貫通孔を画定する前記内周面の、前記貫通孔の前記1又は複数の凸状部が形成される位置に配置される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記ゲート痕が複数形成される場合、前記1又は複数の凸状部は、形成される該ゲート痕の数に合わせて複数形成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドにおいて、前記1又は複数の凸状部は、三日月状の形状である。
(【0011】以降は省略されています)

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