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公開番号2025107960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024114697
出願日2024-07-18
発明の名称フローティング映像を投影可能な非接触ボタン
出願人達運精密工業股ふん有限公司,DARWIN PRECISIONS CORPORATION
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類G02B 5/00 20060101AFI20250714BHJP(光学)
要約【課題】フローティング映像を投影可能な非接触ボタンを提供する。
【解決手段】
非接触ボタンは、基板と、複数の発光素子と、遮光素子と、撮像シートと、を備える。発光素子は基板上に固定される。遮光素子も基板上に固定される。遮光素子は、複数の収容空間と、第1の表面と、第2の表面と、を有する。第1の表面と第2の表面は対向し、第1の表面には複数の光出射口がある。収容空間は第1の表面と第2の表面を貫通し、それぞれ光出射口に連通する。発光素子はそれぞれ収容空間内に位置する。撮像シートは第1の表面に対向するように設置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、前記基板上に固定される複数の発光素子と、前記基板上に固定され、複数の収容空間と、第1の表面と、第2の表面とを有し、前記第1の表面と前記第2の表面は対向し、且つ、前記第1の表面は複数の光出射口を有し、前記複数の収容空間は前記第1の表面と前記第2の表面を貫通し、それぞれが前記複数の光出射口に連通しており、前記複数の発光素子はそれぞれ前記複数の収容空間内に位置する、遮光素子と、前記第1の表面と対向するように設置される、撮像シートと、を備えることを特徴とするフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記遮光素子は複数の遮光壁を備え、前記第1の表面と前記第2の表面は前記複数の遮光壁の対向する2つの末端に位置しており、前記複数の遮光壁は互いに交差し、前記複数の収容空間を囲み、且つ、前記複数の遮光壁は互いに密接に結合することを特徴とする、請求項1に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項3】
前記複数の遮光壁は一体構造または別体構造であることを特徴とする、請求項2に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項4】
前記複数の遮光壁はそれぞれ2つの光反射面を有し、各前記複数の遮光壁の前記2つの末端は頂端と底端を含み、前記第1の表面は前記複数の頂端に位置し、且つ、前記第2の表面は前記複数の底端に位置しており、前記2つの光反射面は互いに対向し、前記頂端と前記底端の間に位置しており、且つ、前記収容空間内に位置することを特徴とする、請求項2に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項5】
前記複数の遮光壁はそれぞれ幅を有し、且つ、前記幅は前記2つの光反射面の間に位置し、前記幅は前記頂端から前記底端に向かって徐々に広がることを特徴とする、請求項4に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項6】
前記底端に位置する前記第2の表面は平面であり、且つ、前記2つの光反射面は前記平面に対して傾斜していることを特徴とする、請求項5に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項7】
前記2つの光反射面はそれぞれ凹む円弧面であることを特徴とする、請求項5に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項8】
前記複数の遮光壁はそれぞれ本体と光反射層を備え、前記頂端と前記底端は前記本体の対向する両側に位置し、前記光反射層は前記本体の前記頂端と前記底端の間に設置され、前記2つの光反射面を形成し、前記本体と前記光反射層は一体構造または別体構造であることを特徴とする、請求項4に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項9】
前記遮光素子は筐体を更に備え、前記筐体は前記複数の遮光壁を囲み、密接に結合することを特徴とする、請求項2に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
【請求項10】
前記第1の表面は平面であることを特徴とする、請求項1に記載のフローティング映像を投影可能な非接触ボタン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタンに関するものであり、特にフローティング映像を投影可能な非接触ボタンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なボタンの種類は、接触式ボタンと非接触ボタンに大別することができる。通常、接触式ボタンは押下または接触されなければ動作しないため、非接触ボタンに比べて往々に摩耗しやすく、清潔を保ちにくい。非接触ボタンは通常、複数の発光素子と撮像シートを配置してフローティング映像を投影する。
【0003】
接触式ボタンと同様に、異なる機能の非接触ボタンは通常、互いに隣接して設置され、大量のスペースを占有しないようにされる。しかし、非接触ボタン同士の距離が近すぎるため、異なる非接触ボタンの発光素子から生成される光線が互いに干渉しやすい。したがって、周知の技術では、オフにされた非接触ボタンのフローティング映像が完全に消えないことが多く、これが利用者の誤操作を引き起こす原因となっている。更に、周知の非接触ボタンのフローティング映像は、輝度とコントラストが不十分であり、映像品質が悪い問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、フローティング映像が完全に消えない問題を改善し、映像品質を向上させるためのフローティング映像を投影可能な非接触ボタンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記一つまたは一部または全部の目的、或いは他の目的を達成するために、本発明が提供するフローティング映像を投影可能な非接触ボタンは、基板と、複数の発光素子と、遮光素子と、撮像シートと、を備える。発光素子は基板上に固定される。遮光素子も基板上に固定される。遮光素子は、複数の収容空間と、第1の表面と、第2の表面と、を有する。第1の表面と第2の表面は対向し、第1の表面には複数の光出射口がある。収容空間は第1の表面と第2の表面を貫通し、それぞれ光出射口に連通する。発光素子はそれぞれ収容空間内に位置する。撮像シートは第1の表面に対向するように設置される。
【0006】
本発明の一実施例において、前記遮光素子は複数の遮光壁を備えることができる。第1の表面と第2の表面は遮光壁の対向する2つの末端に位置する。遮光壁は互いに交差し、収容空間を囲み、互いに密接に結合する。
【0007】
本発明の一実施例において、前記遮光壁は、例えば一体構造または別体構造である。
【0008】
本発明の一実施例において、前記遮光壁はそれぞれ2つの光反射面を有する。各遮光壁の2つの末端は頂端と底端がある。第1の表面は頂端に位置し、第2の表面は底端に位置する。2つの光反射面は互いに対向し、頂端と底端の間に位置しており、収容空間内に位置する。
【0009】
本発明の一実施例において、前記遮光壁はそれぞれ幅があり、幅は2つの光反射面の間に位置する。幅は、例えば、頂端から底端に向かって徐々に広がる。
【0010】
本発明の一実施例において、前記底端に位置する第2の表面は平面であり、2つの光反射面は平面に対して傾斜する。
(【0011】以降は省略されています)

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