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公開番号
2025108340
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024091162
出願日
2024-06-05
発明の名称
非接触ボタン
出願人
達運精密工業股ふん有限公司
,
DARWIN PRECISIONS CORPORATION
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250715BHJP(計算;計数)
要約
【課題】非接触ボタンを提供する。
【解決手段】
非接触ボタンは、基板と、筐体と、第1発光素子と、光学撮像アセンブリと、光学スイッチアセンブリと、を備える。筐体は基板上に取り付けられる。光学撮像アセンブリは筐体内に設置され、筐体内の第1発光素子を覆う。光学撮像アセンブリは、第1発光素子から提供される第1光束を開口部から投影されるフローティング光学映像に変換する。光学スイッチアセンブリは、第2発光素子と光学トリガスイッチとを備え、光学トリガスイッチは第2発光素子から発せられた第2光束を検知した時に操作信号を生成する。第2発光素子は筐体内に位置し、且つ筐体の開口部に向かっている。光学トリガスイッチは開口部の隣に位置し、且つ開口部に向かっている。光学撮像アセンブリはパターン板を備え、パターン板はパターン部と透光部とを備え、透光部はパターン部を取り囲んでおり、第2発光素子は透光部に向かって第2光束を発する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に取り付けられ、前記基板から離れた側に開口部がある、筐体と、
前記筐体内に収容される、第1発光素子と、
前記筐体内に設置され、前記第1発光素子を覆い、前記第1発光素子が提供する第1光束を前記開口部から投影されるフローティング光学映像に変換する、光学撮像アセンブリと、
第2発光素子と光学トリガスイッチとを備え、前記光学トリガスイッチは、前記第2発光素子が生成する第2光束を検知した際に操作信号を生成し、前記第2発光素子は、前記基板上に取り付けられ前記筐体内に位置し、且つ、前記開口部に向かっており、前記光学トリガスイッチは、前記筐体に取り付けられ前記開口部の隣に位置し、且つ、前記開口部に向かっている、光学スイッチアセンブリと、
を備え、
前記光学撮像アセンブリはパターン板を備え、前記パターン板はパターン部と透光部とを備え、前記透光部は前記パターン部を取り囲んでおり、前記第2発光素子は前記透光部に向かって前記第2光束を発することを特徴とする、非接触ボタン。
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【請求項2】
前記パターン板は遮光層を更に備え、前記遮光層は透光開口部を有し、前記遮光層は前記パターン部を覆い、且つ、前記透光部を覆わないことを特徴とする、請求項1に記載の非接触ボタン。
【請求項3】
前記基板と前記光学撮像アセンブリの間に位置するブロッキング壁を更に備え、前記第2光束が前記透光開口部から出射されるのを阻止することを特徴とする、請求項2に記載の非接触ボタン。
【請求項4】
前記ブロッキング壁は筐体を構成し、且つ前記基板に接続されており、また、前記基板を第1領域と第2領域とに分け、前記第2領域は前記第1領域を取り囲んでおり、前記第2発光素子が前記第2領域に取り付けられることを特徴とする、請求項3に記載の非接触ボタン。
【請求項5】
前記ブロッキング壁の前記パターン板における正投影が前記パターン部の縁に位置することを特徴とする、請求項3に記載の非接触ボタン。
【請求項6】
前記筐体は前記開口部の一側に設置されている設置溝を備え、前記設置溝のスロットは前記開口部の方向に傾斜しており、前記光学トリガスイッチが前記設置溝内に設置されていて、また、光学拡散ユニットを更に備え、前記設置溝に取り付けられており、且つ前記スロットに位置することを特徴とする、請求項1に記載の非接触ボタン。
【請求項7】
前記光学撮像アセンブリは、前記パターン板に接続され、且つ前記パターン板の前記基板から離れた側に配置されるレンズアレイを更に備え、前記第1光束が前記パターン板と前記レンズアレイを通過後、前記フローティング光学映像を形成することを特徴とする、請求項1に記載の非接触ボタン。
【請求項8】
前記光学撮像アセンブリはコリメート部を更に備え、前記基板と前記パターン板との間に配置されており、前記第1光束と前記第2光束をコリメート光ビームに変換することを特徴とする、請求項1に記載の非接触ボタン。
【請求項9】
前記第2発光素子が赤外光発光素子であり、前記光学トリガスイッチが赤外光センサであることを特徴とする、請求項1に記載の非接触ボタン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタンに関するものであり、特に光学的なフローティングパターンを生成することが可能な非接触ボタンに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のボタンは主に2つのタイプに分けられる。1つは利用者が実際に触れる必要がある押しボタン型であり、もう1つは利用者が実際に触れる必要のない非接触ボタンである。押しボタン型は、利用者が押すことにより内部の部品が互いに接触して、電気信号を生成する。非接触ボタンは、光センサを用いて、ボタンの前方で利用者の指によって生じる光の変化を検知して、信号を生成する。非接触ボタンは、利用者が装置に触れずに操作できるため衛生的な利点がある。
【0003】
触覚フィードバックがないため、利用者が、ボタン操作を成功したかどうか確認できるように、一部の非接触ボタンでは、前方の検知エリアにフローティング光学映像が表示される。つまり、利用者に、ボタンが表示するフローティング光学映像の位置を介して、ボタンの検知エリアを予測できるようにする。フローティング光学映像のパターンを生成するためには、ボタン内部から投影される光を遮断またはフィルタリングする必要が多い。そのため、フローティング光学映像のパターンに応じて、異なるボタンが実際に外部に投影する光の強度が一貫しない場合があり、これにより異なるボタンで検知エラーが生じる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、良好な検知精度を有する非接触ボタンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の利点を達成するために、本発明の非接触ボタンは、基板と、筐体と、第1発光素子と、光学撮像アセンブリと、光学スイッチアセンブリと、を備える。筐体は基板上に取り付けられ、筐体の基板から離れた側には開口部がある。第1発光素子は筐体内に収容される。光学撮像アセンブリは筐体内に設置され、第1発光素子を覆い、第1発光素子から提供される第1光束を開口部から投影されるフローティング光学映像に変換する。光学スイッチアセンブリは、第2発光素子と光学トリガスイッチとを備え、光学トリガスイッチは第2発光素子から発せられた第2光束を検知した時に操作信号を生成し、第2発光素子は基板上に取り付けられ、筐体内に位置し、且つ開口部に向かっている。光学トリガスイッチは筐体上に取り付けられ、開口部の隣に位置し、且つ開口部に向かっている。光学撮像アセンブリはパターン板を備え、パターン板はパターン部と透光部とを備え、透光部はパターン部を取り囲んでおり、第2発光素子は透光部に向かって第2光束を発する。
【0006】
一実施例において、前記パターン板は、遮光層を更に備え、遮光層は透光開口部を有し、遮光層はパターン部を覆い、且つ、透光部を覆わない。
【0007】
一実施例において、前記非接触ボタンは、基板と光学撮像アセンブリとの間に位置するブロッキング壁を更に備え、第2光束が透光開口部から出射されるのを阻止する。
【0008】
一実施例において、前記ブロッキング壁は筐体を構成し、且つ、基板に接続されており、また、基板を第1領域と第2領域とに分け、第2領域は第1領域を取り囲んでおり、第2発光素子が第2領域に取り付けられる。
【0009】
一実施例において、前記ブロッキング壁のパターン板における正投影がパターン部の縁に位置する。
【0010】
一実施例において、前記筐体は開口部の一側に設置されている設置溝を備え、且つ設置溝のスロットは開口部の方向に傾斜しており、光学トリガスイッチが設置溝内に設置される。非接触ボタンは、光学拡散ユニットを更に備え、設置溝内に取り付けられており、且つ、スロットに位置する。
(【0011】以降は省略されています)
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