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公開番号
2025102152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219422
出願日
2023-12-26
発明の名称
電池モジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
H01M
50/284 20210101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】出力端子間がショートしたときの影響が電池セルに及んでしまうことを防いだ電池モジュールを提供する。
【解決手段】出力端子に接続される負荷に電力を供給する電池モジュールであって、蓄電部と、蓄電部と出力端子との間に設けられ、蓄電部と出力端子との電気的な導通/遮断の状態を切り替えるリレーと、リレーの状態を制御する制御部と、を備え、制御部は、電池モジュールの出力抵抗が第1閾値以上である場合、リレーを遮断状態に制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力端子に接続される負荷に電力を供給する電池モジュールであって、
蓄電部と、
前記蓄電部と前記出力端子との間に設けられ、前記蓄電部と前記出力端子との電気的な導通/遮断の状態を切り替えるリレーと、
前記リレーの状態を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記電池モジュールの出力抵抗が第1閾値以上である場合、前記リレーを遮断状態に制御する、電池モジュール。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記リレーと並列に接続される定電流回路をさらに備え、
前記制御部は、前記リレーが遮断状態である期間、前記定電流回路を介して前記蓄電部から前記出力端子に一定の電流を流す制御を定期的に実施し、当該制御における前記蓄電部の流出電流と前記出力端子の電圧とに基づいて前記出力抵抗を導出する、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記制御部は、前記出力抵抗が前記第1閾値よりも小さい第2閾値未満である場合、前記リレーを遮断状態に制御する、請求項1または2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記制御部は、前記出力抵抗が前記第2閾値以上かつ前記第1閾値未満である場合、前記リレーを導通状態に制御する、請求項3に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記制御部は、前記出力端子から前記負荷が取り外されたことを検知すると、前記リレーを遮断状態に制御する、請求項4に記載の電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、出力端子に接続される負荷に電力を供給する電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電池セルの電極端子連結部に電気的に接続された電圧センシング用端子と、電圧センシング用端子に連結した導電部との間に、信号遮断部を配置した電池モジュールが開示されている。この電池モジュールでは、導電部のショートが発生したときに信号遮断部を用いて検出電圧の伝送を中断することによって、安全性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-048693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された電池モジュールでは、電池セルと導電部(すなわち電圧センシング用端子)とが電気的に接続されているため、導電部のショートが発生したときに直ちに検出電圧の伝送を中断したとしても、ショートの影響が電池セルに及んでしまうという課題がある。
【0005】
よって、電池モジュールの安全性をさらに向上させるためには、出力端子などがショートした場合でも、出力端子間のショートによる影響が電池セルに及ばないようにすることが望まれる。
【0006】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、出力端子間がショートしたときの影響が電池セルに及んでしまうことを防ぐことができる電池モジュールを提供する、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、出力端子に接続される負荷に電力を供給する電池モジュールであって、蓄電部と、蓄電部と出力端子との間に設けられ、蓄電部と出力端子との電気的な導通/遮断の状態を切り替えるリレーと、リレーの状態を制御する制御部と、を備え、制御部は、電池モジュールの出力抵抗が第1閾値以上である場合、リレーを遮断状態に制御する、電池モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
上記本開示の電池モジュールによれば、電池モジュールの出力抵抗が第1閾値以上である場合には、電池モジュールの出力端子に負荷が接続されていないものと判断し、リレーを遮断状態に制御して蓄電部と出力端子とを電気的に切り離す。この制御により、たとえ出力端子間がショートしたとしても、ショートの影響が電池セルに及んでしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電池モジュールの概略構成図
電池モジュールが実行する接続診断制御の処理フローチャート
接続診断制御の結果の一例を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の電池モジュールは、単体で輸送されている場面などの電池モジュールの出力端子に負荷が接続されていない場合には、電池セルスタック(蓄電部)と出力端子とを電気的に遮断した状態に保持する。これにより、外的要因によって出力端子間がショートする状況が発生したとしても、その影響が電池セルスタックに及んでしまうことを防ぐことができる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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