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公開番号2025101983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219119
出願日2023-12-26
発明の名称固体電解質層、固体電池、及び、当該固体電池の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 10/0562 20100101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】抵抗の増加を抑制することができる、固体電解質層、固体電池、及び、当該固体電池の製造方法を提供する。
【解決手段】固体電池用の固体電解質層であって、前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、前記固体電解質は、固体電解質粒子であり、前記固体電解質粒子の平均粒径に対する、前記不織布の平均繊維径の比が25以上100以下である、固体電解質層。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
固体電池用の固体電解質層であって、
前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、
前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、
前記固体電解質は、固体電解質粒子であり、
前記固体電解質粒子の平均粒径に対する、前記不織布の平均繊維径の比が２５以上１００以下である、固体電解質層。
続きを表示（約 590 文字）【請求項２】
前記固体電解質粒子の平均粒径に対する、前記不織布の平均繊維径の比が２５以上５０以下である、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項３】
前記不織布の空隙率は、７３％以上９１％未満である、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項４】
前記不織布の平均繊維径は、３μｍ以上１０μｍ以下である、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項５】
前記固体電解質粒子の平均粒径は、０．１μｍ以上０．５μｍ未満である、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項６】
前記不織布は、ポリエチレンテレフタレートで構成される、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項７】
前記固体電解質は、硫化物固体電解質を含む、請求項１に記載の固体電解質層。
【請求項８】
負極層と、正極層と、前記負極層および前記正極層の間に配置された、請求項１～７のいずれか１項に記載の固体電解質層と、を有する、固体電池。
【請求項９】
前記負極層は、負極活物質としてＳｉ系活物質を含む、請求項８に記載の固体電池。
【請求項１０】
前記正極層は、正極活物質を含み、
前記正極活物質は、Ｎｉ元素及びＣｏ元素を含む、請求項８に記載の固体電池。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、固体電解質層、固体電池、及び、当該固体電池の製造方法に関する。
続きを表示（約 900 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１～２において開示されるような不織布を含む固体電解質層に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－０３１７８９号公報
特開２０２０－１８８０２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
不織布を含む固体電解質層においては、不織布の坪量が大きすぎると抵抗が増加し、不織布の坪量が小さすぎると、引張強度が低下してしまう。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、抵抗の増加を抑制することができる、固体電解質層、固体電池、及び、当該固体電池の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
＜１＞固体電池用の固体電解質層であって、
前記固体電解質層は、不織布と、固体電解質と、を含み、
前記固体電解質は、前記不織布の内部に配置され、
前記固体電解質は、固体電解質粒子であり、
前記固体電解質粒子の平均粒径に対する、前記不織布の平均繊維径の比が２５以上１００以下である、固体電解質層。
【０００７】
＜２＞前記固体電解質粒子の平均粒径に対する、前記不織布の平均繊維径の比が２５以上５０以下である、＜１＞に記載の固体電解質層。
【０００８】
＜３＞前記不織布の空隙率は、７３％以上９１％未満である、＜１＞又は＜２＞に記載の固体電解質層。
【０００９】
＜４＞前記不織布の平均繊維径は、３μｍ以上１０μｍ以下である、＜１＞～＜３＞のいずれか１つに記載の固体電解質層。
【００１０】
＜５＞前記固体電解質粒子の平均粒径は、０．１μｍ以上０．５μｍ未満である、＜１＞～＜４＞のいずれか１つに記載の固体電解質層。
（【００１１】以降は省略されています）

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