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公開番号
2025096285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025042162,2023515845
出願日
2025-03-17,2021-07-27
発明の名称
平坦な炭化ケイ素サセプタのための裏面設計
出願人
アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
,
APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/205 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体ウエハ処理に使用されるサセプタを提供する。
【解決手段】ウエハを支持するための処理チャンバ内で使用するためのサセプタは、前面および前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板と、サセプタ基板上に堆積させたコーティング層と、を含む。前面は、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを有し、ポケットは、第1のパターンでテクスチャ加工される。裏面は、第2のパターンでテクスチャ加工される。
【選択図】図6B
特許請求の範囲
【請求項1】
ウエハを支持するための処理チャンバ内で使用するためのサセプタであって、
前面および前記前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板と、
前記サセプタ基板上に堆積させたコーティング層と、
を備え、
前記前面が、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを有し、前記ポケットが第1のパターンでテクスチャ加工され、
前記裏面が第2のパターンでテクスチャ加工されている、
サセプタ。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第1のパターンが0.20mm~3.00mmの幅、0.80mm~3.00mmのピッチ、および0.10mm~5.00mmの深さを有するグリッドパターンである、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項3】
前記第2のパターンが前記第1のパターンと同一である、請求項2に記載のサセプタ。
【請求項4】
前記第2のパターンが0.50mm~30.00mmの幅、0.50mm~3.00mmのピッチ、および0.10mm~5.00mmの深さを有するストライプパターンである、請求項2に記載のサセプタ。
【請求項5】
前記第2のパターンが前記裏面の表面の外縁部に形成されたレッジを含む、請求項2に記載のサセプタ。
【請求項6】
前記サセプタ基板がグラファイトを含む、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項7】
前記サセプタ基板が150mm~400mmの直径、および1mm~15mmの厚さを有する円盤状プレートである、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項8】
前記ポケットが150mm~300mmの直径、および0.30mm~1.00mmの深さを有する円筒状の凹部である、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項9】
前記コーティング層が炭化ケイ素(SiC)を含む、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項10】
処理チャンバであって、
1つまたは複数のガス源と流体連結するチャンバ本体と、
サセプタを備える基板支持アセンブリであり、前記サセプタが、
前面および前記前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板、および
前記サセプタ基板上に堆積させたコーティング層、
を備え、
前記前面が、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを有し、前記ポケットが第1のパターンでテクスチャ加工され、
前記裏面が第2のパターンでテクスチャ加工されている、
基板支持アセンブリと、
を備える、処理チャンバ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載される実施例は、一般に、半導体ウエハ処理に使用されるサセプタに関し、より詳細には、エピタキシャル堆積プロセスに使用される、テクスチャ加工された裏面を有する炭化ケイ素コーティングされたサセプタに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
化学気相堆積(CVD)プロセスは、半導体ウエハ処理において、他のプロセスと共に、ウエハ上に薄い層(一般に、10ミクロン未満)をエピタキシャルに堆積させるために使用される。CVDプロセスでは、サセプタに保持されたウエハを高温に、例えば、約1200℃まで加熱する必要がある。ウエハは、典型的には、室温から約30分以内に高温に加熱される。高品質のエピタキシ堆積のために、サセプタは、精密な寸法を有し、かつ急速加熱プロセスと冷却プロセスを繰り返している間、その形状、特に平坦性を維持するように製造される必要がある。すなわち、サセプタには、優れた耐熱衝撃性、高い機械的強度、高い熱安定性が要求される。さらに、サセプタの材料は、サセプタがサセプタとCVDチャンバ内の外部環境の両方から放出される汚染物質に対するバリアとして作用するように、ガスに対して不浸透性であり、アウトガスしない必要がある。このような材料の例としては、炭化ケイ素(SiC)が挙げられ、したがって、サセプタは、典型的には、ウエハを内部に保持するためのポケットを有する前面と、CVDプロセスによって炭化ケイ素(SiC)でコーティングされた、平坦かつ平面的な表面を有する裏面とを有するグラファイト基板から作製される。しかしながら、典型的なSiCコーティングされたグラファイトサセプタは、CVDプロセス中に反りおよび湾曲が生じることが知られている。このような反りおよび湾曲は、サセプタの前面と裏面との間の熱膨張係数(CTE)の不一致および設計差に起因するグラファイト基板とSiCコーティング層との間の界面応力によって誘発される。界面応力は、半導体ウエハ処理における最近の要求、例えば、より大きなサイズのウエハを処理するためのサセプタのサイズの増大、軽量で耐久性のあるサセプタのためのSiCコーティング層とグラファイト基板との厚さ比の増大、およびサセプタの前面のポケットの精巧な設計などによって、さらに増大する。
【0003】
したがって、サイズ、重量、および設計の要件を満たしながら、反りおよび湾曲を軽減することができるサセプタが必要とされている。
【発明の概要】
【0004】
本開示の実施形態は、ウエハを支持するための処理チャンバで使用するためのサセプタを含む。サセプタは、前面および前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板と、サセプタ基板上に堆積させたコーティング層と、を含む。前面は、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを有し、ポケットは、第1のパターンでテクスチャ加工され、裏面は、第2のパターンでテクスチャ加工されている。
【0005】
本開示の実施形態は、処理チャンバも含む。処理チャンバは、1つまたは複数のガス源と流体連結するチャンバ本体と、サセプタを含む基板支持アセンブリと、を含む。サセプタは、前面および前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板と、サセプタ基板上に堆積させたコーティング層と、を含む。前面は、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを有し、ポケットは、第1のパターンでテクスチャ加工され、裏面は、第2のパターンでテクスチャ加工されている。
【0006】
本開示の実施形態は、ウエハを支持するための処理チャンバ内で使用するためのサセプタを製造するための方法をさらに含む。本方法は、前面および前面の反対側の裏面を有するサセプタ基板を形成するステップと、処理チャンバ内で処理されるウエハを保持するように構成されたポケットを形成するステップと、ポケットを第1のパターンでテクスチャ加工するステップと、裏面を第2のパターンでテクスチャ加工するステップと、サセプタ基板上にコーティング層を形成するステップと、を含む。
【0007】
本開示の上記の特徴が詳細に理解され得るように、上記で簡単に要約されたより具体的な説明が、例を参照することによって行われ得て、それらの例のうちのいくつかが添付の図面に示される。しかしながら、添付の図面は一部の例のみを示しており、したがって、本開示は他の等しく有効な例を認めることができるため、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一部の例による例示的なマルチチャンバ処理システムの概略上面図である。
本開示の一部の例による、エピタキシャル成長を実行するために使用することができる熱処理チャンバの断面図である。
一実施形態によるサセプタの走査型電子顕微鏡(SEM)画像の断面図である。
一実施形態によるサセプタの走査型電子顕微鏡(SEM)画像の上面図である。
一実施形態によるサセプタを製造するために利用することができる方法の流れ図である。
一実施形態によるサセプタ500の一部分の概略断面図である。
一実施形態によるサセプタ500の一部分の概略断面図である。
一実施形態によるサセプタ500の一部分の概略断面図である。
一実施形態によるサセプタの斜視図である。
一実施形態によるサセプタの正面図である。
一実施形態によるサセプタの拡大正面図である。
一実施形態によるサセプタの背面図である。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
一実施形態によるサセプタの裏面に施すことができるパターンである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
理解を容易にするために、可能な限り、図に共通する同一の要素を示すために同一の参照番号が使用されている。
【0010】
一般に、本明細書に記載される実施例は、半導体ウエハ処理のためにウエハを保持するサセプタに関し、より詳細には、エピタキシャル堆積プロセスで使用される、テクスチャ加工された裏面を有する炭化ケイ素コーティングされたサセプタに関する。サセプタの裏面のテクスチャにより、エピタキシ堆積プロセス中にサセプタ基板とコーティング層との間の界面応力が減少し、サセプタの反りおよび湾曲が低減され、サセプタの平坦性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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