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公開番号
2025095683
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211856
出願日
2023-12-15
発明の名称
移動体装着風速加速型風車
出願人
合同会社加速流グリーンパワー研究所
代理人
個人
,
個人
主分類
F03D
1/04 20060101AFI20250619BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】風車背面の風速を上げると共に風胴体の出口部分の風速を上げて風車の回転効率を向上せしめると共に、装置の高さの問題、装置の安定性及び支持の安定性を改良した移動体装着風速加速型風車を提供する。
【解決手段】風胴体22と風車21とからなり、風胴体22は前方風胴体22-1と後方風胴体22-2とからなり、前記風車21は両側の空間部Sを吹き抜ける高速気流(A)及び後方風胴体22-2の外側を吹き抜ける気流(B)によって風速加速を行う移動体装着風速加速型風車の提供。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体に装着する移動体装着風速加速型風車であって、風胴体と風車とからなり、風胴体は断面略長方形状でその断面積が、風流入口から直線的又は曲線的に縮小した又は同じ断面積に形成されている前方風胴体と、その縮小した断面積の位置から風流出口までの間で直線的若しくは曲線的に拡大するか又は同じ断面積を保持するように形成されている断面略長方形状の後方風胴体と、前記風流入口には風ガイド板が形成され、前記風車は風胴体の縮小部に風胴体の長辺部との間隔を最小として設置され、前記風流入口を走行風に対向させて配置してなることを特徴とする移動体装着風速加速型風車。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記風胴体を少なくとも2以上配置してなることを特徴とする請求項1に記載の移動体装着風速加速型風車の装着方法。
【請求項3】
移動体に装着する移動体装着風速加速型風車であって、風胴体と風車とからなり、風胴体は断面略長方形状でその断面積が、風流入口から直線的又は曲線的に縮小した又は同じ断面積に形成されている前方風胴体と、その縮小した断面積の位置から風流出口までの間で直線的若しくは曲線的に拡大するか又は同じ断面積を保持するように形成されている断面略長方形状の後方風胴体と、からなり、前記風車は両側に空間を形成して断面略長方形状の縮小部に設置され、前記風流入口を走行方向に向けて配置してなることを特徴とする移動体装着風速加速型風車。
【請求項4】
前記風胴体を少なくとも2以上配置してなることを特徴とする請求項3に記載の移動体装着風速加速型風車の装着方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車、鉄道車両、船舶、その他の移動体に装着され、風車背面と風胴体の出口部分の風速を上げ、風車の羽根の回転効率を向上せしめて発電量を高めるとともに、設置の高さの問題、設置及び支持の安定性を改良した移動体の電源を供給する又は補助する移動体装着風速加速型風車に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化防止が叫ばれて、新しいクリーンエネルギーの開発が急務となっている。該クリーンエネルギーの一つとして注目されているのがCO
2
を排出しない風力発電システムである。
【0003】
しかしながら、風力発電は、現在開発中であるが現状では石油代替えエネルギーとしての地位は低い。それは、風力エネルギーを有効に捕捉する手段が開発されていないためである。
【0004】
従来、風力エネルギーの補足手段は揚力型プロペラ式風車による風力発電が主流となっている。該揚力型プロペラ式風車の場合は長大なブレード(プロペラ翼)を必要とするため、風車自体が大型化するという問題がある。
【0005】
また、そのエネルギー効率は40%前後、すなわち、風力エネルギーの40%前後を捕捉しているのが現状である。ちなみに理論的最高効率は59.3%(ベッツの法則)である。
【0006】
時に、人がビルの谷間やアーケード街を通過する時、思いもよらぬ強風に出会うことがある。これは、ビルの壁などに堰き止められた風が空隙を求めて谷間やアーケード街の通過可能地点に集中するためである。
【0007】
これは一種のラバール管効果と考えられる。したがって、ラッパ管を前後に繋ぎ合わせた形のラバール管の中央部、すなわち、最小断面積の近傍に風車を置く風力発電装置が提案されている(特許文献1)。
【0008】
本発明者らは、扇風機と風車との間に隔壁を設け、その壁面に穴をあけ、その穴を通して扇風機で風を送り、その穴の直後に風車を置き、風車の回転数を検討した。その結果、驚いたことに、隔壁を設けずに扇風機から直接風車に風を送った場合に比べてはるかに風車の回転数が落ちることが判明した。
【0009】
すなわち、風車の回転には、風車に当たる前面の風だけではなく、風車の周辺から背面へと通過する風の量も重要であることが判明し、二重構造風胴体の外側の風胴体により収束した大量の風力により風車背面の風を引きずりだすことにより風車の発電量を高める集風型風車を提案した。(特許文献2)。
【0010】
前記した集風型風車は以下に述べる原理で機能する。風車を通過する空気の速度をV、密度をρ、圧力をPとすれば、単位体積当たりの風の全エネルギーは(1/2)ρV
2
+P=一定であるから、集風は圧力エネルギーが減り、運動エネルギーを増やす。これは、V、Pの整流化(ランダム化の反対)だからエントロピー(S)の減少である。従って、―TΔS(T:温度)だけ自由エネルギーが増大する。
(【0011】以降は省略されています)
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