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公開番号2025093684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209484
出願日2023-12-12
発明の名称熱交換ユニット、熱交換装置及び熱交換方法
出願人三菱重工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F28F 13/02 20060101AFI20250617BHJP(熱交換一般)
要約【課題】適切に熱交換性能を向上させることができること。
【解決手段】本開示に係る熱交換ユニットは、基準電位点に電気的に接続された基部と、前記基部に支持される複数の放熱部材と、導電性を有する材料により形成される放電極と、前記放熱部材と、前記放電極との間に電圧を印加し、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させる電圧印加部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基準電位点に電気的に接続された基部と、
前記基部に支持される複数の放熱部材と、
導電性を有する材料により形成される放電極と、
前記放熱部材と、前記放電極との間に電圧を印加し、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させる電圧印加部と、を備える、
熱交換ユニット。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記放電極は、前記放熱部材から所定の距離離れた位置に設けられる、
請求項1に記載の熱交換ユニット。
【請求項3】
前記放熱部材は、板形状である、
請求項1に記載の熱交換ユニット。
【請求項4】
前記放熱部材を複数有し、
前記放熱部材は、隣接している放熱部材と並列で配置されている、
請求項3に記載の熱交換ユニット。
【請求項5】
前記放電極は、前記複数の放熱部材のうちの少なくとも二つの隣り合う前記放熱部材の間に設けられる、
請求項4に記載の熱交換ユニット。
【請求項6】
絶縁体により形成され、前記放電極の前記基部から離れる方向の側に設けられる絶縁カバーと、をさらに備える、
請求項1に記載の熱交換ユニット。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換ユニットと、
前記熱交換ユニットに向けて空気を送るファンと、
前記ファンを駆動する駆動部と、
空気を流入させる吸込口を有するケーシングと、
前記ケーシングの四隅のうち少なくとも一つに配置されている前記熱交換ユニットと、を備える、
熱交換装置。
【請求項8】
基準電位点に電気的に接続された基部と、前記基部に支持される複数の放熱部材と、導電性を有する材料により形成される放電極と、を有する熱交換ユニットの熱交換方法であって、前記放熱部材と、前記放電極との間に電圧を印加し、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させる、
熱交換方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換ユニット、熱交換装置及び熱交換方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
流体機械や熱交換器などに用いられる流体において乱流が発生すると、圧力損失が大きくなり問題となることがあった。これに対して、プラズマアクチュエータなどの電離作用を利用して流体を制御する技術が開発されている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、自動車に搭載された送風機と、自動車の車室内に開いた吹出口と、送風機と吹出口とを接続して、送風機から送風される空気を吹出口へ導く流通路と、流通路内に配置され、プラズマを発生させることにより空気の流れる向きを変更するプラズマアクチュエータと、を備える自動車用空調装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-65463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に記載の自動車用空調装置のようにプラズマアクチュエータを用いる場合は、プラズマアクチュエータによる流体加速の能力が低く十分な加速が得られないという問題や、プラズマアクチュエータの消費電力が大きいという問題があった。
【0006】
本開示は上記課題を鑑み、適切に熱交換性能を向上させることができる熱交換ユニット熱交換装置、熱交換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る熱交換ユニットは、基準電位点に電気的に接続された基部と、前記基部に支持される複数の放熱部材と、導電性を有する材料により形成される放電極と、前記放熱部材と、前記放電極との間に電圧を印加し、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させる電圧印加部と、を備える。
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る熱交換装置は、上記に記載の熱交換ユニットと、回転することにより空気に圧力を加えるファンと、前記ファンを駆動する駆動部と、空気を流入させる吸込口を有するケーシングと、前記ケーシングの四隅のうち少なくとも一つに配置されている前記熱交換ユニットと、を備える。
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る熱交換方法は、基準電位点に電気的に接続された基部と、前記基部に支持される複数の放熱部材と、導電性を有する材料により形成される放電極と、を有する熱交換ユニットの熱交換方法であって、前記放熱部材と、前記放電極との間に電圧を印加し、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、適切に熱交換性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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