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公開番号
2025090002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2024176149,2023204440
出願日
2024-10-07,2023-12-04
発明の名称
固形入浴剤
出願人
株式会社バンダイ
代理人
主分類
A61K
8/02 20060101AFI20250609BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】興趣性の高い固形入浴剤を提供する。
【解決手段】固形入浴剤1であって、水溶性の主体部10と、主体部10が溶解する前の第1形態1Fにおいて、主体部10に内包され、一部が主体部10から露出している副体部20と、を備え、副体部20は、主体部10が溶解した後の第2形態2Fにおいて、その全部が主体部10から露出することができるように構成されている。固形入浴剤1の主体部10内に内包された副体部20がその一部21のみが見える構成であり、副体部20がどんなものか想像できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
固形入浴剤であって、
水溶性の主体部と、
前記主体部が溶解する前の第1形態において、前記主体部に内包され、一部が前記主体部から露出している副体部と、を備え、
前記主体部および前記副体部は、前記第1形態において、一体として所定の形象を模した形状を成し、
前記副体部は、前記主体部が溶解した後の第2形態において、その全部が前記主体部から露出可能に構成され、単体でキャラクターの形状を成している、固形入浴剤。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の固形入浴剤であって、
前記主体部は、前記第1形態において、転動可能に構成され、
前記副体部は、前記第2形態において、転動不可能に構成されている、固形入浴剤。
【請求項3】
請求項2に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、前記主体部から露出した部分以外が視認不可能に構成されている、固形入浴剤。
【請求項4】
請求項2に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、前記主体部における中央部近傍に位置している、固形入浴剤。
【請求項5】
請求項2に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、前記主体部における縁部近傍に位置している、固形入浴剤。
【請求項6】
請求項1に記載の固形入浴剤であって、
前記主体部および前記副体部は、前記第1形態において、水に沈み、
前記副体部は、前記第2形態において、水に浮くように構成されている、固形入浴剤。
【請求項7】
請求項1に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、非水溶性である、固形入浴剤。
【請求項8】
請求項1~5の何れか一項に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、前記主体部から露出している一部を把持可能に構成されている、固形入浴剤。
【請求項9】
請求項8に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、前記主体部の一か所のみから、その一部が露出している、固形入浴剤。
【請求項10】
請求項8に記載の固形入浴剤であって、
前記副体部は、前記第1形態において、その露出している一部以外が前記主体部により保持されている、固形入浴剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形入浴剤に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、固形入浴剤として、特許文献1には、水溶性の固形入浴剤の内部に、指人形を構成するパーツを埋没する。そして、指人形を構成するパーツ同士は、連結可能に一方が凸部に対し、もう一方は凹部を有し、指キャップ体は、開口部を有した筒構造にする。更に、玩具入り入浴剤を、指人形にまつわるカードと共に、パッケージに入れる、構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録3164108号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、入浴剤から出て来たパーツを指人形の玩具として使用するものであり、入浴剤そのものの楽しみ方としては、興趣性という点では課題を有していた。
【0005】
本発明は、興趣性の高い固形入浴剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の固形入浴剤は、水溶性の主体部と、主体部が溶解する前の第1形態において、主体部に内包され、一部が主体部から露出している副体部と、を備え、副体部は、主体部が溶解した後の第2形態において、その全部が主体部から露出可能に構成されている、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性の高い固形入浴剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一態様の固形入浴剤の斜視図である。
図1に示す固形入浴剤の概略断面図である。
図2に示す固形入浴剤が湯船に投入されたときの一例を示す説明図である。
副体部の第2形態を示す斜視図である。
副体部の収容位置が偏っている場合の概略断面図である。
図5に示す固形入浴剤が湯船に投入されたときの一例を示す説明図である。
固形入浴剤の変形例を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である固形入浴剤について、図を参照して説明する。
図1は、固形入浴剤1の斜視図である。
【0010】
固形入浴剤1は、図1に示すように、主体部10が第1形態1Fにおいて、略球形状の果物などの形象を模した形状を成している。例えば、球形状で適宜色を備えた主体部10の外表面10sから棒状部21aの竺部分が突出し、更に棒状部21aから葉を模した非棒状部21bが出ている。これにより、例えば、リンゴやナシを模ることができる。球形状の主体部10は、その色が回りの水やお湯に溶け出す水溶性の素材にて構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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