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公開番号2025068023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025023682,2022160452
出願日2025-02-17,2020-11-04
発明の名称眼部品、その製造方法、及び人形体
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63H 3/38 20060101AFI20250417BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】本発明は、人形体の眼部品において広範囲に追視機能を自然な印象で実現し、また同機能を好適に製造可能な仕組みを提供する。
【解決手段】本発明によれば、人形体の顔面部品に組み付けられる眼部品は、眼部品の前面に配置される虹彩部と、前面が凸形状で形成されるとともに、虹彩部の後面から突出して当該虹彩部の内部に突出する突出部分を有する瞳孔部とを備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
人形体の顔面部品に組み付けられる眼部品であって、
前記眼部品の前面に配置される虹彩部と、
前面が凸形状で形成されるとともに、前記虹彩部の後面から突出して該虹彩部の内部に突出する突出部分を有する瞳孔部と
を備えることを特徴とする眼部品。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記突出部分の表面全体が前記虹彩部によって被覆されることを特徴とする請求項1に記載の眼部品。
【請求項3】
前記虹彩部は、後面が凹形状で形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼部品。
【請求項4】
前記突出部分は、前記虹彩部の後面の中心付近で突出しており、
前記虹彩部の後面から内部へ突出した前記突出部分とは異なる部分で該虹彩部の後面と接するように不透明の下地部が形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の眼部品。
【請求項5】
前記下地部は、少なくとも部分的に前記虹彩部に被覆されず、前記虹彩部の前面まで延伸した部分を有することを特徴とする請求項4に記載の眼部品。
【請求項6】
前記虹彩部の後面に接する前記下地部の表面の一部は凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の眼部品。
【請求項7】
前記眼部品は、複数種類の樹脂を使用したインサート成形により成形されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の眼部品。
【請求項8】
前記眼部品は瞳部分を形成し、白目部及びまつ毛部とは別に形成されることを特徴とする請求項6に記載の眼部品。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか1項に記載の眼部品が組み付けられた顔面部品を有する人形体。
【請求項10】
人形体の顔面部品に組み付けられる眼部品の製造方法であって、
前記眼部品の前面を被覆する虹彩部を成形する虹彩部成形工程と、
前面が凸形状で形成されるとともに、前記虹彩部の後面から突出して該虹彩部の内部に突出する突出部分を有する瞳孔部を成形する瞳孔部成形工程と、
前記瞳孔部が形成されていない部分で前記虹彩部の後面と接するように下地部を成形する下地部成形工程と
を含むことを特徴とする製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼部品、その製造方法、及び人形体に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
フィギュアなどの人形体の顔表現は、その表情を左右するとともにフィギュアの価値を決定する上で非常に重要な部位である。顔の中でも眼部品は特に表情や印象に大きく影響するものであり、眼部品における追視機能も重要である。例えば、特許文献1には、透過性の板状体の一面と他面を利用する簡単で安価な方法で、顔の正面から見た場合だけでなく、顔を上下左右から見た場合でも、見ているものに視線が向いているような印象を与える面白味のある顔が描かれた板状商品が提供されている。また、特許文献2には、人間の目の位置に、底面部に瞳部が描画された凹部を有する模型の頭部が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3216743号
特許第6198551号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、キャラクター製品の裏面側に顔が描かれており、より詳細には瞳と白目とが透明のアクリル製板の裏面に描かれ、これにより追視機能を備えるものである。しかし、上記従来技術では上下方向や左右方向からある程度の角度をもった位置でキャラクターを見た場合には単に瞳が奥に描かれているため見えなくなってしまう。同様に、単に凹部の底面に瞳部を描画した場合であっても、上下方向や左右方向からある程度の角度の位置となると瞳部が見えなくなり追視機能が失われてしまう。
【0005】
また、複数の部品を組み立てて眼部品を構成する場合にはそれらの組み付け誤差等から製品ごとにその表情や印象に個体差が生まれてしまう。従って、できるだけ組立部品が少なく、その組み立てによるズレや隙間に応じて表情や追視効果に影響を与えないフィギア等の人形体が要望されている。
【0006】
本発明は、人形体の眼部品において広範囲に追視機能を自然な印象で実現し、また同機能を好適に製造可能な仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、例えば、人形体の顔面部品に組み付けられる眼部品であって、前記眼部品の前面に配置される虹彩部と、前面が凸形状で形成されるとともに、前記虹彩部の後面から突出して該虹彩部の内部に突出する突出部分を有する瞳孔部とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、例えば、人形体の顔面部品に組み付けられる眼部品の製造方法であって、前記眼部品の前面を被覆する虹彩部を成形する虹彩部成形工程と、前面が凸形状で形成されるとともに、前記虹彩部の後面から突出して該虹彩部の内部に突出する突出部分を有する瞳孔部を成形する瞳孔部成形工程と、前記瞳孔部が形成されていない部分で前記虹彩部の後面と接するように下地部を成形する下地部成形工程とを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、人形体の眼部品において広範囲に追視機能を自然な印象で実現し、また同機能を好適に製造可能な仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る人形体の顔面部品の表面及び裏面の斜視図。
一実施形態に係る顔面部品の分解斜視図。
一実施形態に係る顔面部品の側断面図。
一実施形態に係る眼部品の平断面図。
一実施形態に係る眼部品の追視機能及び分割ラインを説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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