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公開番号2025068356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178202
出願日2023-10-16
発明の名称ゲームシステム及びプログラム
出願人株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人個人,個人
主分類A63F 13/67 20140101AFI20250421BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】タイミングゲームと他のゲームを連動させた新感覚のゲームをプレーヤに興趣させるためのゲームシステムを提供することにある。
【解決手段】本実施形態のゲームシステムSは、歌詞入力ゲームによる言葉遊びと、操作入力タイミングを評価するリズム音楽ゲームと、相互にリンクさせた新感覚のラップバトルゲームを提供するシステムであって、プレーヤの操作入力に基づいて、歌詞入力ゲームを制御し、プレーヤへの操作入力タイミングの指示に基づいて当該プレーヤの操作入力を受け付けるリズム音楽ゲームを制御し、歌詞入力ゲームのゲーム状況に応じて、リズム音楽ゲームにおける操作入力タイミング指示に関する仕様を含むゲーム仕様を決定する仕様決定処理を実行し、仕様決定処理によって決定されたゲーム仕様に基づいて、リズム音楽ゲームを制御する、構成を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
プレーヤの操作に基づいて、所与の第１ゲームと、当該第１ゲームとは異なる第２ゲームを制御するゲームシステムであって、
前記プレーヤの操作入力を受け付ける受付処理を実行する受付処理手段と、
前記受付処理によって受け付けられた前記プレーヤの操作入力に基づいて、前記第１ゲームを制御する第１ゲーム制御手段と、
前記プレーヤへの操作入力タイミングの指示を示す操作入力タイミング指示に基づいて当該プレーヤの操作入力を受け付ける前記第２ゲームを制御する第２ゲーム制御手段と、
前記第２ゲームにおける前記プレーヤの操作入力を受け付けたときの操作入力タイミングに基づいて、前記プレーヤにおける操作入力結果の評価を行う第２ゲーム評価処理を実行する評価処理手段と、
前記第１ゲームのゲーム状況に応じて、前記第２ゲームにおける前記操作入力タイミング指示に関する仕様を含むゲーム仕様を決定する仕様決定処理を実行する仕様決定手段と、
を備え、
前記第２ゲーム制御手段が、
前記仕様決定処理によって決定されたゲーム仕様に基づいて、前記第２ゲームを制御することを特徴とするゲームシステム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
請求項１に記載のゲームシステムにおいて、
前記仕様決定手段が、
前記第１ゲームのゲーム状況として、少なくとも２つの異なるゲーム要素のそれぞれに応じて、前記第２ゲームにおける前記操作入力タイミング指示に関する異なる仕様をそれぞれ決定する前記仕様決定処理を実行する、ゲームシステム。
【請求項３】
請求項１に記載のゲームシステムにおいて、
前記第１ゲーム制御手段が、
前記プレーヤによって入力された入力要素を認識する第１ゲームを制御し、
前記仕様決定手段が、
前記第１ゲームのゲーム状況として、前記認識された入力要素に関する状況に応じて、前記第２ゲームにおけるゲーム仕様を決定する前記仕様決定処理を実行する、ゲームシステム。
【請求項４】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記認識された入力要素に関する状況には、当該入力要素の種別を含み、
前記仕様決定手段が、
前記入力要素の種別に応じて、前記操作入力タイミング指示に関するゲーム仕様に含まれる操作入力タイミング指示の種別を決定する、ゲームシステム。
【請求項５】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記評価処理手段が、
２以上の入力要素が認識されている場合に、各入力要素の共通要素を判定し、
前記判定した共通要素に基づいて、前記第１ゲームの評価を行う第１ゲーム評価処理、及び、当該第１ゲーム及び前記第２ゲームを組み合わせた全体のゲームの評価を行う総合ゲーム評価処理の少なくともいずれか一方の評価処理を実行する、ゲームシステム。
【請求項６】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記第１ゲーム及び前記第２ゲームが対戦ゲームであり、
前記第１ゲーム制御手段が、
対戦相手となる相手プレーヤの第１ゲームにおいて認識された入力要素に基づいて、自プレーヤの入力要素の候補を設定し、
当該設定した入力要素の候補の中から選択された入力要素の候補を、入力要素として認識する、ゲームシステム。
【請求項７】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記第１ゲーム制御手段が、
前記第２ゲームの結果に基づいて、プレーヤの入力要素の候補を設定し、
当該設定した入力要素の候補の中から選択された入力要素の候補を、入力要素として認識する、ゲームシステム。
【請求項８】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記第１ゲーム制御手段が、
複数の入力要素の候補の中から選択された入力要素の候補を入力要素として認識する場合であって、所与の条件を具備した場合に、前記入力要素の候補の前記プレーヤによる選択を可能にし、又は、前記入力要素の候補に新たな候補を追加する、ゲームシステム。
【請求項９】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記プレーヤのゲームにおける属性を設定する設定手段を更に備え、
前記第１ゲーム制御手段が、
前記プレーヤの属性と前記入力要素の属性とに基づいて、当該プレーヤに対する有利な効果を提供する、ゲームシステム。
【請求項１０】
請求項３に記載のゲームシステムにおいて、
前記第２ゲームの実行中に、前記第１ゲームによって認識された入力要素を出力させる出力制御処理を実行する出力制御手段を更に備える、ゲームシステム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ゲームシステム及びプログラムなどに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、ゲームジャンルの一種として、音出力される音楽のリズムなどに合わせて入力操作を行うタイミング入力ゲームが知られている。
【０００３】
このようなタイミング入力ゲームにおいては、楽曲データに基づいてプレーヤの操作入力を実行する純粋な音楽ゲームだけではなく、操作入力タイミングを含めた提示された操作入力の正確性に基づいてゲームを進行させるゲームなどが知られている。
【０００４】
特に、最近では、このような操作入力の正確性に基づいてゲームを進行させるゲームとしては、複数のプレーヤによって協力プレイを実行するセッション的にゲームを進行させるもの（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許４８３８３７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、上記特許文献１に記載のゲーム又はそれを提供するゲームシステムにあっては、２つの異なるゲームを連動させておらず、ゲームの発展性について検討の余地がある。
【０００７】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、タイミングゲームと他のゲームを連動させた新感覚のゲームをプレーヤに興趣させるためのゲームシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
（１）上記課題を解決するため、本発明は、
プレーヤの操作に基づいて、所与の第１ゲームと、当該第１ゲームとは異なる第２ゲームを制御するゲームシステムであって、
前記プレーヤの操作入力を受け付ける受付処理を実行する受付処理手段と、
前記受付処理によって受け付けられた前記プレーヤの操作入力に基づいて、前記第１ゲームを制御する第１ゲーム制御手段と、
前記プレーヤへの操作入力タイミングの指示を示す操作入力タイミング指示に基づいて当該プレーヤの操作入力を受け付ける前記第２ゲームを制御する第２ゲーム制御手段と、
前記第２ゲームにおける前記プレーヤの操作入力を受け付けたときの操作入力タイミングに基づいて、前記プレーヤにおける操作入力結果の評価を行う第２ゲーム評価処理を実行する評価処理手段と、
前記第１ゲームのゲーム状況に応じて、前記第２ゲームにおける前記操作入力タイミング指示に関する仕様を含むゲーム仕様を決定する仕様決定処理を実行する仕様決定手段と、
を備え、
前記第２ゲーム制御手段が、
前記仕様決定処理によって決定されたゲーム仕様に基づいて、前記第２ゲームを制御
する、構成を有している。
【０００９】
この構成により、本発明は、操作入力に基づくタイミングゲームと他のゲームにおいて、当該他のゲームのゲーム状況をタイミングゲームの仕様に反映させることができるので、タイミングゲームと他のゲームを連動させた新感覚のゲームを提供することができる。
【００１０】
なお、「所与の第１ゲーム」には、例えば、対戦ゲーム（格闘ゲームやスポーツゲーム）、音楽ゲーム（いわゆる、音ゲー）、ＲＰＧ、シューティングゲーム、レースゲーム、シミュレーションゲーム、育成ゲーム又はパズルゲームなどの各種のゲームが含まれる。
（【００１１】以降は省略されています）

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