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公開番号2025040670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147606
出願日2023-09-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250317BHJP(計算;計数)
要約【課題】分布型モデルのパラメータを体系的に更新可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システム1において、情報処理装置10の処理部18は、複数の推定対象地点を推定対象地点間の関係方向を表す有向辺で連結した有向グラフによって表される地点網に基づいて、推定対象領域に含まれる地点毎にパラメータが設定され地点毎の推定値を出力する分布型モデル30のパラメータの更新対象領域を、推定対象地点毎に算出する更新対象領域算出部22を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の推定対象地点を前記推定対象地点間の関係方向を表す有向辺で連結した有向グラフによって表される地点網に基づいて、推定対象領域に含まれる地点ごとにパラメータが設定され前記地点ごとの推定値を出力する分布型モデルのパラメータの更新対象領域を前記推定対象地点ごとに算出する処理部、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記処理部は、
前記推定対象地点間の水流方向である前記関係方向を表す前記有向辺で前記推定対象地点間を連結した前記有向グラフによって表される前記地点網を生成し、
前記地点網に基づいて、前記地点ごとの水流量の前記推定値を出力する前記分布型モデルのパラメータの前記更新対象領域を前記推定対象地点ごとに算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、
前記地点網に含まれる複数の前記推定対象地点の内、特定の前記推定対象地点である第1更新対象地点、および、該第1更新対象地点に対して前記有向辺によって表される前記関係方向である水流方向の下流方向に向かって連結された他の前記推定対象地点を、パラメータ更新対象地点として特定し、
複数の前記パラメータ更新対象地点の各々を前記有向辺によって表される前記水流方向の上流側から下流側に向かって降順となるようにパラメータの更新順を決定し、
前記更新順に沿って順に、前記パラメータ更新対象地点の前記更新対象領域を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、
前記更新順に沿って順に、前記パラメータ更新対象地点の集水域の内、前記地点網における該パラメータ更新対象地点に対して前記有向辺によって上流側に直接連結された前記推定対象地点の集水域以外の領域を、該パラメータ更新対象地点の前記更新対象領域として算出する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、
前記更新対象領域のパラメータを更新する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部は、
前記更新順に沿って順に前記パラメータ更新対象地点の前記更新対象領域を算出するごとに、前記更新対象領域に設定されたパラメータを更新する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部は、
河川を河川の流れに沿って分割したセルごとに位置および水流方向が規定され、実空間における河川を前記セルの集合として表した河川網マップに含まれる前記セルの内、推定対象地点リストに登録された前記推定対象地点に該当する前記セルを特定し、
特定した前記セルによって表される前記推定対象地点間を前記セルによって表される水流方向を表す前記有向辺で連結した前記有向グラフを前記地点網として生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理部は、
前記推定対象地点リストが更新されたときに、前記地点網を再生成する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
複数の推定対象地点を前記推定対象地点間の関係方向を表す有向辺で連結した有向グラフによって表される地点網に基づいて、推定対象領域に含まれる地点ごとにパラメータが設定され前記地点ごとの推定値を出力する分布型モデルのパラメータの更新対象領域を前記推定対象地点ごとに算出する、
情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
複数の推定対象地点を前記推定対象地点間の関係方向を表す有向辺で連結した有向グラフによって表される地点網に基づいて、推定対象領域に含まれる地点ごとにパラメータが設定され前記地点ごとの推定値を出力する分布型モデルのパラメータの更新対象領域を前記推定対象地点ごとに算出させる、
情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
分布型モデルを用いた推定値の推定が行われている。分布型モデルには、水や風等の流体が通過する実空間上の領域における流体の流れに影響を与える土壌や植生などの特性を表すパラメータが地点ごとに規定されており、分布型モデルを用いることで、各地点の流量などの推定値を出力することができる。このような分布型モデルにおける高精度な推定値の推定の実現のために、各地点のパラメータを最適化することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4682178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術では、パラメータの最適化対象の複数の地点が包含関係にある場合、包含関係を考慮した体系的なパラメータ更新が行われない場合があった。すなわち、従来技術では、分布型モデルのパラメータを体系的に更新可能とすることは困難であった。
【0005】
本開示が解決しようとする課題は、分布型モデルのパラメータを体系的に更新可能とすることができる、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の情報処理装置は処理部を備える。処理部は、複数の推定対象地点を前記推定対象地点間の関係方向を表す有向辺で連結した有向グラフによって表される地点網に基づいて、推定対象領域に含まれる地点ごとにパラメータが設定され前記地点ごとの推定値を出力する分布型モデルのパラメータの更新対象領域を前記推定対象地点ごとに算出する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の情報処理システムを示す模式図。
流量推定部の模式図。
推定対象地点リストのデータ構成の模式図。
メッシュの説明図。
河川網マップの模式図。
推定対象地点と集水域との関係を示す模式図。
推定対象地点と集水域との関係を示す模式図。
推定対象地点と集水域との関係を示す模式図。
推定対象地点と集水域との関係を示す模式図。
地点網の模式図。
地点網の生成の説明図。
推定対象地点の更新対象領域の説明図。
情報処理の流れを示すフローチャート。
ハードウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、実施形態の情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施形態の情報処理システム1の一例を示す模式図である。
【0010】
情報処理システム1は、情報処理装置10を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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