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公開番号
2025030726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136271
出願日
2023-08-24
発明の名称
作業車両
出願人
三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250228BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】必要な測位精度を確保しつつ、走行性、運搬性、格納性などを向上させる。
【解決手段】走行機体1と、走行機体1の位置情報を取得する測位機器と、走行機体1の前部に立設され、測位機器を支持する正面視逆U字状の測位用フレーム20と、を備える乗用田植機であって、測位用フレーム20は、上下方向に伸縮操作可能に構成され、伸縮操作に応じて、少なくとも、測位機器を第1高さに位置させる第1作業状態と、測位機器を第1高さよりも低い第2高さに位置させる第2作業状態と、に切り替え可能とした。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
走行機体と、
前記走行機体の位置情報を取得する測位機器と、
前記走行機体の前部に立設され、前記測位機器を支持する正面視逆U字状の測位用フレームと、を備える作業車両であって、
前記測位用フレームは、上下方向に伸縮操作可能に構成され、前記伸縮操作に応じて、少なくとも、前記測位機器を第1高さに位置させる第1作業状態と、前記測位機器を前記第1高さよりも低い第2高さに位置させる第2作業状態と、に切り替え可能であり、
前記測位用フレームの伸縮操作方向は、側面視において後傾していることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記測位用フレームは、
前記走行機体から上方に延在する左右の縦フレーム部と、
左右の前記縦フレーム部の上端部同士を連結する横フレーム部と、を有し、
前記測位機器は、前記横フレーム部に取り付けられ、前記縦フレーム部の伸縮操作に応じて昇降され、
さらに、前記横フレーム部の左右両側には、前記伸縮操作用のハンドルが設けられることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記測位用フレームは、前記走行機体上の移動、又は前記走行機体への乗降に際して手摺りとして機能することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用田植機などの作業車両に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
測位機器により走行機体の位置情報を取得し、取得した位置情報を表示したり、取得した位置情報に基づいて走行機体を自動走行させる作業車両が知られている。例えば、特許文献1に示される作業車両は、機体前部に立設される正面視逆U字状の測位用フレームを備え、該測位用フレームの上部に設けられる測位機器で走行機体の位置情報を取得している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7289261号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の作業車両では、ルーフが有るときを基準として測位機器の設置高さを決めていたので、測位用フレームの高さが無駄に高くなり、走行性、運搬性、格納性などが低下する虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、走行機体と、前記走行機体の位置情報を取得する測位機器と、前記走行機体の前部に立設され、前記測位機器を支持する正面視逆U字状の測位用フレームと、を備える作業車両であって、前記測位用フレームは、上下方向に伸縮操作可能に構成され、前記伸縮操作に応じて、少なくとも、前記測位機器を第1高さに位置させる第1作業状態と、前記測位機器を前記第1高さよりも低い第2高さに位置させる第2作業状態と、に切り替え可能であり、前記測位用フレームの伸縮操作方向は、側面視において後傾していることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の作業車両であって、前記測位用フレームは、前記走行機体から上方に延在する左右の縦フレーム部と、左右の前記縦フレーム部の上端部同士を連結する横フレーム部と、を有し、前記測位機器は、前記横フレーム部に取り付けられ、前記縦フレーム部の伸縮操作に応じて昇降され、さらに、前記横フレーム部の左右両側には、前記伸縮操作用のハンドルが設けられることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の作業車両であって、前記測位用フレームは、前記走行機体上の移動、又は前記走行機体への乗降に際して手摺りとして機能することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、測位用フレームは、上下方向に伸縮操作可能に構成され、伸縮操作に応じて、少なくとも、測位機器を第1高さに位置させる第1作業状態と、測位機器を第1高さよりも低い第2高さに位置させる第2作業状態と、に切り替え可能としたので、状況に応じた作業状態の切り替えに基づいて、必要な測位精度を確保しつつ、走行性、運搬性、格納性などを向上させることができる。また、測位用フレームの伸縮操作方向は、側面視において後傾しているので、測位用フレームの後方に立って伸縮操作する場合、上方に伸ばすほど操作部が後方に変位して操作が容易になる。
また、請求項2の発明によれば、測位機器が取り付けられる横フレーム部の左右両側には、伸縮操作用のハンドルが設けられるので、測位用フレームの伸縮操作が容易になるだけでなく、測位機器を持って伸縮操作する可能性を低減できる。
また、請求項3の発明によれば、測位用フレームは、走行機体上の移動、又は走行機体への乗降に際して手摺りとして機能するので、走行機体上の移動性や走行機体への乗降性を向上させることができるだけでなく、専用の手摺りを設ける場合に比べて部品点数及びコストの削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ非装着状態)の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ非装着状態)の正面図である。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ非装着状態)の平面図である。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ非装着状態)の側面図である。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ装着状態)の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る乗用田植機(ルーフ装着状態)の側面図である。
測位用フレームの上部を斜め後方から見た斜視図である。
機体前部の斜視図である。
機体前部の側面図である。
バンパーの取付部を示す側面図である。
測位用フレームの取付部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1~図6において、1は乗用田植機(作業車両)の走行機体であって、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構(図示せず)を介して植付作業機(図示せず)が昇降可能に連結される。
【0009】
なお、植付作業機は、マット苗が載置される苗載台と、苗載台の下端部から苗を掻き取って圃場に植え付ける植付機構とを備える。植付作業機としては、複数の仕様があり、各仕様の植付作業機は、同時に植え付け可能な苗の条数が異なる。例えば、8条植え仕様の植付作業機には、8つの植付機構が車幅方向に所定間隔を存して並設され、同時に8条分の苗を植え付けることができる。
【0010】
走行機体1は、走行機体1の骨格を形成する機体フレーム2と、エンジン(図示せず)が搭載されるエンジン搭載部3と、エンジン動力を変速し、走行動力及び作業動力(植付作業機の動力)として出力するミッションケース(図示せず)と、ミッションケースが出力する走行動力で駆動され、且つステアリングハンドル(図示せず)の操作に応じて操舵される前輪4と、ミッションケースが出力する走行動力で駆動される後輪5と、作業者が乗車する操縦部6と、操縦部6の周囲に設けられるステップ7A~7Fと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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