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公開番号2025009405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112397
出願日2023-07-07
発明の名称学習用生体データ生成装置および学習用生体データの生成方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G06N 20/00 20190101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約【課題】生体認証に用いられる学習モデルの学習データをより効率的に生成できる。
【解決手段】学習用指紋データ生体装置は、生体情報を含む生体データに基づいて、実在しない人物の疑似生体データを生成する第1の生成部と、生体データに対応する生体部位の3次元形状を示す形状データに基づいて、実在しない人物の生体部位の疑似形状データを生成する第2の生成部と、疑似生体データと疑似形状データとに基づいて、実在しない人物の疑似生体部位データを生成し、生成された疑似生体部位データに基づいて、学習モデルの機械学習で使用される学習用生体データを生成して出力する出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
生体情報を含む生体データに基づいて、実在しない人物の疑似生体データを生成する第1の生成部と、
前記生体データに対応する生体部位の3次元形状を示す形状データに基づいて、実在しない人物の前記生体部位の疑似形状データを生成する第2の生成部と、
前記疑似生体データと前記疑似形状データとに基づいて、前記実在しない人物の疑似生体部位データを生成し、生成された前記疑似生体部位データに基づいて、学習モデルの機械学習で使用される学習用生体データを生成して出力する出力部と、を備える、
学習用生体データ生成装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記生体データは、実在する人物の生体情報である、
請求項1に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項3】
前記形状データは、実在する人物の前記生体部位の3次元形状を示すデータである、
請求項1または2に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項4】
前記出力部は、
前記疑似形状データに前記疑似生体データをテクスチャマッピングして前記疑似生体部位データを生成する、
請求項1に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項5】
前記出力部は、
前記疑似生体部位データと、この疑似生体部位データに基づいて生成された学習用生体データとを対応付けて出力する、
請求項1に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項6】
前記出力部は、
前記疑似生体部位データと、この疑似生体部位データに基づいて生成された学習用生体データとに同一のラベルを付与して出力する、
請求項1に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項7】
前記出力部は、
生体データの取得条件に対応するシミュレーションを前記疑似生体部位データに実行し、前記シミュレーションされた疑似生体部位データに基づいて、前記取得条件に対応する学習用生体データを生成する、
請求項1に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項8】
前記生体データの取得条件は、前記生体部位が所定の面に接触した状態で前記生体データを取得するか否かの条件である、
請求項7に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項9】
前記生体データの取得条件は、前記生体部位を撮像するカメラの撮像パラメータに関する条件である、
請求項7に記載の学習用生体データ生成装置。
【請求項10】
前記生体データの取得条件は、前記生体部位を撮像するカメラに対する前記生体部位の姿勢パラメータあるいは位置パラメータに関する条件である、
請求項7に記載の学習用生体データ生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、学習用生体データ生成装置および学習用生体データの生成方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、学習用指紋画像の領域に指定されたカテゴリと領域との関係を機械学習により学習して学習モデルを生成する学習処理部と、学習処理部により生成された学習モデルを用いて対象指紋画像の領域を分類する領域分類部とを有することを特徴とする識別システム。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-165911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
指紋認証を行うための学習モデルの生成には、大量の指紋データを用いた学習が必要であるが、学習に用いられる大量の指紋データは、実在する多数の人物の指紋に基づいて生成されるため、指紋データの収集に時間および費用がかかるという課題があった。そこで、特許文献1では、入力された学習用指紋画像を複製し、複製された学習用指紋画像を加工することで、新たな学習用指紋画像を生成していた。しかし、特許文献1では、実在する人物の指紋画像を学習用指紋画像として取得して複製および加工するため、収集された大量の指紋データは、指紋の提供者である人物のプライバシー保護の観点から取り扱いに細心の注意を払う必要があった。
【0005】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、生体認証に用いられる学習モデルの学習データをより効率的に生成する学習用生体データ生成装置および学習用生体データの生成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、生体情報を含む生体データに基づいて、実在しない人物の疑似生体データを生成する第1の生成部と、前記生体データに対応する生体部位の3次元形状を示す形状データに基づいて、実在しない人物の前記生体部位の疑似形状データを生成する第2の生成部と、前記疑似生体データと前記疑似形状データとに基づいて、前記実在しない人物の疑似生体部位データを生成し、生成された前記疑似生体部位データに基づいて、学習モデルの機械学習で使用される学習用生体データを生成して出力する出力部と、を備える学習用生体データ生成装置を提供する。
【0007】
また、本開示は、端末装置が行う学習用生体データの生成方法であって、生体情報を含む生体データに基づいて、実在しない人物の疑似生体データを生成し、前記生体データに対応する生体部位の3次元形状を示す形状データに基づいて、実在しない人物の前記生体部位の疑似形状データを生成し、前記疑似生体データと前記疑似形状データとに基づいて、前記実在しない人物の疑似生体部位データを生成し、生成された前記疑似生体部位データに基づいて、学習モデルの機械学習で使用される学習用生体データを生成して出力する、学習用生体データの生成方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、指紋認証に用いられる学習モデルの学習データをより効率的に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る学習用指紋データ生成装置の内部構成例を示すブロック図
実施の形態に係る学習用指紋データ生成装置の動作手順例を示すフローチャート
疑似指紋模様生成処理および疑似指の3Dモデル生成処理の一例を説明する図
疑似指紋付き指の3Dモデル生成処理の一例を説明する図
疑似接触式指紋生成処理および疑似非接触式指紋生成処理の一例を説明する図
疑似指紋画像データセットの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る学習用生体データ生成装置および学習用生体データの生成方法の構成および作用を具体的に開示した各実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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