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公開番号
2024177243
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024170175,2020146965
出願日
2024-09-30,2020-09-01
発明の名称
位相差フィルムおよび偏光板
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20241212BHJP(光学)
要約
【課題】搬送中の工程不良の発生が抑制され、フィルムの押し込みの際の輝点の発生が抑制され、白化および/またはクラックの発生が抑制され、色相ムラが抑制され、さらに屈曲性に優れた位相差フィルムを提供すること。
【解決手段】ポリカーボネート系樹脂を含み、面内位相差Re(550)が80nm~190nmであり、Re(450)/Re(550)が0.98~1.03であり、突刺し弾性率が50gf/mm以上である、位相差フィルムを用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリカーボネート系樹脂を含み、面内位相差Re(550)が80nm~190nmであり、Re(450)/Re(550)が0.98~1.03であり、突刺し弾性率が50gf/mm以上である、位相差フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、位相差フィルムおよび偏光板に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、薄型ディスプレイの普及と共に、有機ELパネルを搭載した画像表示装置(有機EL表示装置)が提案されている。有機ELパネルは反射性の高い金属層を有しており、外光反射や背景の映り込み等の問題を生じやすい。そこで、位相差フィルムを視認側に設けることにより、これらの問題を防ぐことが知られている。しかし、従来の位相差フィルムにおいては、フィルムの搬送中の折れ、シワ、打痕等の工程不良が発生する場合があり、さらにフィルムの押し込みの際に輝点が発生する場合がある。さらに、従来の位相差フィルムを画像表示装置の視認側に用いる場合、使用とともに白化および/またはクラックが発生する場合があり、色相ムラが発生する場合があり、さらに屈曲性が不十分である場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3325560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、搬送中の工程不良の発生が抑制され、フィルムの押し込みの際の輝点の発生が抑制され、白化および/またはクラックの発生が抑制され、色相ムラが抑制され、さらに屈曲性に優れた位相差フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態における位相差フィルムは、ポリカーボネート系樹脂を含み、面内位相差Re(550)は80nm~190nmであり、Re(450)/Re(550)は0.98~1.03であり、突刺し弾性率は50gf/mm以上である。
1つの実施形態においては、上記位相差フィルムの単位膜厚あたりの突刺し強度は10gf/μm以上である。
1つの実施形態においては、上記位相差フィルムの破断強度は800MPa以上であり、かつ、破断伸度は3%以上である。
1つの実施形態においては、上記位相差フィルムの厚みは40μm以下である。
1つの実施形態においては、上記位相差フィルムの幅方向のRe(550)のバラツキは5nm以下である。
本発明の別の実施形態においては、位相差層付偏光板が提供される。この位相差層付偏光板は、偏光子と、該偏光子の少なくとも片面に接着剤層を介して貼り合わされた上記位相差フィルムとを含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、特定のポリカーボネート系樹脂を含み、突刺し弾性率を特定の範囲内とすることで、搬送中の工程不良の発生および色相ムラの発生が抑制され、さらに屈曲性に優れた位相差フィルムを実現することができる。さらに、単位膜厚あたりの突刺し強度、破断強度および破断伸度を特定の範囲内とすることで、フィルムの押し込みの際の輝点の発生および色相ムラの発生が抑制され、耐クラック性に優れた位相差フィルムを実現することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
【0008】
(用語および記号の定義)
本明細書における用語および記号の定義は下記の通りである。
(1)屈折率(nx、ny、nz)
「nx」は面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率であり、「nz」は厚み方向の屈折率である。
(2)面内位相差(Re)
「Re(λ)」は、23℃における波長λnmの光で測定した面内位相差である。例えば、「Re(550)」は、23℃における波長550nmの光で測定した面内位相差である。Re(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Re(λ)=(nx-ny)×dによって求められる。
【0009】
A.位相差フィルム
本発明の実施形態による位相差フィルムは、ポリカーボネート樹脂を含む。本発明の実施形態による位相差フィルムは、代表的には、ポリカーボネート樹脂フィルムの延伸フィルムである。
【0010】
上記位相差フィルムの面内位相差Re(550)は80nm~190nmであり、より好ましくは10nm~160nmである。すなわち、位相差フィルムはλ/4位相差板として機能し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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