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公開番号2024153315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023067128
出願日2023-04-17
発明の名称コネクタ及び治具
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの端子間ピッチを狭小化可能にする。
【解決手段】コネクタ1は、複数の端子金具3と、ハウジング2と、を備えている。ハウジング2は、各端子金具3を収容した複数のキャビティ22と、各端子金具3の抜け止めを行う複数のランス23と、を備えている。端子金具3の上壁34には、ランス23が係止する係止孔39が形成されている。端子金具3の下壁35には、ランス23の係止孔39への係止を解除する棒状の治具9を挿入可能な第1の治具挿入孔38が形成されている。ハウジング2には、治具9を挿入可能な第2の治具挿入孔24が形成されている。上からみて、係止孔39、第1の治具挿入孔38、第2の治具挿入孔24が重なって配置されている。治具9を第1の治具挿入孔38及び第2の治具挿入孔24に挿入してランス23を押圧することで係止孔39への係止を解除することができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
上壁、下壁、及び一対の側壁を有する四角筒状の嵌合部を備えた端子金具と、前記端子金具を収容したハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、前記端子金具を収容したキャビティと、前記端子金具の抜け止めを行う弾性変形可能なランスと、を備え、
前記端子金具の前記上壁には、前記ランスが係止した係止孔が形成されており、
前記端子金具の前記下壁には、前記ランスの前記係止孔への係止を解除する棒状の治具を挿入可能な第1の治具挿入孔が形成されており、
前記ハウジングには、前記治具を挿入可能な第2の治具挿入孔が形成されており、
上からみて、前記係止孔、前記第1の治具挿入孔、及び前記第2の治具挿入孔が重なって配置されている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記係止孔は、前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔よりも小さく形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタに用いられる治具であり、
前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔に挿入可能かつ前記係止孔に挿入不能な大きさの棒状部と、棒状部の先端面から突出し、前記係止孔に挿入可能な突出部と、を備え、
前記棒状部を前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔に挿入して前記突出部で前記ランスを係止解除方向に押圧した状態で、前記棒状部の先端面が前記上壁の内面に当接する
ことを特徴とする治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ及び該コネクタの端子金具をハウジングから引き抜く際に用いる治具に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
図13,14は、従来のコネクタ500及び該コネクタ500の端子金具514をハウジング510から引き抜く際に用いる治具530を示す図である(特許文献1を参照)。このコネクタ500は、電線517の端末に接続された雌型の端子金具514と、ハウジング510と、を備えている。
【0003】
ハウジング510は、端子金具514を収容したキャビティ513と、端子金具514の抜け止めを行うランス519と、を備えている。ランス519は、前後に延出した片持ち状の基部520と、基部520の自由端からキャビティ513側に突出し、端子金具514に係止した係止突部521と、基部520の側面から幅方向に突出した解除操作部527と、を備えている。また、ハウジング510における解除操作部527の上方には、治具挿入孔528が形成されている。
【0004】
また、コネクタ500は、端子金具514を3つ備えており、キャビティ513、ランス519、治具挿入孔528は、端子金具514毎に設けられている。
【0005】
治具530は、各治具挿入孔528に挿入可能な棒状の挿入部531を3本備えている。図15に示すように、各挿入部531を各治具挿入孔528に挿入して各解除操作部527を下方に押圧することにより、各ランス519の基部520が下方に弾性変形して係止突起521の端子金具514への係止が解除される。この状態で電線517を引っ張ることで端子金具514をキャビティ513外へ引き抜くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-208453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した従来のコネクタ500においては、各ランス519が基部520の側面から幅方向に突出した解除操作部527を備えているがゆえに、端子間ピッチが大きくなってしまうという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、コネクタの端子間ピッチを狭小化可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のコネクタは、上壁、下壁、及び一対の側壁を有する四角筒状の嵌合部を備えた端子金具と、前記端子金具を収容したハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記端子金具を収容したキャビティと、前記端子金具の抜け止めを行う弾性変形可能なランスと、を備え、前記端子金具の前記上壁には、前記ランスが係止した係止孔が形成されており、前記端子金具の前記下壁には、前記ランスの前記係止孔への係止を解除する棒状の治具を挿入可能な第1の治具挿入孔が形成されており、前記ハウジングには、前記治具を挿入可能な第2の治具挿入孔が形成されており、上からみて、前記係止孔、前記第1の治具挿入孔、及び前記第2の治具挿入孔が重なって配置されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の治具は、上記コネクタに用いられるものであり、前記係止孔は、前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔よりも小さく形成されており、当該治具は、前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔に挿入可能かつ前記係止孔に挿入不能な大きさの棒状部と、棒状部の先端面から突出し、前記係止孔に挿入可能な突出部と、を備え、前記棒状部を前記第1の治具挿入孔及び前記第2の治具挿入孔に挿入して前記突出部で前記ランスを係止解除方向に押圧した状態で、前記棒状部の先端面が前記上壁の内面に当接することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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