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公開番号
2024143558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056297
出願日
2023-03-30
発明の名称
外装構造
出願人
アイジー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
13/08 20060101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】簡易な構成で電磁波の強度を高めることが可能な外装構造を提供すること。
【解決手段】外装構造は、表面材11と、表面材11上に設けられた基板31と、基板31上に設けられたアンテナ素子32と、アンテナ素子32を覆う積層体33と、を備え、積層体33は、アンテナ素子32を覆う誘電体層36と、誘電体層36上に設けられた誘電体層37と、を含み、誘電体層37の誘電率は、誘電体層36の誘電率よりも高い。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
金属板と、
前記金属板上に設けられた基板と、
前記基板上に設けられたアンテナ素子と、
前記アンテナ素子を覆う積層体と、
を備え、
前記積層体は、前記アンテナ素子を覆う第1誘電体層と、前記第1誘電体層上に設けられた第2誘電体層と、を含み、
前記第2誘電体層の誘電率は、前記第1誘電体層の誘電率よりも高い、外装構造。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記積層体は、第2誘電体層上に設けられた第3誘電体層を更に含み、
前記第3誘電体層の誘電率は、前記第2誘電体層の誘電率よりも高い、請求項1に記載の外装構造。
【請求項3】
前記基板を前記金属板に接着する接着層を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の外装構造。
【請求項4】
前記積層体を覆う防水膜を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の外装構造。
【請求項5】
前記金属板を表面材として含む屋根材を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の外装構造。
【請求項6】
前記金属板を表面材として含む外壁材を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の外装構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、外装構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の屋根又は外壁などの外装材に設けられた受信用アンテナ装置が知られている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、屋根材又は外壁材に受信用のアンテナ素子を組み込むことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-321719号公報
特開平7-193411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
外装材に設けられたアンテナ装置を電磁波の送信に用いることが考えられる。一般に、このようなアンテナ装置は、球状に電磁波を放射する。しかしながら、送信用アンテナ装置から離れるにつれて、単位面積当たりの電磁波のエネルギー密度が小さくなる。特に、近年では、高速かつ大容量の情報通信を行うために、電磁波の高周波数化が進んでいる。電磁波の周波数が高くなると電磁波の直進性が高くなり、減衰しやすくなる。このため、電磁波の強度を高めることが求められる。
【0005】
本開示は、簡易な構成で電磁波の強度を高めることが可能な外装構造を説明する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る外装構造は、金属板と、金属板上に設けられた基板と、基板上に設けられたアンテナ素子と、アンテナ素子を覆う積層体と、を備える。積層体は、アンテナ素子を覆う第1誘電体層と、第1誘電体層上に設けられた第2誘電体層と、を含む。第2誘電体層の誘電率は、第1誘電体層の誘電率よりも高い。
【0007】
この外装構造においては、アンテナ素子が第1誘電体層に覆われており、第1誘電体層の誘電率よりも高い誘電率を有する第2誘電体層が第1誘電体層上に設けられている。誘電率が高いほど屈折率が高くなるので、第2誘電体層の屈折率は、第1誘電体層の屈折率よりも高い。したがって、アンテナ素子から放射された電磁波が第1誘電体層と第2誘電体層との境界から出射する際の出射角は、電磁波が当該境界に入射する際の入射角よりも小さくなるので、電磁波が第1誘電体層及び第2誘電体層の積層方向に向かって屈折する。これにより、指向性が得られる。その結果、簡易な構成で電磁波の強度を高めることが可能となる。
【0008】
いくつかの実施形態において、積層体は、第2誘電体層上に設けられた第3誘電体層を更に含んでもよい。第3誘電体層の誘電率は、第2誘電体層の誘電率よりも高くてもよい。この場合、第3誘電体層の屈折率は、第2誘電体層の屈折率よりも高い。したがって、電磁波が第2誘電体層と第3誘電体層との境界から出射する際の出射角は、電磁波が当該境界に入射する際の入射角よりも小さくなるので、電磁波が上記積層方向に向かって屈折する。その結果、電磁波の指向性を高めることができ、電磁波の強度を一層高めることが可能となる。
【0009】
いくつかの実施形態において、上記外装構造は、基板を金属板に接着する接着層を更に備えてもよい。この場合、金属板に孔を開けることなく、アンテナ素子が設けられた基板を金属板に固定することができる。したがって、雨水などが屋内に浸入する可能性を低減することができる。
【0010】
いくつかの実施形態において、上記外装構造は、積層体を覆う防水膜を更に備えてもよい。この場合、アンテナ素子が錆びる可能性を低減することができるので、アンテナ素子を長寿命化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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