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公開番号
2024119317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023026124
出願日
2023-02-22
発明の名称
車両制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B60W
40/08 20120101AFI20240827BHJP(車両一般)
要約
【課題】自動運転における利便性を向上させる。
【解決手段】自動運転制御装置2は、エンジンEGが駆動を停止しているときに、車両の車室内に設置された複数の座席STのそれぞれについて、座席STに着座している乗員がシートベルトSBを着用していない非着用状態から、座席STに着座している乗員がシートベルトSBを着用している着用状態へ遷移したか否かを判断する。自動運転制御装置2は、非着用状態から着用状態へ遷移した座席STである着用座席が存在すると判断した場合に、エンジンEGを始動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、
前記車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動を停止しているときに、前記車両の車室内に設置された複数の座席(ST)のそれぞれについて、前記座席に着座している前記乗員がシートベルト(SB)を着用していない非着用状態から、前記座席に着座している前記乗員が前記シートベルトを着用している着用状態へ遷移したか否かを判断するように構成されたシートベルト着用判断部(S10,S20)と、
前記非着用状態から前記着用状態へ遷移した前記座席である着用座席が存在すると前記シートベルト着用判断部が判断した場合に、前記駆動源を始動させるように構成された始動部(S60)と
を備える車両制御装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記着用座席に着座している前記乗員が、前記駆動源の始動を許可された者として予め設定された始動許可者であるか否かを認証するように構成された乗員認証部(S30)を更に備え、
前記始動部は、前記着用座席が存在すると前記シートベルト着用判断部が判断し、且つ、前記着用座席に着座している前記乗員が前記始動許可者であると前記乗員認証部が認証した場合に、前記駆動源を始動させる車両制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両制御装置であって、
前記駆動源を始動させるために前記乗員に所持される携帯鍵(9)の照合を実行するように構成された鍵照合部(S40)を更に備え、
前記始動部は、前記着用座席が存在すると前記シートベルト着用判断部が判断し、且つ、前記着用座席に着座している前記乗員が前記始動許可者であると前記乗員認証部が認証し、且つ、前記携帯鍵の照合が成功したと前記鍵照合部が判断した場合に、前記駆動源を始動させる車両制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両制御装置であって、
前記携帯鍵が前記車室内に存在するか否かを判断するように構成された鍵検出部(S50)を更に備え、
前記始動部は、前記着用座席が存在すると前記シートベルト着用判断部が判断し、且つ、前記着用座席に着座している前記乗員が前記始動許可者であると前記乗員認証部が認証し、且つ、前記携帯鍵の照合が成功したと前記鍵照合部が判断し、且つ、前記携帯鍵が前記車室内に存在すると前記鍵検出部が判断した場合に、前記駆動源を始動させる車両制御装置。
【請求項5】
乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、
前記車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動しているか否かを判断するように構成された駆動判断部(S110)と、
前記車両が停止しているか否かを判断するように構成された停止判断部(S120)と、
前記駆動源が駆動していると前記駆動判断部が判断し、且つ、前記車両が停止していると前記停止判断部が判断した場合に、前記車両が最終目的地に到着したか否かを判断するように構成された到着判断部(S130)と、
前記車両が前記最終目的地に到着したと前記到着判断部が判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させるように構成された到着停止部(S150)と
を備える車両制御装置。
【請求項6】
乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、
前記車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動しているか否かを判断するように構成された駆動判断部(S110)と、
前記車両が停止しているか否かを判断するように構成された停止判断部(S120)と、
前記駆動源が駆動していると前記駆動判断部が判断し、且つ、前記車両が停止していると前記停止判断部が判断した場合に、前記車両の車室内に設置された全ての座席(ST)について、前記座席に対応するシートベルトが前記乗員に着用されていないシートベルト非着用状態になっているか否かを判断するように構成された非着用判断部(S140)と、
全ての前記座席が前記シートベルト非着用状態になっていると前記非着用判断部が判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させるように構成された非着用停止部(S150)と
を備える車両制御装置。
【請求項7】
乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、
前記車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動しているか否かを判断するように構成された駆動判断部(S110)と、
前記車両が停止しているか否かを判断するように構成された停止判断部(S120)と、
前記駆動源が駆動していると前記駆動判断部が判断し、且つ、前記車両が停止していると前記停止判断部が判断した場合に、前記車両の車室内における前記乗員が0人であるか否かを判断するように構成された乗員判断部(S142)と、
前記車室内における前記乗員が0人であると前記乗員判断部が判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させるように構成された乗員停止部(S150)と
を備える車両制御装置。
【請求項8】
乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、
前記車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動しているか否かを判断するように構成された駆動判断部(S110)と、
前記車両が停止しているか否かを判断するように構成された停止判断部(S120)と、
前記駆動源が駆動していると前記駆動判断部が判断し、且つ、前記車両が停止していると前記停止判断部が判断した場合に、前記駆動源を始動させるために前記乗員に所持される携帯鍵が前記車両の外部に存在し、且つ、前記車両における全てのドアが施錠されているか否かを判断するように構成された施錠判断部(S144)と、
前記携帯鍵が前記車両の外部に存在し、且つ、前記車両における全ての前記ドアが施錠されていると前記施錠判断部が判断した場合に、前記駆動源の駆動を停止させるように構成された施錠停止部(S150)と
を備える車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動運転中において、運転者が着座する座席を車両の進行方向とは逆の方向に向けたり、運転席を車両の後部に移動したりすることを前提とし、自動運転から手動運転へ切り替える場合に、運転に適する状態となるまでの時間を短縮する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6304162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動運転がレベル5になると運転者が運転席に着座する必要がなくなり、エンジンの始動時および停止時において、運転席に人がいない状態、または、運転席が車両の進行方向を向いていない状態になることが想定される。
【0005】
発明者の詳細な検討の結果、運転者が運転席に座り、メカニカルキーを挿して回したり、プッシュスイッチを押したりすることでエンジンの始動または停止の操作を行うという従来のエンジン始動方法およびエンジン停止方法では、自動運転がレベル5であるにもかかわらず、運転者は、エンジンの始動時および停止時に運転席に座って運転席を車両の進行方向に向かせる作業を行わなければならないという課題が見出された。
【0006】
本開示は、自動運転における利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、シートベルト着用判断部(S10,S20)と、始動部(S60)とを備える。
【0008】
シートベルト着用判断部は、車両を走行させるための駆動源(EG)が駆動を停止しているときに、車両の車室内に設置された複数の座席(ST)のそれぞれについて、座席に着座している乗員がシートベルト(SB)を着用していない非着用状態から、座席に着座している乗員がシートベルトを着用している着用状態へ遷移したか否かを判断するように構成される。
【0009】
始動部は、非着用状態から着用状態へ遷移した座席である着用座席が存在するとシートベルト着用判断部が判断した場合に、駆動源を始動させるように構成される。
このように構成された本開示の車両制御装置は、自動運転機能を備える車両の駆動源を始動させる時に運転者が運転席に座って運転席を車両の進行方向に向かせる作業を行う必要がなくなり、自動運転における利便性を向上させることができる。
【0010】
本開示の別の態様は、乗員に代わり運転操作を行う自動運転機能を備える車両に搭載される車両制御装置(2)であって、駆動判断部(S110)と、停止判断部(S120)と、到着判断部(S130)と、到着停止部(S150)とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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