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公開番号2024114174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019750
出願日2023-02-13
発明の名称水稲用肥料
出願人個人
代理人個人
主分類C05D 5/00 20060101AFI20240816BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】水稲の病害虫に対する抵抗力を高め、収穫される米の食味及び収量を向上させる。
【解決手段】アミノ酸、硫黄及びマグネシウムを含むことを特徴とする水稲用肥料。アミノ酸、硫黄及び炭酸マグネシウムを含むようにしてもよい。水稲の田植え後中干し前に、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり350g~1300g注入する。水稲の中干し後、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり650g~2500g注入する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アミノ酸、硫黄及びマグネシウムを含むことを特徴とする水稲用肥料。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
アミノ酸、硫黄及び炭酸マグネシウムを含むことを特徴とする水稲用肥料。
【請求項3】
水稲の田植え後中干し前に、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり350g~1300g注入することを特徴とする施肥方法。
【請求項4】
水稲の中干し後、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり650g~2500g注入することを特徴とする施肥方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水稲の栽培に用いられる肥料、及び水稲栽培における施肥方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
日本人に古くから親しまれてきた主食である米は、コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまちなど多くの種類があり、品種改良によって種類毎に特徴を持っている。米を作るために稲を栽培するが、現在ではほぼすべての米が水を張った水田で栽培する水稲から収穫されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、水稲栽培で高品質米を生産するには、病害虫への備えを万全にする必要があり、近年の温暖化による気候変動の影響で、これまでにない病害虫の被害が増えている。また、米の販売促進のために食味を向上させたり、製造コスト低減のために収量を高めることも重要である。
【0004】
そこで、本発明は、病害虫に対する抵抗力の強い水稲を栽培することができ、収穫される米の食味及び収量を向上させることのできる水稲用肥料及び施肥方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明は水稲用肥料であって、アミノ酸、硫黄及びマグネシウムを含むことを特徴とする。この肥料を用いることで、病害虫に対する抵抗力の強い水稲を栽培することができ、収穫される米の食味及び収量を向上させることもできる。
【0006】
また、上記マグネシウム源を炭酸マグネシウムとし、アミノ酸、硫黄及び炭酸マグネシウムを含む水稲用肥料とすることもできる。
【0007】
さらに、本発明は施肥方法であって、水稲用水稲の田植え後中干し前に、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり350g~1300g注入することを特徴とし、これによって、水稲の葉色が濃くなり、害虫を抑止することができ、病気に強く、抵抗力の高い水稲となり、もみ枯れ細菌病等にかかり難くなる。
【0008】
また、本発明は施肥方法であって、水稲の中干し後、アルギンゴールドエキス、硫黄及び炭酸マグネシウムを合量で水田10アール当たり650g~2500g注入することを特徴とし、これによって、くずもみが少なくなり、収量が多くなると共に、米の食味と栄養が向上する。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、病害虫に対する抵抗力の強い水稲を栽培することができ、収穫される米の食味及び収量を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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