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公開番号2024107494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2024098855,2020099715
出願日2024-06-19,2020-06-08
発明の名称画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20240801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】変換スキップの最大ブロックサイズを制御するシンタックスを固定長符号とすることで、復号処理を簡素化すること。
【解決手段】本発明に係る画像復号装置200は、ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義するように構成されている復号部210を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像復号装置であって、
ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義するように構成されている復号部を備えることを特徴とする画像復号装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
画像復号方法であって、
ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義する工程を有する画像復号方法。
【請求項3】
画像復号装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、
ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義する工程を実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像復号装置、画像復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、変換スキップの最大ブロックサイズを制御するシンタックスを備え、かかるシンタックスを指数ゴロム符号として復号する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Versatile Video Coding (Draft 9)、JVET-R2001
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1では、変換スキップの最大ブロックサイズの取り得る値は、4種類である。4種類の値を指数ゴロム符号とした場合、かかる4種類の値のうちの一番小さな値以外は、固定長符号を用いる場合より符号長が大きくなってしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、変換スキップの最大ブロックサイズを制御するシンタックスを固定長符号とすることで、復号処理を簡素化することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、画像復号装置であって、ピクチャ内でDMVRを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でDMVRを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をDMVRが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義するように構成されている復号部を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、画像復号方法であって、ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義する工程とを有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、画像復号装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグがピクチャヘッダに含まれていなかった場合、前記ピクチャにおいて双予測が適用不可の時は、前記ピクチャ内でBDOFを使用不可とするか否かを制御するフラグの値をBDOFが使用不可であることを意味する値と暗黙的に定義する工程を実行させることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、変換スキップの最大ブロックサイズを制御するシンタックスを固定長符号とすることで、復号処理を簡素化することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る画像処理システム10の構成の一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200の復号部210によって受信される符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例である。
SPS211に含まれる制御データの一例である。
PPS212に含まれる制御データの一例である。
ピクチャヘッダ213に含まれる制御データの一例である。
スライスヘッダ214A/214Bに含まれる制御データの一例である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインループフィルタ処理部250の機能ブロックの一例について示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインループフィルタ処理部250のデブロッキングフィルタ部250Aの機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインループフィルタ処理部250のフィルタ決定部254A/254Bの処理フローの一例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る画像復号装置200のインループフィルタ処理部250のフィルタ決定部254A/254Bの処理フローで用いられる表の一例を示す図である。
一実施形態に係る画像符号化装置100の機能ブロックの一例を示す図である。
変換スキップを適用する最大ブロックサイズを制御するシンタックスの値の一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241の機能ブロックの一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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