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公開番号2024106021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010065
出願日2023-01-26
発明の名称アルミ缶潰し補助具
出願人個人
代理人
主分類B30B 9/32 20060101AFI20240731BHJP(プレス)
要約【課題】 小型で、折り畳みもでき、持ち運び便利で、軽い軟性材質で、手軽に、簡単に、場所をとらずアルミ缶潰しができる補助具。
【解決手段】 缶を包囲する側面を持ち、当該側面に沿って、該缶の底面から60度プラスマイナス15度に傾いた4本又は5本又はその両方の実質的に等間隔に配置されたガイドラインを有する、軟質素材からなるアルミ缶潰し補助具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
缶を包囲する側面を持ち、当該側面に沿って、該缶の底面から60度プラスマイナス15度に傾いた4本又は5本又はその両方の実質的に等間隔に配置されたガイドラインを有する、軟質素材からなるアルミ缶潰し補助具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載のアルミ缶潰し補助具において、前記ガイドラインが、点線及びマーク、ストライプ柄、色の違い、ライン描画、厚みの差、凸部、凹部、切込みから選択された1又は2以上の組み合わせからなるアルミ缶潰し補助具。
【請求項3】
請求項2記載のアルミ缶潰し補助具において、前記ガイドラインが、右肩上り及び左肩上りの両方を含むアルミ缶潰し補助具。
【請求項4】
請求項2記載のアルミ缶潰し補助具において、前記ガイドラインが、4本と5本の両方のガイドラインを有し、該4本のガイドラインと該5本のガイドラインは異なる種類のガイドラインからなるアルミ缶潰し補助具。
【請求項5】
請求項2記載のアルミ缶潰し補助具において、底面を有し、前記側面及び該底面に断熱材が含まれているアルミ缶潰し補助具。
【請求項6】
請求項5記載のアルミ缶潰し補助具において、前記ガイドラインは、4本と5本の両方からなり、該4本のガイドラインと該5本のガイドラインは異なる種類のガイドラインからなるアルミ缶潰し補助具。
【請求項7】
請求項1記載のアルミ缶潰し補助具でアルミ缶を包囲する第1のステップ、
該アルミ缶側面に前記ガイドラインに沿って応力を付与し該アルミ缶の側面を変形させる第2のステップ、
該補助具を取り外す第3のステップ、
該アルミ缶を縦方向に押圧する第4のステップ、
を有するアルミ缶潰し方法。
【請求項8】
請求項7記載のアルミ缶潰し方法において、前記第3のステップから前記第4のステップへと移る間に、前記アルミ缶側面の角度方向へねじる第5のステップを有するアルミ缶潰し方法。
【請求項9】
請求項8記載のアルミ缶潰し方法において、前記第5のステップから前記第4のステップへと移る間に、
前記アルミ缶の底面を包む下器を該アルミ缶の下に敷く第6のステップと、
該アルミ缶天井部を覆う上器を該アルミ缶上部へかぶせる第7のステップを有するアルミ缶潰し方法。
【請求項10】
請求項6記載のアルミ缶潰し補助具において、前記アルミ缶の底面を包む下器と該アルミ缶天井部を覆う上器を該アルミ缶と一緒に収納できるアルミ缶潰し補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料後においても体積が変わらず嵩張って邪魔となるアルミ空き缶の体積を減少させるために、簡単にアルミ空き缶を潰すための補助具に関するものである。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、金属製等の鰐口治具の根元に缶を設置し、テコの原理で空き缶を潰すものや、もう少し小型のものとして、硬質で側面が花形に開く筐体を持ち、その筐体の側面の突起でアルミ缶側面に凹みを設けアルミ缶の縦方向強度を低下させるというものがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のアルミ缶潰し補助具は、アルミ缶より一回り大きい硬質で構成されている為、持ち運びや保管に不便であり、軽量小型化と携帯性の改善が必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、缶を包囲する側面を持ち、当該側面に沿って、該缶の底面から60度プラスマイナス15度に傾いた4本又は5本又はその両方の実質的に等間隔に配置されたガイドラインを有する、軟質素材からなるアルミ缶潰し補助具である。
【発明の効果】
【0005】
小型で、折り畳みもでき、持ち運び便利で、軽い軟質素材の為、手軽に、簡単に、場所をとらず、空き缶を潰す事が出来るので、キャンプ時の使用にも有効である。
また、アルミ缶の圧縮効果も期待でき、楽しく爽快にアルミ缶潰しができ、ストレス発散にもつながる。また、熟練すれば、1缶当たりの潰す所要時間も20秒程で一連の動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の形態のアルミ缶潰し補助具で、(a)が上方、(b)が下方斜視図。
図1のアルミ缶潰し補助具の使用方法の説明図。
図2の次のステップを説明する図。
図3の次のステップを説明する図。
アルミ缶を縦に潰す説明図。
右肩上りガイドラインが点線であるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインがマークであるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインがストライプ色柄ありのアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインが描画であるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインが切込みであるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインが凸部であるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
右肩上りガイドラインが立体的に形成されたアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
第1のアルミ缶潰し補助具の変形例で、底面に穴がある下方斜視図。
第1のアルミ缶潰し補助具の変形例で、缶の側面の一部のみを環状に覆う下方斜視図。
第2のステップの右肩上りガイドライン延長線上を変形させるアルミ缶潰し方法の説明図。
図14のアルミ缶潰しの補助具の変形例の上方斜視図。
第1のアルミ缶潰し補助具の他の変形例の上方斜視図。
第1のアルミ缶潰し補助具の他の変形例の上方斜視図。
右肩上りガイドラインと左肩上りガイドラインが上下にあるアルミ缶潰し補助具の上方斜視図。
アルミ缶潰し補助具本体がネット形状の上方斜視図。
補助具側面外側と側面内側で使用時に傾き方向が異なるガイドラインがある上方斜視図。
図21の補助具の変形例の上方斜視図。
断熱材を含むアルミ缶潰し補助具の図。
本アルミ缶潰し補助具使用での圧縮サイズ例の図。
アルミ缶上下を包む器を収納したアルミ缶潰し補助具の図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、本発明の第1の形態のアルミ缶潰し補助具に係る斜視図で、図2~図4はその使用法であるアルミ缶潰し方法の説明図、図5はアルミ缶を潰す際の説明図である。
図1(a)において、アルミ缶潰し補助具は、缶を包囲する側面を持つ補助具本体101とその側面に沿って、アルミ缶の底面から60度プラスマイナス15度に傾いた4本又は5本またはその両方の実質的に等間隔に配置された右肩上りガイドライン501を有する、軟質素材からなる。アルミ缶の底面から60度プラスマイナス15度の誤差については、アルミ缶潰し補助具本体がネット形状時による伸縮の範囲であるが、アルミ缶の底面から60度となるように調節を行う。アルミ缶の底面から60度のガイドラインは、手で山脈部356を作り、効率よく潰す事ができる最適な角度である。アルミ空き缶の側面になるべく均等に60度の山脈部356を3本作り、アルミ空き缶の天井中心部と底面中心部を垂直に、且つ、アルミ空き缶の天井面と底面を水平に維持し、押圧し潰そうとすると天井面が不安定となり、うまく潰せない。また、アルミ空き缶の側面になるべく均等に60度の山脈部356を6本作ろうとすると、アルミ空き缶の側面が破れてしまい、危険である。したがって、ガイドラインの本数は、4本又は5本となる。ガイドライン5本は、ガイドライン4本よりも1本余分に山脈部356を作る手間を必要とするが、アルミ空き缶の天井中心部と底面中心部を垂直に、且つ、アルミ空き缶の天井面と底面を水平に維持しやすく、押圧する力も少なく、効率よくアルミ空き缶を潰す事ができる。
【0008】
補助具本体101の材質は、ポリエステル・低密度ポリプロピレン・低密度ポリエチレン・布・ゴム・シリコーン・テープ・防水加工した紙などの軟性素材で缶側面を包囲でき、厚みは10mm以内が良い。ガイドラインの長さは、できる限り補助具本体101の側面いっぱいに描かれていたほうが良く、太さは1mmから10mm程が良い。また、立体型のガイドラインの幅や凹凸部も1mmから10mm程度が良い。補助具本体101の側面の高さは右肩上りガイドラインの角度の識別しやすい5mm以上が良く、図1(a)においては、右肩上りガイドライン501が5本あり、厚み2mm、側面の高さは100mmを有している。
【0009】
補助具本体101は、図1(a)の様に上には開口部301を有するが、下には図1(b)に示す様に底面302をも持ち、缶を包囲した時に、缶の側面を直接触れず容易に持ち上げる事ができ、持ち上げる手は缶の熱さや冷たさを和らげられる。缶を容易に持ち上げる事や、缶の熱さや冷たさを和らげる事を重視するには、補助具本体101の厚みや側面の高さの数値は高いほうが良いが、軽量化を重視するには、補助具本体101の厚みや側面の高さの数値はなるべく低くしたほうが良い。また、補助具本体101の底面302をなくすことにより、軽量化と携帯性を高めることもできる。
【0010】
まず、図2に示す様に、補助具本体101をアルミ空き缶370の側面へ包囲させ、右手350と左手351で力の入れやすい角度で持ち、両手の人差し指と親指で右肩上りガイドライン501近くの両サイドをつまみ上げるように、実際は山脈部356近くの両サイドへ谷部をアルミ空き缶側面に少しずつ形成していき、アルミ空き缶側面中央の山脈部356と谷部の高低差が10mmプラスマイナス2mmになったら、右回り又は左回りにアルミ空き缶370と補助具本体101を一緒に回して、手前にきた右肩上りガイドライン501を力の入れやすい角度で持ち、両手の人差し指と親指で右肩上りガイドライン501近くの両サイドをつまみ上げるように、実際は山脈部356近くの両サイドへ谷部をアルミ缶側面に少しずつ形成していき、アルミ空き缶370の側面中央の山脈部356と谷部の高低差が10mmプラスマイナス2mmになったら、右回り又は左回りにアルミ空き缶370と補助具本体101を一緒に回す一連の形成作業を繰り返し、全ての右肩上りガイドライン501下の山脈部356と谷部の高低差が10mmプラスマイナス2mmになったら、補助具本体101をアルミ空き缶370から外し、アルミ空き缶370を右手350と左手351で、力の入れやすい角度で持ち、両手の人差し指と親指でアルミ空き缶370の側面全ての山脈部356と谷部の高低差が20mmプラスマイナス4mmとなるように形成させ、図3(a)のアルミ空き缶378へと形成させる。形成時の注意点は、谷部形成を意識しすぎ、力を入れてしまうとアルミ空き缶370の側面が大きくへこんで修正できなくなるので、両隣の山脈部356との距離を意識しつつ、両手の人差し指と親指以外の指で、力加減をコントロールできるようにアルミ空き缶370にそえて作業する。
(【0011】以降は省略されています)

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