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公開番号2024103272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007522
出願日2023-01-20
発明の名称冷却装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類F01P 11/14 20060101AFI20240725BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】部品点数の増加を抑制する。
【解決手段】発熱体を冷却する冷却系における循環流路に冷却媒体を循環させる電動ポンプと、電動ポンプの目標回転数に応じて電動ポンプを駆動制御する制御装置と、を備える冷却装置であって、制御装置は、電動ポンプの回転数の変動量の所定時間内における積算値が判定閾値以上のときには、冷却系に異常が発生していると判定する。これにより、冷却系の異常の発生を判定するための特別なセンサなどを設けることなく、電動ポンプの制御に用いられる電動ポンプの回転数を用いて冷却系の異常を判定できる。この結果、部品点数の増加を抑制しつつ、冷却系の異常を判定できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発熱体を冷却する冷却系における循環流路に冷却媒体を循環させる電動ポンプと、前記電動ポンプの目標回転数に応じて前記電動ポンプを駆動制御する制御装置と、を備える冷却装置であって、
前記制御装置は、前記電動ポンプの回転数の変動量の所定時間内における積算値が判定閾値以上のときには、前記冷却系に異常が発生していると判定する
冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の冷却装置としては、発熱体に冷却媒体を循環させる電動ポンプ(冷却ポンプ)を備え、電動ポンプの目標回転数に応じて電動ポンプを駆動制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、前回のイグニッションオフ時の絶縁電圧値よりも現在検出された絶縁電圧値が大きいときには、冷却水漏れが発生していると判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の冷却装置では、絶縁電圧を検出するための電圧センサが必要となり、部品点数が増加してしまう。
【0005】
本発明の冷却装置は、部品点数の増加を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の冷却装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の冷却装置は、
発熱体を冷却する冷却系における循環流路に冷却媒体を循環させる電動ポンプと、前記電動ポンプの目標回転数に応じて前記電動ポンプを駆動制御する制御装置と、を備える冷却装置であって、
前記制御装置は、前記電動ポンプの回転数の変動量の所定時間内における積算値が判定閾値以上のときには、前記冷却系に異常が発生していると判定する
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の冷却装置では、電動ポンプの回転数の変動量の所定時間内における積算値が判定閾値以上のときには、冷却系に異常が発生していると判定する。これにより、冷却系の異常の発生を判定するための特別なセンサなどを設けることなく、電動ポンプの制御に用いられる電動ポンプの回転数を用いて冷却系の異常を判定できる。この結果、部品点数の増加を抑制しつつ、冷却系の異常を判定できる。ここで、「所定時間」としては、冷却系の異常を判定する周期として予め実験や解析、機械学習などにより定めた値である。「判定閾値」としては、冷却系に異常が発生しているか否かを判定するための閾値として予め実験や解析、機械学習などにより定めた値である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施例としての冷却装置が組み込まれたPCU12の冷却系20の構成の概略を示す構成図である。
電子制御ユニット40により実行される異常判定処理の一例を示すフローチャートである。
実回転数Nと、PCU12のインバータを構成する素子の温度としての素子温度と、温度センサ26からの冷却媒体の温度Twと、積算値Aとの時間変化の一例を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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