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公開番号2024099587
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2024063383,2022202705
出願日2024-04-10,2019-03-13
発明の名称表示制御装置、表示制御システム及び表示制御プログラム
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人サトー
主分類G09G 3/36 20060101AFI20240718BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示装置の起動時間と表示制御装置の起動時間とが異なる構成において、表示装置が表示制御装置から映像データを受信していない状況で表示部の表示動作を開始してしまう事態の発生を未然に回避する。
【解決手段】表示制御装置は、映像データを複数の表示装置に送信することで複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを表示装置に送信する。描画データとは異なる映像データを表示装置に送信する映像データ送信部と、表示装置から表示部の起動処理の完了を示す起動処理完了通知が受信されることで、表示装置への映像データの送信開始タイミングを、表示装置において表示部の表示動作が開始される表示動作開始タイミングと同期させる第1同期制御部と、を備える。第1同期制御部は、映像データの送信を開始後に、表示装置へバックライトの点灯要求を送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像データを複数の表示装置に送信することで前記複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、前記表示装置が起動している状態において、前記表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを前記表示装置に送信する車載の表示制御装置であって、
前記描画データとは異なる前記映像データを前記表示装置に送信する映像データ送信部(2f,2g)と、
表示装置において表示制御装置からの描画データの受信が検知されたことにより表示部の起動処理が行われたことに伴い、前記表示装置から前記表示部の前記起動処理の完了を示す起動処理完了通知が受信されることで、前記映像データ送信部から前記表示装置への映像データの送信を開始させる送信開始タイミングを、前記表示装置において前記表示部の表示動作が開始される表示動作開始タイミングと同期させる第1同期制御部(12a)と、を備え、
前記第1同期制御部は、前記映像データの送信を開始後に、前記表示装置へバックライトの点灯要求を送信する表示制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記描画データが前記表示装置に送信される前に、前記表示装置を起動させるための起動要求を前記表示装置に送信する起動要求送信部(2f,2g)と、
起動要因が発生すると、起動要求を前記起動要求送信部から前記表示装置に送信させる起動要求送信制御部(12b)と、を備える請求項1に記載した表示制御装置。
【請求項3】
映像データを複数の表示装置に送信することで前記複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、前記表示装置が起動している状態において、前記表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを前記表示装置に送信する車載の表示制御装置であって、前記描画データとは異なる前記映像データを前記表示装置に送信する表示制御装置(2)と、
前記表示制御装置から受信された映像データに対応する映像を表示する表示部を有する表示装置(3,4)と、を備え、
前記表示装置が前記表示制御装置からの描画データの受信を検知したことにより表示部の起動処理を行ったことに伴い、前記表示装置から前記表示部の前記起動処理の完了を示す起動処理完了通知が前記表示制御装置に受信されることで、前記表示制御装置が前記表示装置に映像データの送信を開始する送信開始タイミングと、前記表示装置が前記表示部の表示動作を開始する表示動作開始タイミングとを同期させ、前記表示装置の表示動作の開始後に、前記表示制御装置からバックライト点灯要求が前記表示装置に受信されたことにより前記表示装置のバックライトを点灯させる表示制御システム。
【請求項4】
映像データを複数の表示装置に送信することで前記複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、前記表示装置が起動している状態において、前記表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを前記表示装置に送信する車載の表示制御装置であって、前記描画データとは異なる映像データを表示する表示部を備える表示装置に送信する表示制御装置(2)の制御部(2a)に、
前記表示装置において前記表示制御装置からの描画データの受信が検知されたことにより表示部の起動処理が行われたことに伴い、前記表示装置から前記表示部の前記起動処理の完了を示す起動処理完了通知が受信されることで、前記表示装置への映像データの送信を開始させる送信開始タイミングを、前記表示装置において前記表示部の表示動作が開始される表示動作開始タイミングと同期させ、前記映像データの送信を開始後に、前記表示装置へバックライト点灯要求を送信する第1同期制御手順を実行させる表示制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置、表示制御システム及び表示制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
表示部を有する表示装置と、表示装置の表示部に表示される映像を制御する表示制御装置とを有する表示制御システムが供されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-249836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示制御システムでは、表示制御装置から表示装置に映像データが送信されることで、その映像データに対応する映像が表示装置に表示される。例えば表示装置が車載のメータ装置であれば、表示制御装置からメータ装置に映像データが送信されることで、例えば燃料の残量や走行距離等の映像がメータ装置に表示される。
【0005】
表示制御装置と表示装置とでは、そのソフトウェアの構成やハードウェアの処理能力等が異なることから、表示制御装置が起動処理を開始してから映像データを表示装置に送信可能になるまでの起動時間と、表示装置が起動処理を開始してから映像データに対応する映像を表示可能になるまでの起動時間とが異なる。そのため、例えばドアが開放される等の起動要因が発生し、表示制御装置と表示装置とが同時に起動処理を開始した場合に、表示制御装置の起動時間が表示装置の起動時間よりも長いと、表示装置では、表示制御装置から映像データを受信して映像を表示可能になっているが、表示制御装置では、映像データを表示装置に送信可能になっていない状況が発生する。この場合、表示装置では、表示部の表示動作を開始するが、表示制御装置から映像データを受信していないので、ユーザに違和感を与える虞がある。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示装置の起動時間と表示制御装置の起動時間とが異なる構成において、表示装置が表示制御装置から映像データを受信していない状況で表示部の表示動作を開始してしまう事態の発生を未然に回避することができる表示制御装置、表示制御システム及び表示制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載した表示制御装置によれば、映像データを複数の表示装置に送信することで前記複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、前記表示装置が起動している状態において、前記表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを前記表示装置に送信する。映像データ送信部(2f,2g)は、描画データとは異なる映像データを表示装置に送信する。第1同期制御部(12a)は、表示装置において表示制御装置からの描画データの受信が検知されたことにより表示部の起動処理が行われたことに伴い、表示装置から表示部の起動処理の完了を示す起動処理完了通知が受信されることで、映像データ送信部から表示装置への映像データの送信を開始させる送信開始タイミングを、表示装置において表示部の表示動作が開始される表示動作開始タイミングと同期させる。第1同期制御部は、映像データの送信を開始後に、表示装置へバックライトの点灯要求を送信する。
【0008】
映像データ送信部から表示装置への映像データの送信を開始させる送信開始タイミングを、表示装置において表示部の表示動作が開始される表示動作開始タイミングと同期させるようにした。表示装置の起動時間と表示制御装置の起動時間とが異なり、表示装置が表示制御装置から映像データを受信して映像を表示可能になっているが、表示制御装置が映像データを表示装置に送信可能になっていない状況が発生したとしても、表示制御装置が映像データを表示装置に送信可能になるまで、表示装置が表示部の表示動作を開始しないようにすることができる。これにより、表示装置が表示制御装置から映像データを受信していない状況で表示部の表示動作を開始してしまう事態の発生を未然に回避することができる。
【0009】
請求項3に記載した表示制御システムによれば、表示制御装置(2)は、映像データを複数の表示装置に送信することで複数の表示装置における映像の表示を集中制御し、表示装置が表示部の起動処理及び初期設定を行うのに必要なデータである描画データを表示装置に送信し、描画データとは異なる映像データを表示装置に送信する。表示装置(3,4)は、表示制御装置から受信された映像データに対応する映像を表示する表示部を有する。表示装置が表示制御装置からの描画データの受信を検知したことにより表示部の起動処理を行ったことに伴い、表示装置から表示部の起動処理の完了を示す起動処理完了通知が表示制御装置に受信されることで、表示制御装置が表示装置に映像データの送信を開始する送信開始タイミングと、表示装置が表示部の表示動作を開始する表示動作開始タイミングとを同期させ、表示装置の表示動作の開始後に、表示制御装置からバックライト点灯要求が表示装置に受信されたことにより表示装置のバックライトを点灯させる。
【0010】
表示制御装置が表示装置に映像データの送信を開始する送信開始タイミングと、表示装置が表示部の表示動作を開始する表示動作開始タイミングとを同期させるようにした。請求項1に記載した表示制御装置と同様に、表示装置の起動時間と表示制御装置の起動時間とが異なり、表示装置が表示制御装置から映像データを受信して映像を表示可能になっているが、表示制御装置が映像データを表示装置に送信可能になっていない状況が発生したとしても、表示制御装置が映像データを表示装置に送信可能になるまで、表示装置が表示部の表示動作を開始しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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