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公開番号2024098469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023017172
出願日2023-01-10
発明の名称四分の一周往復回転駆動装置
出願人個人
代理人
主分類F03G 7/00 20060101AFI20240716BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】 従来、水中において、錘や浮子等を使用し、水中における物体の体積を増減さ、その増減による浮力の差を利用し、回転体を回転させ、運動エネルギーを得ようとする試みがあった。
しかし、錘や浮子等は、物体の体積増減による浮力差の運動エネルギーとは反対の運動エネルギーを回転体に生じさせることとなり、運動エネルギーは生じないこととなる。
本発明は、物体の体積を増減させる手段として、水圧を利用し、物体の体積変化をさせ、回転体を回転させることで、運動エネルギーを得る装置を提供する。
【解決手段】
水圧により、相対的に物体の体積を増加・減少させることにより、一定の体積を保つ物体との浮力差を生じさせ、運動エネルギーを得ることのできる、1/4周往復回転運動を特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転自由なシャフト(回転中心軸)12と、
前述のシャフト(回転中心軸)12の側面に、90度の角度をつけ放射状に取り付けた、2本のアーム4と、
前述の2本の各々のアーム4の側面上側に、外周部側の一端を固定し設置した、密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と、
同じく、前述の2本の各々のアーム4の側面下側に、前述のシャフト(回転中心軸)12側の一端を固定し設置した、密封された伸縮自在な断面積小の可動体1と、
前述の各々の密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と前述の各々の密封された伸縮自在な断面積小の可動体1の、固定されていない各々の他端と他端を、接続するために取り付けた、各々2か所の可動体接続プレート兼エアチューブ3と、
前述のシャフト(回転中心軸)12の、前述の2本のアーム4とは直線上反対の位置に、放射状に取り付けた、2本の体積固定体5と、
前述の2本の体積固定体5の外周側面で、その面の上側の位置に取り付けた、各々の2本の体積固定体ストッパー6と、
前述の2本のアーム4の、外周部側及び前述のシャフト(回転中心軸)12側に、取り付けた、それぞれの可動体伸縮ストッパー7と、
前述のシャフト(回転中心軸)12の、内部断面方向に取り付けた、可動体接続エアチューブ用滑車軸受け11と、
前述の可動体接続エアチューブ用滑車軸受け11の、中央に設置した、可動体接続エアチューブ用滑車軸10と、
前述の可動体接続エアチューブ用滑車軸10に取り付けた、可動体接続エアチューブ用滑車9と、
前述の可動体接続エアチューブ用滑車9の周りを巻くように設置し、前述の各々の可動体接続プレート兼エアチューブ3を接続するように取り付けた、可動体接続エアチューブ8と、
前述のシャフト(回転中心軸)12の回転を支える支柱13と、
前述の支柱13の、下部中央付近に取り付けた、体積固定体回転時固定ストッパー14と、
同じく、前述の支柱13の、前述の体積固定体回転時固定ストッパー14の左右の位置に、設置した、2か所の体積固定体回転時可動ストッパー15と、
前述の支柱13の底辺に、基礎として取り付けた、土台16とを備える装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水中等における物体の浮力の差を、運動エネルギーへ変換させようとする装置の開発に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水中等にある物体の浮力に差を生じさせるために、錘や浮子により物体の体積を変化させ、その体積差によって生じる浮力の差を、運動エネルギーとして取り出そうとする装置開発の試みがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【非特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、これらには次のような欠点がある。
錘や浮子等を使用し、水中等において、物体の体積を増減させることのできる装置を水中等にある回転自由な回転体に取り付けた場合、物体の体積増減により生じた浮力差による物体のモーメント力で回転させようとしても、錘や浮子等は、物体の体積増減による浮力差のモーメント力とは反対のモーメント力を回転体に生じさせることとなり、物体の体積増減によるモーメント力と錘および浮子等によるモーメント力は、つり合い、打ち消し、回転体は回転することができず、運動エネルギーは、生じることはなかった。
【0006】
今回、上述の課題を解決するために、錘や浮子等で物体の体積増減を行うのではなく、水圧等のみで物体の体積を増減させることとした。
本発明は、水圧等のみで体積の増減ができる物体と体積を固定した物体との体積差を、浮力モーメント力の差とし、その力を運動エネルギーへ変換させようとする装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
回転自由なシャフト(回転中心軸)12の側面に、2本のアーム4を90度の角度をつけ、放射状に取り付ける。
この2本のアーム4には、それぞれのアーム4の側面上側を、自由にスライドできるようにした、中が中空の密封された伸縮自在な断面積大の可動体2を設置し、アーム4の外周部側にある一端は、アーム4に固定する。
また、同じく、それぞれのアーム4の側面下側を、自由にスライドできるようにした、中が中空の密封された伸縮自在な断面積小の可動体1を設置し、アーム4のシャフト(回転中心軸)12側にある一端は、アーム4に固定する。
つまり、各々のアーム4に取り付けたお互いの密封された伸縮自在な断面積大の可動体2は、向かい合い、密封された伸縮自在な断面積小の可動体1は、その反対側に設置した状態となる。
【0008】
各々のアーム4に設置した、各々の密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と各々の密封された伸縮自在な断面積小の可動体1の、固定されていない各々の他端とを、中が中空で剛性のある可動体接続プレート兼エアチューブ3で接続し、一体化させる。
このことにより、各々の密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と密封された伸縮自在な断面積小の可動体1の、伸縮時における伸縮長さの総和は、一定とすることができる。また、中が中空の密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と同じく中が中空の密封された伸縮自在な断面積小の可動体1は、中が中空の可動体接続プレート兼エアチューブ3を介し、内部は同一空間となる。
【0009】
シャフト(回転中心軸)12の側面には、2本のアーム4とは直線上反対の位置に、2本の体積固定体5を放射状に取り付ける。
この体積固定体5の体積は、密封された伸縮自在な断面積大の可動体2と密封された伸縮自在な断面積小の可動体1の伸縮完了時における、相対的な体積大の状態及び相対的な体積小の状態との中間程度とする。
【0010】
2本のアーム4及び2本の体積固定体5を取り付けたシャフト(回転中心軸)12の回転時における超過回転を防止するために、各々の体積固定体5の外周側面で、その外周側面の上側の位置に、体積固定体ストッパー6を取り付ける。
(【0011】以降は省略されています)

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