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公開番号2024078278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190720
出願日2022-11-29
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20240603BHJP(信号)
要約【課題】運転者以外の乗員の感情に対して適切な制御を行うことができる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】本開示に係る車両制御装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、車両に乗車する搭乗者のうちの運転者以外の搭乗者である乗員の視線を含む乗員データを用いて、当該乗員の感情が不快であるか否かを推定し、当該推定結果に基づく車両制御を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
車両に乗車する搭乗者のうちの運転者以外の搭乗者である乗員の視線を含む乗員データを用いて、当該乗員の感情が不快であるか否かを推定し、
当該推定結果に基づく車両制御を実行する、
車両制御装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
前記乗員データに基づく推定結果が不快である場合に、当該乗員の感情が快に向かう車両制御を実行する、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記乗員の視線を検出し、視線の方向、または視線の動きに基づいて当該乗員の感情を推定する、
請求項2に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記乗員データとして、心拍、発汗および皮膚の抵抗の少なくともいずれか一つの生体データをさらに含み、
前記視線と、前記生体データとを用いて前記乗員の感情を推定する、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記車両制御として、運転制御に係る設定を変更する、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記車両制御として、レーダークルーズの車間距離を増大させる、
請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記車両制御として、運転支援の度合いを増大させる、
請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記車両制御として、前記運転者に、前記乗員が不快と感じていることを報知する、
請求項1に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転者または同乗者の感情を推定し、その推定結果に基づいて車両の走行を制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-98779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、運転者以外の乗員(以下、単に「乗員」ということもある)の感情は、運転操作の挙動に影響しないため、運転者と比較して把握し難くかった。乗員の感情を快適にさせる制御のため、乗員の感情を正確に把握することが求められていた。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、運転者以外の乗員の感情に対して適切な制御を行うことができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両制御装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、車両に乗車する搭乗者のうちの運転者以外の搭乗者である乗員の視線を含む乗員データを用いて、当該乗員の感情が不快であるか否かを推定し、当該推定結果に基づく車両制御を実行する。
この際、視線情報を説明変数、感情を目的変数とする教師データを学習して得られる学習済みモデルを用いることによって、一層高精度に感情を推定できる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、運転者以外の乗員の感情に対して適切な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両制御装置を備える車両の概略的な構成を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係る車両制御装置の各部における情報の流れを示す図である。
図3は、実施形態に係る車両制御装置が実行する車両制御方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態における車両制御装置について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る車両制御装置を備える車両の概略的な構成を示すブロック図である。図2は、実施形態に係る車両制御装置の各部における情報の流れを示す図である。図1に示す車両1は、HEV(Hybrid Electric Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、BEV(Battery Electric Vehicle)およびFCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)等が想定される。このほか、車両1は、例えば、先行車に所定の車間距離で追従しながら自動で速度を一定に維持可能なクルーズコントロール(Cruise Control)可能なものが想定される。
(【0011】以降は省略されています)

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