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公開番号2024068392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178807
出願日2022-11-08
発明の名称締結構造及びレンズ装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20240513BHJP(光学)
要約【課題】溝部により形成されるフランジ部を有し高い強度で締結を行うことができる締結構造及びレンズ装置を提供すること。
【解決手段】締結構造Tは、第1レンズ群を保持する第1レンズ保持部材108と、第2レンズ群を保持する第2レンズ保持部材106とが、ネジ152及びナット154で締結される締結構造Tであって、第1レンズ保持部材108は、溝部150により形成される、少なくとも3つ以上の第1フランジ部200を有し、第2レンズ保持部材106は、第1フランジ部200に対応する第2フランジ部202を有し、ネジ152は、第1フランジ部200の第1穴部156及び第2フランジ部200の第2穴部156に挿入され、ナット154は、溝部150の側面150aから突出したネジ152に締結する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1レンズ群を保持する第1レンズ保持部材と、第2レンズ群を保持する第2レンズ保持部材とが、ネジ及びナットで締結される締結構造であって、
前記第1レンズ保持部材は、溝部により形成される、少なくとも3つ以上の第1フランジ部を有し、
前記第2レンズ保持部材は、前記第1フランジ部に対応する第2フランジ部を有し、
前記ネジは、前記第1フランジ部の第1穴部及び前記第2フランジ部の第2穴部に挿入され、
前記ナットは、前記溝部の側面から突出した前記ネジに締結する、
締結構造。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記溝部の両側面の間隔aは、以下の(式1)を満たす請求項1に記載の締結構造。
a=b+c・・・(式1)
なお、上式において以下の値が用いられる。
b:前記ナットの長さ
c:前記ナットの長さ+α(αは正の任意の数)
【請求項3】
前記溝部は、前記ナットを締付工具で締め付ける回転量を確保した形状である請求項1に記載の締結構造。
【請求項4】
前記締付工具は、スパナである請求項3に記載の締結構造。
【請求項5】
前記第1レンズ保持部材は、前記第1穴部に対向する第3穴部を有し、
前記締付工具は、前記第3穴部を通して使用されるソケットレンチである請求項3に記載の締結構造。
【請求項6】
前記第1レンズ群は、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部とが締結された場合には、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との当接面を跨いで配置される請求項1に記載の締結構造。
【請求項7】
前記ネジは、両切りネジである請求項1に記載の締結構造。
【請求項8】
前記ネジの前記第2レンズ保持部材側の端部は、前記第2フランジ部で固定される請求項1に記載の締結構造。
【請求項9】
前記第1フランジ部は、前記第1レンズ群を跨いで、4箇所に各1つ配置される請求項1に記載の締結構造。
【請求項10】
前記第1レンズ群はマスタレンズ群を含み、
前記第2レンズ群はズームレンズ群及びフォーカスレンズ群を含み、
前記第1レンズ保持部材は前記第2レンズ保持部材よりも結像側に配置されて締結される、
請求項1に記載の締結構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、締結構造及びレンズ装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、2つ以上のレンズ保持部材からなるレンズ装置において、レンズ保持部材を接続する手法として、フランジ部を形成し、そのフランジ部を介してネジ等で締め付けることにより、レンズ保持部材を接続する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1では、レンズ保持部材のフランジ部をナット及びネジで締め付けられる構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-9124号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示の技術にかかる一つの実施形態は、溝部により形成されるフランジ部を有し高い強度で締結を行うことができる締結構造及びレンズ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様である締結構造は、第1レンズ群を保持する第1レンズ保持部材と、第2レンズ群を保持する第2レンズ保持部材とが、ネジ及びナットで締結される締結構造であって、第1レンズ保持部材は、溝部により形成される、少なくとも3つ以上の第1フランジ部を有し、第2レンズ保持部材は、第1フランジ部に対応する第2フランジ部を有し、ネジは、第1フランジ部の第1穴部及び第2フランジ部の第2穴部に挿入され、ナットは、溝部の側面から突出したネジに締結する。
【0007】
好ましくは、溝部の両側面の間隔aは、以下の(式1)を満たす。
a=b+c・・・(式1)
なお、上式において以下の値が用いられる。
b:ナットの長さ
c:ナットの長さ+α(αは正の任意の数)
【0008】
好ましくは、溝部は、ナットを締付工具で締め付ける回転量を確保した形状である。
【0009】
好ましくは、締付工具は、スパナである。
【0010】
好ましくは、第1レンズ保持部材は、第1穴部に対向する第3穴部を有し、締付工具は、第3穴部を通して使用されるソケットレンチである。
(【0011】以降は省略されています)

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