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公開番号2024060032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024037144,2023506263
出願日2024-03-11,2020-08-06
発明の名称上りリンクデータの送信方法、装置及びシステム
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20240423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明は上りリンクデータの送信方法、装置及び通信システムを提供する。
【解決手段】該方法は、端末装置がPUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPに基づいて確定される(derived)。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上りリンクデータを送信する通信装置であって、
PUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信することができる送信部と、
前記送信部がinter-slot frequency hoppingの方式で周波数ホッピングを行うように制御することができる制御部と、を有し、
前記上りリンクデータの複数のノミナルレペティションが少なくとも2つのTRP(Transmission and Reception Point)に関連している、
通信装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
指示情報を受信する受信部をさらに含み、
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータのRV(Redundancy Version)を指示する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記指示情報はDCI(Downlink Control Information)シグナリング又はRRC(Radio Resource Control)シグナリングに含まれる、
請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記TRPは、伝送設定指示状態、空間関係、参照信号、参照信号組、SRSリソース組、空間ドメインフィルター、パワー制御パラメータ、及びタイムアライメン(TA)に関する1組のパラメータのうちの少なくとも1つと同等である、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
上りリンクデータを受信する通信装置であって、
inter-slot frequency hoppingの方式で周波数ホッピングが行われ、PUSCH repetition type Bの方式で送信された上りリンクデータを受信することができる受信部を有し、
前記上りリンクデータの複数のノミナルレペティションが少なくとも2つのTRP(Transmission and Reception Point)に関連している、
通信装置。
【請求項6】
指示情報を送信する送信部をさらに含み、
前記指示情報は前記2つのTRPのうちの1番目のTRPに関連している上りリンクデータのRV(Redundancy Version)を指示する、
請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記指示情報はDCI(Downlink Control Information)又はRRC(Radio Resource Control)シグナリングに含まれる、
請求項6に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信の技術分野に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
URLLC(Ultra Reliable Low Latency Communications)業務(サービス)の高信頼性と低レイテンシのニーズを同時に満足するために、NR Rel-16(新無線リリース16)には対応する上りリンクデータの送信メカニズムが導入されており、該メカニズムはより更柔軟な上りリンクデータ送信をサポートし得るため、低レイテンシの方式で上りリンクデータを送信するように確保できる。
【0003】
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確かつ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈してはならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者が次のようなものを発見した。即ち、NR(New Radio、新無線)は52.6GHzまでのキャリア周波数をサポートし得る。キャリア周波数が比較的高いときに、高周波信号の回折能力が比較的低いため、障害物によってブロッキング(blockage)されやすい。伝送径路がブロッキングされるときに、対応する伝送チャネル品質が著しく低下する。これによって、伝送信号の信頼性の低下及び/又は伝送レイテンシの増加を招くことがある。これはURLLC業務にとって非常に不利である。特に、信号のブロッキングが一定程度深刻になると、現在進行中のURLLC業務は強制的に中断や失敗する可能性がある。何故なら、既存の上りリンクスケジューリングメカニズムを適用する場合、端末装置が通信リンクを回復(復元)するために最速でも数十ミリ秒かかり、対して、URLLCの通信レイテンシが通常、数十ミリ秒よりも遥かに小さいことを要するからである。そのため、リンク失敗後に、伝送中のURLLC業務パケットは通信リンクの回復の前にタイムアウトによって失敗してしまう。
【0005】
上述の高周波数伝送チャネルの不安定性の上りリンクデータ送信への影響を低減するために、1つの実行可能な方法として、上りリンクデータを空間ダイバーシティの方式で送信するものがある。つまり、UE側では同じデータが異なる空域(空間領域)径路を経由して(又は「異なるTRP(transmission and reception point)を経由して」といっても良い)基地局に到達し得る。このようにして、1つの径路にブロッキングが発生した場合でも、他の径路が依然として引き続きワーキングできるため、上りリンクデータの高信頼性を保証し、かつチャネルの不安定性の伝送レイテンシへの影響を効果的に低減できる。
【0006】
また、併合利得(merge gain)を向上させるために、データの送信は通常、特定のRV(redundancy version(冗長バージョン))に対応し得る。しかしながら、データがマルチTRPを経由して送信されるときに、対応するデータ送信と冗長バージョンとの間の関係、特に、PUSCH repetition type A又はPUSCH repetition type Bの方式でのデータ送信と冗長バージョンとの間の関係を指示し得る方法は存在しない。
【0007】
また、上りリンクデータ送信について言えば、送信時に周波数ホッピング(frequency hopping)を行うことにより、周波数領域ダイバーシティ利得を効果的に利用し、システムパフォーマンスを向上させることができる。しかしながら、今のところ、マルチTRPのシナリオにおいて、特に、PUSCH repetition type A又はPUSCH repetition type Bの方式で異なるTRPに上りリンクデータを送信するシナリオにおいて、上りリンクデータの周波数ホッピングを実現し得る方法は未だにない。
【0008】
上述の問題のうちの少なくとも1つ又は他の類似問題を解決するために、本発明の実施例は、上りリンクデータの送信方法、装置及びシステムを提供し、これにより、上りリンクデータがマルチTRPを経由して送信されるときに、対応するRVに従って送信されることで、上りリンクデータ送信の信頼性を向上させることができ、又は、対応する周波数ホッピングパターン(frequency hopping pattern)に従って送信されることで、上りリンクデータ送信が周波数領域ダイバーシティ利得を十分に利用するようにさせることができるため、信頼性を向上させることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施例の一側面によれば、上りリンクデータの送信方法が提供され、前記方法は、
端末装置がPUSCH repetition type Bの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPにより確定される(derived)。
【0010】
本発明の実施例のもう1つの側面によれば、上りリンクデータの送信方法が提供され、前記方法は、
端末装置がPUSCH repetition type Aの方式で上りリンクデータを送信し、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会が2つのTRPに関連していることを含み、
そのうち、前記上りリンクデータの少なくとも1つの伝送機会のRVは前記2つのTRPにより確定される(derived)。
(【0011】以降は省略されています)

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