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公開番号2024067990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178464
出願日2022-11-07
発明の名称生成プログラム、生成方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06T 7/00 20170101AFI20240510BHJP(計算;計数)
要約【課題】現場での行動検知の精度を向上させることを課題とする。
【解決手段】情報処理装置は、人物の行動の要素を示すルールを特定する。情報処理装置は、特定したルールに合致した姿勢を示す人物のモデルを生成する。情報処理装置は、カメラパラメータを用いて、画像データの中に人物のモデルが配置された合成データを生成する。防犯やリテール、製造、業務効率化など、様々なシーンに適した映像分析ソリューションを提供できる。
【選択図】図27
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
人物の行動の要素を示すルールを特定し、
特定した前記ルールに合致した姿勢を示す人物のモデルを生成し、
カメラパラメータを用いて、画像データの中に人物のモデルが配置された合成データを生成する、
処理を実行させることを特徴とする生成プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
生成された前記合成データを機械学習モデルに入力することで、前記ルールに合致する条件を前記機械学習モデルが示すか否かを判定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の生成プログラム。
【請求項3】
前記判定する処理は、
前記合成データを機械学習モデルに入力して得られた前記機械学習モデルの出力結果が、前記ルールに合致する条件を示さない場合に、前記合成データを用いて、前記機械学習モデルの訓練を実行する、ことを特徴とする請求項2に記載の生成プログラム。
【請求項4】
前記判定する処理は、
画像データ内の人物を検出する人物検出モデル、画像データ内の人物の属性を推定する属性推定モデル、画像データ内の人物の骨格情報を推定する骨格推定モデルのそれぞれに、前記合成データを入力し、
前記合成データの入力に基づく出力結果に基づき、訓練対象のモデルを決定する、ことを特徴とする請求項3に記載の生成プログラム。
【請求項5】
前記特定する処理は、
行動毎に人物が行動する領域と人物が行動するときの姿勢とを規定した複数のルールから、指定された条件に応じたルールを特定し、
前記モデルを生成する処理は、
前記指定された条件に応じたルールに規定される姿勢を示す前記人物のモデルを生成し、
前記合成データを生成する処理は、
前記画像データ内の前記指定された条件に応じたルールに規定される領域に、前記カメラパラメータを用いて前記姿勢を示す前記人物のモデルを配置した前記合成データを生成する、ことを特徴とする請求項4に記載の生成プログラム。
【請求項6】
前記合成データを生成する処理は、
異なる各場所を撮影した複数の画像データそれぞれから、各画像データにおいて人物が行動する領域を特定し、
前記複数の画像データから、前記指定された条件に応じたルールに該当する画像データおよび前記領域を選定し、
選定された前記画像データ内の前記指定された条件に応じたルールに規定される領域に、前記カメラパラメータを用いて前記姿勢を示す前記人物のモデルを配置した前記合成データを生成する、ことを特徴とする請求項5に記載の生成プログラム。
【請求項7】
前記合成データは、前記画像データの中に設定されるROI(Region Of Interest)に、前記ルールに基づく特定の行動を行う3Dアバターを配置した画像である、
ことを特徴とする請求項1に記載の生成プログラム。
【請求項8】
コンピュータが、
人物の行動の要素を示すルールを特定し、
特定した前記ルールに合致した姿勢を示す人物のモデルを生成し、
カメラパラメータを用いて、画像データの中に人物のモデルが配置された合成データを生成する、
処理を実行することを特徴とする生成方法。
【請求項9】
人物の行動の要素を示すルールを特定し、
特定した前記ルールに合致した姿勢を示す人物のモデルを生成し、
カメラパラメータを用いて、画像データの中に人物のモデルが配置された合成データを生成する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生成プログラム、生成方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
映像データを用いた行動認識として、映像データ内の人物検出、属性検出、姿勢推定などの技術が知られている。例えば、店舗内や工場内を撮像した映像データを機械学習モデルに入力し、機械学習モデルの出力結果を取得する。そして、機械学習モデルの出力結果を用いて、不審者の検出、体調不良者の検出、不審な行動の検出などが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-173903号公報
特開2013-50945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、行動認識を行う現場環境における特殊な服装、カメラ歪み、設置位置などの様々な条件により、行動認識の精度が落ちることがある。
【0005】
例えば、訓練データに含まれていない、もしくは少量の訓練データにしか含まれていない服装、カメラに対する向き、姿勢などについては、行動認識の精度が低下する。また、現場環境では物体と物体、物体と人物、人物と人物などのように、様々な重なり(オクルージョン)が発生し、行動認識の精度が低下する。
【0006】
一つの側面では、現場での行動検知の精度を向上させることができる生成プログラム、生成方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の案では、生成プログラムは、コンピュータに、人物の行動の要素を示すルールを特定し、特定した前記ルールに合致した姿勢を示す人物のモデルを生成し、カメラパラメータを用いて、画像データの中に人物のモデルが配置された合成データを生成する、処理を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
一実施形態によれば、現場での行動検知の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施例1にかかる情報処理装置を説明する図である。
図2は、実施例1にかかる情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
図3は、3D生成モデルの訓練を説明する図である。
図4は、領域抽出モデルの訓練を説明する図である。
図5は、骨格推定モデルの訓練を説明する図である。
図6は、3Dアバターの生成を説明する図である。
図7は、歩行の動作判定を説明するための図である。
図8は、フレームから生成される3Dアバターの一例を示す図である。
図9は、3Dアバターの歩行姿勢を匿名化する処理を説明するための図である。
図10は、セマンティックセグメンテーションによる注目領域の検出を説明する図である。
図11は、骨格推定モデルを用いた動作解析を説明する図である。
図12は、トラッキングによる基準方向の設定を説明する図である。
図13は、クラスタリングを説明する図である。
図14は、クラスタの抽出を説明する図である。
図15は、注目領域の抽出を説明する図である。
図16は、セマンティックセグメンテーションの実行結果への基準線の設定を説明する図である。
図17は、基準線に基づくクラスタリングを説明する図である。
図18は、ラベル修正を説明する図である。
図19は、商品棚エリアの設定を説明する図である。
図20は、合成データの生成を説明する図である。
図21は、合成データの生成を説明する図である。
図22は、カメラパラメータの推定を説明する図(1)である。
図23は、カメラパラメータの推定を説明する図(2)である。
図24は、カメラパラメータの推定を説明する図(3)である。
図25は、各種モデルの訓練への適用を説明する図である。
図26は、実施例1にかかる合成データの生成処理の流れを示すフローチャートである。
図27は、実施例2にかかる情報処理装置を説明する図である。
図28は、実施例2にかかる情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
図29は、行動ルールDBを説明する図である。
図30は、行動ルールに基づく合成データの生成を説明する図である。
図31は、実施例2にかかる合成データを用いた機械学習モデルの評価処理の流れを示すフローチャートである。
図32は、3Dアバターの配置例を説明する図である。
図33は、ハードウェア構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願の開示する生成プログラム、生成方法および情報処理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、各実施例は、矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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