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公開番号2024058853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166222
出願日2022-10-17
発明の名称プラズマ照射装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H05H 1/26 20060101AFI20240422BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】プラズマを照射する部位を交換可能とし、且つプラズマ照射装置からプラズマが照射されやすくする。
【解決手段】プラズマ照射装置100は、先端部に向かってガスを誘導するガス誘導路22と、ガス誘導路22内でプラズマを発生させる放電部23と、を有する。プラズマ照射装置100は、把持部として機能する基部15と、基部15に対して着脱可能に取り付けられる着脱部品12と、を備える。着脱部品12は、ガス誘導路22の先端部と、放電部23と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
先端部に向かってガスを誘導するガス誘導路と、
前記ガス誘導路内でプラズマを発生させる放電部と、を有するプラズマ照射装置であって、
把持部として機能する基部と、
前記ガス誘導路の前記先端部と、前記放電部と、を有し、前記基部に対して着脱可能に取り付けられる着脱部品と、を備える
プラズマ照射装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記放電部は、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極との間に介在する誘電体層を含む誘電体、のみによって構成され、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることに応じて前記ガス誘導路内でプラズマを発生させる
請求項1に記載のプラズマ照射装置。
【請求項3】
前記放電部は、前記着脱部品における前記先端部側に配置される
請求項2に記載のプラズマ照射装置。
【請求項4】
前記着脱部品は、前記放電部の先端面を覆う絶縁性の先端保護部を有する
請求項3に記載のプラズマ照射装置。
【請求項5】
前記誘電体の先端は、前記第1電極及び前記第2電極のいずれよりも前記先端部側に配置され、前記着脱部品の先端に露出する
請求項3に記載のプラズマ照射装置。
【請求項6】
前記放電部は、前記ガス誘導路の少なくとも一部を構成する中空状をなし、
前記着脱部品は、前記放電部の外周を覆う絶縁性の外周保護部を有する
請求項2に記載のプラズマ照射装置。
【請求項7】
前記ガス誘導路は、前記基部に設けられる第1流路と、前記着脱部品に設けられる第2流路と、を有し、
前記プラズマ照射装置は、前記第1電極に電気的に接続される第1配線と、前記第2電極に電気的に接続される第2配線と、を有し、
前記第1配線は、前記基部に設けられる第1導電路と、前記着脱部品に設けられる第2導電路と、を有し、
前記第2配線は、前記基部に設けられる第3導電路と、前記着脱部品に設けられる第4導電路と、を有し、
前記基部は、前記着脱部品に接続される第1コネクタ部を有し、
前記着脱部品は、前記第1コネクタ部に接続される第2コネクタ部を有し、
前記第1流路の一端、前記第1導電路の一端、及び前記第3導電路の一端は、それぞれ前記第1コネクタ部に設けられ、
前記第2流路の一端、前記第2導電路の一端、及び前記第4導電路の一端は、それぞれ前記第2コネクタ部に設けられ、
前記第1コネクタ部に前記第2コネクタ部が接続されたときに、前記第1流路から前記第2流路にガスを供給可能な状態となり、前記第1導電路に前記第2導電路が電気的に接続され、前記第3導電路に前記第4導電路が電気的に接続される
請求項2に記載のプラズマ照射装置。
【請求項8】
前記基部は、入力電圧を昇圧して昇圧した電圧を前記放電部に印加する昇圧回路部を有する
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプラズマ照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマ照射装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラズマを照射するプラズマ照射装置が開示されている。プラズマ照射装置は、歯科治療などの手術に用いられる。プラズマ照射装置におけるプラズマを照射する部分の周辺では、照射対象からの飛散物が付着しやすい。しかし、特許文献1では、プラズマ照射装置におけるプラズマを照射する部分を含むノズルが、着脱可能となっている。このため、照射対象からの飛散物がノズルに付着しても、ノズルだけの交換が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-10770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の構成では、プラズマ発生部からノズルの先端(プラズマを照射する部位)までの距離が長くなりやすく、当該距離が長くなると、ノズルの先端(プラズマを照射する部位)からプラズマが照射されにくくなる。
【0005】
本発明は、プラズマを照射する部位を交換可能とし、且つプラズマ照射装置からプラズマが照射されやすい技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
〔1〕本開示のプラズマ照射装置は、
先端部に向かってガスを誘導するガス誘導路と、
前記ガス誘導路内でプラズマを発生させる放電部と、を有するプラズマ照射装置であって、
把持部として機能する基部と、
前記ガス誘導路の前記先端部と、前記放電部と、を有し、前記基部に対して着脱可能に取り付けられる着脱部品と、を備える。
【0007】
上記プラズマ照射装置は、放電部でプラズマ化したガスが、プラズマ照射装置のガス誘導路の先端部から、照射対象に向けて照射されるが、照射対象からの飛散物が付着しやすい上記先端部を有する着脱部品を交換することができる。しかも、放電部が着脱部品側に配置されるため、放電部から上記先端部までの距離を短くすることができる。したがって、この構成によれば、プラズマを照射する部位が交換可能となり、且つガス誘導路の先端部からプラズマが照射されやすくなる。
【0008】
〔2〕前記放電部は、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極との間に介在する誘電体層を含む誘電体、のみによって構成され、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧が印加されることに応じて前記ガス誘導路内でプラズマを発生させてもよい。
【0009】
この構成によれば、放電部を、第1電極と第2電極と誘電体とによって構成される簡素な構成とすることができる。
【0010】
〔3〕前記〔2〕のプラズマ照射装置において、前記放電部は、前記着脱部品における前記先端部側に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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